カサブランカの誤算。

……と言っても、

はたして?

昨秋、庭のすみに植えた球根の品種が、〈カサブランカ〉 であったのかどうかも、自信がないのであります。

今を盛りの花々を、

グーグルレンズを使って調べてみても、

答えが、その都度(画像によって?)、違っていたりする。

だから、こうなれば、品種はどうでもよいのでありまして、

僕の誤算は、次の一点に尽きる

すなわち。

ユリは美しく開花したものの、すべてが天を仰ぐように上向きで、

僕が期待していたように、うつむきに咲かない。

さて。

新約聖書、マタイによる福音書6章の一節には、

〈野の百合を見よ。ソロモンの栄華の極みの時だにも、その装いこのひとつの花に及ばざりき〉と。

これを下敷きにした、

映画〈Lilies of the Field〉(邦訳 『野のユリ』 1963年 米国) は、

シドニー ポワチェが、オスカー(主演男優)を獲ったコメディー。

その中で歌われるゴスペルが〈Amen〉で、

これを、インプレッションズが、カヴァーした。

……とだらだらと、つづいていくわけでして、

要は。

ユリの花が上下どっちを向いて咲こうが、取るに足らないこだわりに過ぎず、

ソロモンの栄華をはるかに超えた豊かさを、いま、感じさせてもらっているのです。

感謝。

では。

名波氏を推す。

より正確に言うなら、名波さんでかまわない
(代表については、僕が、あまり熱心でないがゆえの表現)

4年後へのスタートとして、話題に上るであろう指揮官の更新においては、だ。

ここのところ、

代表に、異端的、あるいは、反抗分子は、そもそも招集されないから、

気に入ったプレイヤーの強み(長所)を組み合わせたサッカーになる。

で。

(まだまだ世界トップとは差があるにせよ)、日本国籍選手の個人技量は最近、めきめき高まっているから、

過去のプレイヤーである指揮官が、現役のプレイスタイルにまで突っ込んで注文をつける(つけられる)とも思われない。

しかも、国民性からして、露骨に勝負師的な采配や風貌は、あまり歓迎されまい。

……となれば、

ワールドカップ2026におけるナショナルチームの評価にもよるが、

それが、ひどく厳しいものでない限りは、

現(ヘッド?)コーチの名波氏にバトンタッチするのには、違和感はない。

他の日本人指導者を充てるとなれば (外国人を招聘しなければ)、

トップリーグにおける優勝レヴェルの戦績を持つ、現役指導者となろう。

……ところで。

名波氏についての、僕による〈監督業〉評価は、かなり高い。

何と言っても、

2021季、瀕死的な状況にあるチームを、途中から引き受けてもらった恩義がある。

不幸にして、3部に落ちたけれど、2022季も、引き続き指揮してもらい、

戦績は、山雅史上トップの勝率58%超。4位ではあったが、2位と勝ち点で たったの 1差。

これは、かなりの出来なのだ。

やれ、その指揮中にチームを降格に導いた、などという批判が湧きそうだが、

一定の手腕を有する監督であればこそ、

その多くが、昇格と降格、光と影の修羅場を生き抜いているのですよ、

敢えて、諸氏のお名前は挙げませんがね。

磐田、そして、山雅の、

チーム総合力の、中期的な凋落ブーム局面に、しばらくつき合って来たファン&サポーターであればこそ、

その者が、忘恩をモットーに生きていない限り、

逆風下で献身、尽力した名波さんが、代表の指揮官に推挙されることを、

当然、歓迎するに違いない。

……最後に、或るエピソードで終えたい。

昨季を限りに現役を引退した、伊藤 翔氏(元FC横浜)が、

アルウィンにやって来て、引退と在籍時の御礼(お詫び)をしてくれたことに、

僕は深い感動をおぼえた。なんという律義な男なんだろう。

そういう伊藤氏に声をかけて、

山雅のために、たとえ、半年間でも戦う決意をさせた人格。

そういう部分を見逃したくはない。

では。

ワールドカップの,早過ぎる総括。

カレンダーのページが裏返っただけで、まだ、大会が終わったわけではない。

が、いちおう、やっておくか。……散漫な総括を。

❶そのことで締め出しを喰っているところもあるが、どこかで戦争をやっていても、たとえ、当事者が開催国のひとつであっても、ワールドカップは、開催できる。
となると、人類にとってのいちばんの脅威は、すくなくとも戦争行為ではないことはハッキリしている。

❷かたまりの偏在はあるが、敵味方のファン&サポーターが入り混じって声援を送る図、これがいい。
ゴール裏は組織的応援の必要から限定にしても、残りのシートはすべて混合にしておくのが、大人の世界でありましょう。(Jリーグは)

❸家人から聞くに、(日本の)ゴールキーパー鈴木ザイオンの評価がずいぶんと高いとか。
それ自体は彼の栄誉に違いないが、GKが目立つのは、結局は、被攻撃シーンを多く積んだ、ということ。
もちろん。

努力の出し惜しみもなく、力量の目一杯で戦った日本の努力は見上げたものなんだが、

状況に応じた、ハッタリ的な意表を衝く仕掛けの余裕もなかった?

❹#13 中村が、いちはやく家人の目にとまった(と診る)。
やはり、容姿は、アスリートにとって大きな要素。

❺中村のプレイぶりと、田中の名前を、アオと発音すること、
それに、鎌田の飄々とした存在感、このみっつが、僕にとっての収穫だった。

❻たまに、観客のシーンを入れる放映。
日本の場合、面白おかしい変装が多い。あれが、外国人から見た、日本にうってつけの〈ギャグ〉なんだろうが、
ここはひとつ、三船敏郎的用心棒、あるいは、バガボンド武蔵風のいでたちでキリッと決めたい。

❼アジアからの出場が9か国、うち予選突破は、日本と豪州のふたつ。

これをみるに、僕の主張どおり、レヴェルを高めたいなら、日本は、中南米サッカー連盟に鞍替えして加入すべき。

カンフーサッカーとか、中東の笛、などと愚痴るのなら、そういうものとは手を切れ。
しかし……、オイルマネーとは、なにかと手を切れないが現実か。

おまけ。
森保氏が、スーツで指揮をするのはこだわりを感じて好きだ。
けれど。せっかく三つ揃えでやるなら、きっぱりとトラディショナルに振るべきで、ネクタイも、ディンプルを作って締めてもらいたい。

日本代表なんだから。

高価なブランドをお召しとは思うが、そういう見映えがしないのが辛い。

では。

過不足なく、かつ的確な。

(ゲーム前に書いたので、その後をしめるべく)

目が醒めて時計をみると、3:58 。

朝の支度もあるので、居間に行くと、

ちょうど、家人も起き出す頃合い。

TV(公共放送の)を点けたら,、ゲームが、いましがた終わったらしいスタジアムの光景が映る。

― あの感じは、どうも、敗戦だわな。

ところが、それから 20分を過ぎても、ゲームハイライトやスコアの言及もなし。

仕方なく、スマフォでたしかめた家人が、

― 1 – 2の逆転負け。それも、後半アディショナルタイムで失点だって。

なるほど、言葉も出ない状況なのか……。

その後、

画面をみいみい動いていると、

たまたま、前田 大然がインタビュウされているのに出くわした。

さすがに口調は重いが、

答えている内容が、ゲーム総評としてほぼ〈完璧〉なので、感嘆してしまった。

……それなりのゲームはつくれた。が、特に後半、相手の攻撃にさらされる時間(機会)がおおくなり、失点は〈時間の問題〉であった。こっちが攻撃に転ずるチャンスも作れたが、ポシャッて完遂できなかった、(ブラジルのような)強者との差は、力の限りを尽くしても、まだまだ存する……。

実際に、ピッチで奮戦した者が発せられる言葉(感想)が、

ゲームを1秒も観ていない僕にも、率直に、的確に、伝わってくる。

あとは付け足し、

これでだけでもう、ほかの解説など要らねぇや。

大然の、冷静沈着とクレヴァーさ。

それに比せば、

ムードメーカーのために代表枠をひとつムダにするような采配、

敗戦による激情で、理性も吹き飛んでいるさなか、輪をつくらせて、

(おそらくは)感謝とねぎらいを儀礼的におこなうだけのこと、こういうのは、そろそろ削り落としていきましょう、ほんとうに、無念ならば。

で。

あの理知的なタレントの帰還を待つのなら、

我がチーム界隈は、ますます、戦いの結果を求めねばならない。

たとえば、#38 藤枝は今季、7得点以上がマストのミッション……とか。

では。

セルジ―ニョも観るのかな?

ブラジル代表には、友人のネイマールが招集されていることでもあるし……。

会社の同僚ふたりは、

今夜は早く寝る、で、深夜2:00に起きて、

リアルタイム観戦です、と帰っていった。

3:00頃には、だいたい一度は、目の醒める僕なので、そうなったら、途中経過でも確認しようか。

ただ、フルタイムでつきあうことで、生活のリズムを変えるほど熱心でない。

もちろん。

思慮深いナショナリストの萬年のことだから、

日本の勝利をば、期待しますが、

日本にとって、リアルな勝率は、20%弱近辺。

もしも、先制点をモノにできれば、それが、30%超に上がるだろう。

アジアサッカー協会に属している諸国をのぞくと

ブラジルは、日本と最も多くゲームをしてきてくれた国。

過去14戦して、向こうは 11勝、こっちは 1勝。

その信頼性はともかく、FIFA最新のランキングで、ブラジルは、6位。

予選リーグで引き分けたオランダが、8位。

だから、(ランキング上だと) ブラジルが別格、ということでもなく、

トーナメント形式の中、

このくらいの格の相手とやって、勝ち抜けないようでは、

当事者が公言している、大会〈優勝〉などは、絵空事。

では、おやすみなさい。