言葉の重み ふたつ。

ふだん、軽々しく言葉を吐いて生きている僕が、このような話題を語るのは、心苦しい。

でも、

コトバに、言の〈葉っぱ〉をあてた昔の人は、言葉の持つ、いい加減なはかなさを知っていたのだろう。

と、これも、いいわけです。

ところで。

山雅のゲーム裏事情を、インサイドと題して、マメに更新してもらえるのは、まことにありがたいことで、広報担当氏の仕事ぶりには感謝している。

その中で、勝ったゲームの事後ミーティングだと、

石﨑さんが、最後に、おめでとう!、と選手をねぎらうシーン。

あれは、いい。

さらり、としているけど、言葉に重みがあるよね、

あくまで、ピッチで戦った者たちを主人公と考える、といった。

リーダーは好かれる必要はないけれど、あれだと、指揮官についていく気持ちになるに違いない。

さて、別の話題。

公報まつもとの 10月号は、

最近逝去された (と僕はメディアの活字で知ったに過ぎないが)

草間 彌生氏の画業を、巻頭特集に組んだ。

そこでは、氏を、〈前衛芸術家〉と紹介。

これなどは、まるっきり、世評の記事からの受け売りだろうけれど、

草間氏が、生前、その名刺に、この肩書を刷っていたのならそうお呼びしても失礼には当たらない。

けれど、作品における思想性の皆無(それが悪いわけではない)から言っても、

ポップアーティストが、もっとも適切な扱いではなかろうか。

(もちろん、僕は、ポップアート全般を評価はする)

思えば、

かつては、前衛芸術という言葉をよく目にした。

が、マルキシズムの退潮と同期するがごとく、すくなくとも僕の辞書からは消去されて久しい。

それでも、

あえて、前衛芸術家の名にふさわしい名をあげるとしたら、

エドアール マネ(1832~1883年、仏画家)くらいかな。

では。

さて、これから この先。

― じゃあ、勝って、この先、どうなるのよ?

家人に言われて、ルヴァン杯の組み合わせ等を、あらためてキチンと見返すと……、

そうか、次ステージに到達するには、4回戦まで行かねばならぬのだ。

遠いことゆえ、考えてもおりませんでした。

で、次の3回戦は、(2回戦を勝った)サンフレッチェ広島、とやるのです。

ここまで来てやっと、名実ともに一線級のところと対戦できる……。

❶日にちは、10月14日(水)で、ナイトゲーム。

❷ホームアルウィンでの開催 ☞ なんと魅力な入場料収入よ!!!

❸そこから中三日で、アウェイ長野戦が待つとは。

❹いまだかつて、勝利したことのない広島と、
その地出身の指揮官を擁して、どうやって戦うのか。
もしも、GK大内だったら、その牙城をいかに落とすか。

個人的には、田中ソラに期待大、なんせ、レンタル契約上、アレンは出られませんから。

この際、連戦が、チームコンディションに不利という弱音は、けっこう分厚いスカッドを擁する我が山雅では、心配無用、と考えないと。

ルヴァン杯、ここまでは、

2部リーグで、ジュビロと鳥栖、3部リーグでは、ガイナーレと山雅。

この計4つが、残った。

その鳥取と、この週末にやるなんてのは、それこそ、天の配剤、と申せましょう。

ゲームに関する注文とは(プレビュウに代えて)……、

中盤を締めて、そこで自由にやらせず、こっちが、そこでボールを活かすこと。

ロングボールを上手く織り交ぜて、相手ゴールに向かおう。

……高野の怪我を心配しつつも、鳥取戦になだれ込みましょう。

では。

遙かなる 新潟。(ルヴァン杯アルビレックス戦レビュウ❷)

……そういうわけで、新鮮なメンツの組み合わせの中でやった新潟戦は、

もちろん、がっかりすることなく、ずいぶん楽しめた。

Don’t Let Me Down、が、いい意味、裏切られた内容でした。

挙げればキリがないけれども……、

❶一年ぶりの航立は、チームにしっくりと溶け込んでいるし、

❷野田と北爪でつくる右サイドは、落ち着きがあって、相手をダマすプレイと連携で魅せた。

❸九乗は、投入されなかったけれど、ピッチ練習をみた限りでは、個性的なプレイスタイルをおもわせて、期待が増す。

❹最終ラインを高く保つ意識はかなり高まっていて、自陣における相手セットプレイ時のライン設定は、かなり高い。
あとは、流れの中で、押し込まれてから、攻撃に反転したい場合。
そのラインを、勇気をもってサッサとあげること、これが、課題。

❺高麗のロングフィードは、精確。

❻特筆すべきは、新潟キックオフでゲーム開始の際、
山雅の陣形全体が、スッと左に寄ったこと。こういうところに、細かなスカウティングを感じた。……などなど。

他方、新潟。

いつか、ビッグスワンで、再びまみえることができればよいが、

その日には、上越の軍ちゃんに立ち寄ってみたいな、などと不謹慎な思いで、観ていたけれど、

空いた中盤でボールを受けると、そこからスパン!、と鋭い縦パスを通すとか、

#9 みたいに、ディフェンダーを背負ってでも、ボールを受ければシュートまで持っていける屈強なフォワードの存在。

あるいは、手馴れた、4バックによるライン形成。

さらに、レギュラーメンバーを順次4人投入してきた後半の、サイドを使った攻撃圧の高まり。

これらは、すべて、おミゴトだった。

けれど。

上手いとは感ずるが、そこには、こっちがをドキドキさせる〈怖さ〉に、なお乏しい……そんな印象。

最後におまけ。

88分、

相手のクロスが、ペナルティエリアにいた金子 光汰の手に当たった件。

遠目にも、手をボールが直撃したことは、明白だった。

だが。

間近で目撃した主審が、直後、毅然とコーナーキックを宣していることから、なんらかの基準に沿って、ファールを採らなかったことが知れる。

素人の僕の推定だと、

金子の動作の中で、体勢を維持するために自然に伸ばした手に当たったもの、と認定、非ファールとした、のではないか。

まぁ、新潟側としては、今後の予防線と、不満な気持ちの表明をするのが、ひとつの儀礼でもあろうから、そうとう執拗な抗議をしていた模様。

でも、ゲーム終了が宣されて引き上げる審判団を、5~6人で囲んでやるのは、威嚇的で、穏やかでない。

アルビレックスは、

一年でのトップリーグ昇格を期すリーグ戦を戦っているようなので、

もちろん、野澤社長には恩義があるから、ご健闘を祈りますけれど、

まさかとは思うが、もしも、指揮官がインタビュウなどで、あのジャッジを未練がましく云々しているようでは、衝くところを逸している。

あれだけ山雅に押し込まれたことと、
最後まで、消化不良な攻撃で終わったこと、自省すべきは、そこでしょう。

3部リーグ下位のチームとの対戦、と思って、プライドで目が曇ると、ロクなことがないのかも。

では。

確かなる 強化の歩み (ルヴァン1st 2回戦vs新潟レビュウ❶)

#15 高野による、まさかっ! そこで撃つかい?

と、ピッチにいた他の21人が思ったであろう、圧巻のゴールを守り切って、

しかも、露骨な時間稼ぎをするでもなく、かつ、守備的な態勢に入るでもなく、☜ここ大切。

1 – 0 の勝利。

全体がせり上がって攻撃に向かう際の、

ペナルティエリア近くでまとわりついてくる相手ディフェンダーを、

置き去りにする工夫、あるいは、はがす工夫を、もっと究めれば、

あと、2ゴールは積めた、と思う。

これで。

開幕2か月で、公式戦10ゲームを消化して、その戦績が、

3勝 5分 2敗だから、最上ではないけれど、強欲な心をつつしめば、

まぁまぁの出来ではあるまいか。

で。

9月という線上に、点(各ゲーム)を並べてみれば、

ルヴァン1回戦(湘南にドローPK勝利) のスタメンからは、7名が抜擢されて、

熊本、栃木SCと、2戦連続同じスタメンで戦って、1勝 1分。

昨夜の2回戦では、

今度は、敗戦となった相模原戦のスタメンから、6名が選抜されて戦って、勝利。

それも、勝ちにふさわしい、積極性に満ちた好ゲームを展開した。

……なにが、言いたいのか?

つまりですね。

ターンオーヴァーが、単なる、リーグ戦の疲弊回避的なものでなくて、

チーム内の競合と競争心のためと、チーム総力アップに巧く運用されているのだ。

誰が出て来ても、山雅流サッカーをやり切れる、ここがポイント。

アルウィンで共闘した昨夜のファン&サポーターへの、ルヴァン杯における、いちばんのご褒美は、

そこのガッテン承知に在った、と思います。

では。

売り出せ ルヴァンで。(1stステージ2回戦を迎え)

もちろん、勝ちにいく。

しかも、(予報からすると)

良好なピッチと、せめて少雨の中、プレイできれば、なお、グッド。

 

栃木SC戦レビュウで、書き忘れたこと、それは、

あのゲームでは、

前節の熊本戦と、まったく同じスタメンで戦ったことで明らかで、

チームメイトのプレイ特性への理解が、互いに深まりつつあり、

たとえば、セットプレイの精度は高まっている。(キッカーも豊富)

けれど、それでも、

山雅は、いままでに積んだ既成路線のサッカーをやっている、と思う。

もちろん、それは、徹底的に追求すべきもの。

で、今夜のルヴァン杯。

週末のホーム鳥取戦をみすえれば、

大幅なターンオーヴァーは、必至だろうし、

であるからこそ、

僕らが注目すべきは、1回戦のベルマーレ戦が、まさにそうであったように、

アルビレックス戦で、現在のレギュラーメンバーの座を脅かすような選手が名乗りを挙げること。

それが、リムや、航立、ではあるまいか。

山雅サッカーに、主人公として溶け込めるチャンス。

それをモノにしてもらいたい。

勝敗はともかく、その部分では、〈がっかりさせないで〉。

では。