いにしえの伽藍の、そのひとつさえ楽しむこともなく、
スタジアムから徒歩で15分離れた駐車場利用におかんむりの家人を、
道の駅の、グレードアップ版のようなお店でのショッピングを活用しては、なだめつつ、
凱光のバック転を真似したわけでもないが、こっちは、いつもとおり、とんぼ返りの奈良行きでありましたけれど、
さて、ゲームは、
2 – 0 の勝利。
アウェイ3連戦では 2勝したい、が僕の胸算用だから、次戦に期待が膨んで、
これで長良川に参集する山雅ファン&サポーターの動員と高揚にもはずみがついたのではないか。
ゲームの出来として、PKの1点だけじゃああんまりだ、と思っていたので、
村越 凱光の、目の醒めるようなゴールで仕上げたことで溜飲も下がった、と言えましょう。
ロートスタジアム界隈には、
Jリーグ初参戦の喜びとワクワクが満ち満ちていて、ゲーム運営はいまだ、多く手探り、手作り感が否めずも、しかし、そんな身の丈風情がまた初々しく。
とは言いながら、スタグル店舗内容の良質はかなりのもので、
チーム強化に加え、これら周辺舞台が、より整っていけば、かなり有望な将来があるクラブ、という印象でありました。
で、山雅における変容の正体とは、なにか?
酷な言い方にはなるが、これだけの力量差があれば、ああ、あれをやりたいんだな、とわかるものの、そのクオリティの本質は、どうしても相対絵図の中にかき消えてしまう恨みがあるので、
そこは、これからのゲームを積む中で確かめていくとして、
まづは、相手がどうのこうのでないところでの、自身の変化の〈しっぽ〉を、ここでは、ご紹介。
これは、DAZN観戦では、決して目にできないことなので、
萬年が、特に強調しておきたい部分。
それは、ゲーム前の、ピッチ内練習の、仕上げ方に在った。
守備陣と、攻撃陣が半々に分かれる格好で、ハーフピッチの、全幅を使っての、実戦さながらのプラクティスなんであります。
従来は、2、3人がアトランダムに絡んでやっていたことを、組織だって(=チームとして) 繰り返す。
たとえば、攻撃だと、サイドからクロスを投入して、ツートップに見立てた? フォワードがシュートまで完遂する、といった流れを繰り返す。
こういう光景は、2019年当時、F.マリノスが採り入れていたのを想い出すが、
ほぼ実戦形式の、真剣と緊張による準備というのは、実に、好ましき、確かな変容ではありませんか。
では。