みっつの勝因 (栃木SC戦レビュウおしまい)

ココロはすでに、中二日のルヴァン杯(vsアルビレックス)と、そこから中三日のホーム鳥取戦に向かっている。

けれども、いちおう、振り返ってだけおきます、

ざっくりと、勝因をいくつか。

❶サッカー流儀がハマった、幸福な循環。
山雅は、センターバックからのロングフィードを入れ、それを前線がおさめるか、はねかえしのボール回収を狙う。
かつ、前線からマメにプレスして奪うか、あるいは苦し紛れの蹴り出しを回収して、前進する。
その際、ボランチ、下がってきたシャドウや、ツートップがパス交換で、ゴールへと迫る。
いわば、ハイブリッド攻撃。

ゲームを重ねてプレイぶりに精彩を加える力安。
パスで展開をはかるカネショー、それに運動量に強みを持つ、佐藤、ソラ、こういうメンツが効いた。

この方式が、
基底でボールを回し、かつ、屈強なワントップにロングボールを入れる栃木スタイルに、うまくハマって、こっちに、ボール回収ができる好循環の中でゲームを進められた。

❷同点とされた(73分)後、心理的に崩れたりすることなく、沈着にプレイを続けたこと。
その中には、冷静にレッドカードをもらった野田のディフェンスが含まれる。

栃木が、ひとり多い局面を有利に使うサッカーをしなかったことにも助けられたけれど、

これを、最後までゲームを棄てなかった執念と診るのは、自分の心象を押し付ける間違いであって、
(山雅はいつも、90分諦めないチーム)

いつもならば、同点にされたり先行された際に、焦りがプレイに浮かぶ山雅の姿は、このゲームにはなかった。

ジャッジに罵詈雑言を放って、なんと、ベンチプレイヤーがカードをもらった栃木とは、かなりの好対照だった。
(双方にストレスがあったジャッジだったとしても)

❸采配により、左右ウイングバックがリメイクされたこと。
高野が途中投入されて、右に配され、樋口が左に回った。

これで、右サイドの幾度もの突貫の結果、ファールが獲られ、
ファーから2番目の左で、高野からのボールを待ち構えた樋口が、ヘッドで値千金のゴールを決める。

……以上、両者の間に、さまざまの伏線が横たわった面白いゲームだった、としておきます。

では。

やりたい放題で気がひける(2026.9.26栃木SC戦レビュウさわり)

後半アディショナルタイム。

#40 樋口のヘディングシュートで突き放して、2 – 1 の勝利。

10分近いアディショナルタイムを、10人で、よく耐えました。

DAZNをひとり観戦の時は、臨場感には欠けるけれど、

自分の感覚を大事にしたいので、僕は、音声を消すことが多い。

昨夜もそうしていて、ゲーム終了後になって、ミュートを解除した。

すると。

平山氏の実況で、

山雅についての知識が、とどまることなく、ほとばしるようにかぶさって、

アウェイのゴール裏と、そこに挨拶する山雅のプレイヤーたちを映し出す。

これじゃあ、まるで、我らがホームのような扱い。

さらに、樋口は、勝利インタビュウを、ありがとうございます、と

自分から締めてしまう。

さらにさらに、ハイライト映像をみたら、

平山氏、ゴール時に、〈山雅劇場〉を連呼しているではないか。

としたら、栃木の#10五十嵐 太陽のドリブルシュートの際も、

〈五十嵐ショー〉と称賛してこそ、フェア。

たとえ、こっちは勝ったからといって、

落胆に沈む(はずの)栃木ファン&サポーターの心情を思えば、

こんなにやりたい放題でよかろうはずはない、と謙遜な僕は、つい思ってしまうんですよね。

もちろん、平山氏も樋口も、責める気は、毛頭ありませんけどね。

では。

なにも足さない,なにも引かない (栃木SC戦プレビュウ)

リーグ戦も、これで、5分の1を消化する。

明日は、第8節の、アウェイ北関東。

チームは、すでに移動を終えて、宇都宮入りのはず。

いままで、くどいくらいに議論してきたつもりなので、

特に、新奇なことは言わないし、ここで指摘しない事項がどうでもいい、というわけでもない。

……そのココロを、かつてどこかで聞いたCMのコピーをいただいて、タイトルとした。

おそらくは、山雅は、3 – 3 – 2 – 2 を採るだろうが、

3 – 4 – 2 – 1 を一歩すすめて、3 – 4 – 3 でいいくらいに、僕は、思っている。

これだと、陣形も、(もちろん、そう決めることで)コンパクトになるだろうから。

対戦相手の栃木SCについては、

特別リーグから、監督が交代しているぐらいしか知らなくて申し訳ありませんが、

ただ、ひとつ。

26/27リーグでは、ここまで、

全得点の、60%を、セットプレイからモノにしているんですね。

他の得点形態が貧弱なことの裏返しかも知れないが、

ともかく、セットプレイは、チャンス到来、としてかかってくるに違いない。

とすれば、くりかえし注文しているところの、

セットプレイ時の守備ラインのコントロール、

それと、

相手コーナーキック時の、ゾーンディフェンスの強度と精度。

これらには、くれぐれもご用心。

では。

トマトについて語る回。

仕事先から帰宅すると、まづは、畑に踏み入って、

熟したミニトマトを、2~3個つまんでうっとりするのが、僕の夏のならわし。

ただ、今夏は、降雨で表面が割れたりして、出来は、ここ数年で最低だった。

さて。

昨晩、家人から、

農業に転身した、高崎 寛之氏が、

はじめての年に、ミニトマトを作ったけれど、毎日出荷(=収穫)するのが大変で、以降は止めにした、との話を聞いた。

同じ日。

僕は、或る信頼できるトマト農園主から、

― 家庭菜園でトマトを作るならば、ミニトマトではなく、大きい(=ふつうの)トマトにしたほうがいいと思うよ、と助言された。

― どうして?、と訊くと、

ミニトマトは、熟して赤くなったのを摘み取って選果場に持ち込むけれど、

ふつうのやつは、色がまだつかないものを持ってきてる、とのこと。

つまり、流通過程で、追熟をかけてから、店頭に並ぶらしい。

これ、さきほどの高崎氏の話に、ぴったり一致するではありませんか。

だから、樹から採りたての、ふつうのトマトを食そうとしたら、

自分で栽培するのが、いちばん確実、というわけ。

たしかに、色は赤いけれど、なにかぬるっとした食感だけのトマト、ってのが、それなのか知らん?

もちろん、これは、あくまで、見聞した限りの話であるから、

生産者が直接持ち込んでいるような、〇〇〇〇市場、直売所などは、

事情が違ってくるのかも知れません。

トマトひとつでも、それなりの物語……奥が深いなぁ。

では。

さらに考えて,補足すると。

ロングフィード作戦は、あらかじめ決めてあるから、仕掛ける側が有利なんですが、

まったく空いたスペースにボールが供給されない限り、

相手ディフェンダーの空中戦勝率次第では、イーヴン(5分5分)以下のセカンド回収になるので、ずばぬけて生産性が高い、とはいえない。

むしろ、ボールを失わない限りは、パスをつないで、ピッチを進むほうが、確実視される。

で、前記事に、話を戻せば、

中盤(ボランチ)を経由して、そこから配球、前方に展開することとなる。

だから、回数多く、良質なパス出しを、まづはボランチに求む。

となると、ふたりボランチのほうが、手堅くはないかい?、が萬年の持論。

まぁ、現実的には、インサイドハーフと、ウイングバックが、上下動しつつ、連携してボールを敵陣深く持ち込まねばならず、

山雅の場合は、それ相当のタレントを擁する、とは思うが、

現在、3部リーグ(チーム)にも、卓越したサイドプレイヤーが多く在籍している。

たとえば、岐阜の泉澤、とか。

だから、

相手を上まわるには、こっちは、それ以上の技量と、連携の準備(仕込み)が必須。

最近、#40 樋口は、相手ディフェンスに寄せられて並走されても、その鼻先からクロスを入れられる進歩をみせていて、

そういった地道な前進の積み重ねを、楽しみたい。

もちろん、最後は、中央に入ったボールを、誰が待つの?、ということ。

……以上、読者諸氏には、釈迦に説法の内容で、お恥ずかしいけれど、

アタリマエのことがらを、トコトン追求してもらいたいですね、山雅には。

一方に、センターバック等からの果敢なロングフィードが沢山あるわけですから。

では。