
……と言っても、
はたして?
昨秋、庭のすみに植えた球根の品種が、〈カサブランカ〉 であったのかどうかも、自信がないのであります。
今を盛りの花々を、
グーグルレンズを使って調べてみても、
答えが、その都度(画像によって?)、違っていたりする。
だから、こうなれば、品種はどうでもよいのでありまして、
僕の誤算は、次の一点に尽きる。
すなわち。
ユリは美しく開花したものの、すべてが天を仰ぐように上向きで、
僕が期待していたように、うつむきに咲かない。
さて。
新約聖書、マタイによる福音書6章の一節には、
〈野の百合を見よ。ソロモンの栄華の極みの時だにも、その装いこのひとつの花に及ばざりき〉と。
これを下敷きにした、
映画〈Lilies of the Field〉(邦訳 『野のユリ』 1963年 米国) は、
シドニー ポワチェが、オスカー(主演男優)を獲ったコメディー。
その中で歌われるゴスペルが〈Amen〉で、
これを、インプレッションズが、カヴァーした。
……とだらだらと、つづいていくわけでして、
要は。
ユリの花が上下どっちを向いて咲こうが、取るに足らないこだわりに過ぎず、
ソロモンの栄華をはるかに超えた豊かさを、いま、感じさせてもらっているのです。
感謝。
では。





