石さんの第1案とは (PSM観戦記 ❸おわり)

甲府戦で刻まれた山雅サッカーの容貌を、一口で表せば、

〈勤勉な守備とキビキビした攻撃〉とも言えましょう。

特に。

金子 翔太(ファン投票によりマンオブマッチに選出)に、#8澤崎が絡むパスワーク、松岡リムのボール持ち出し等を見せられると、

テクニカルに秀でたサッカー、といった印象が強い。

PSMは、登録メンツ20人全員をピッチに出す大判振る舞いでしたが、

先発と、交代カードの手当て(序列)という面で、

石﨑さんは、偽装することもなく、真っ向正直に、現在の、第一次回答を提出した。

陣形は、3 – 3 – 2 – 2。

または、#43金子のアンカー登用を強調するならば、3 – 1 – 4 – 2。

ゴールキーパーは、小林 将天

センターバックは、左から、宮部、蓑田、白井。

アンカーに、金子 光汰。

ウイングバック※は、左 高野、右 樋口。
(※3バックの場合は、サイドバックではなく、ウイングバック呼称がフツー、と息子に指摘されたので、用語を変更します)

シャドウ(2列目)は、左 澤崎、右 村上 陽斗

最前線は、、左 田口 裕也、右 カネショー

新加入9名のうち、6名が序列1位であることは、ある意味、補強の的確を語る。

おそらくは、8/2 マクセルイズミ杯でも、この布陣がほとんど踏襲されるのでは?

新加入のプレイヤーは各々、その強みの片鱗を魅せていますが、

僕が注目したいのは、既存の彼ら。

❶右にポジションを戻した 樋口 大輝が、攻守に積極性を増していること。
簡単に後方へボールを戻さず、ボールを奪い切って前へ前進して、クロスを上げ切る。こういう姿勢に、ひとつの成長を感じる。

☞ ゲームを通して、サイド攻撃の活発と、左右の揺さぶりは、出色の出来!!

金子 光汰は、アンカーとして、一列上がったことで、
みづからシュートを撃つチャンスを活かそうとするのが目立つ。
前半早々、左から撃って惜しくも枠外に逸れたシュート。

あの場面は、後方の澤崎からアシストのパスが入っていて、

ここに、シャドーの村上 陽斗が絡めば、けっこうワクワクの、中盤のトライアングルが出現しそう。
(村上の先制点のアシスト(企図したのはシュート?)は、金子 光汰だった)

では。

減点すべきでない勝利 (PSM観戦記❷)

さて。

前記事では、いくぶんネガティブなもの言いでしたが、

甲府さんが、いかなる姿勢でゲームに臨んでいたのかは、

実は、もうどうでも良くて、ですね。

チームの屋台骨が、かなり振動したのにもかかわらず

― なに!!、これ。(たったひと月で、こんなにも創り込んできて)

ミゴトなサッカーを、魅せつけてくれるじゃんよ。

……テクニカルで、かつ、当たり負けもせず、

プレイヤーとボールが同時に動き、鋭い連携を介して、相手ゴールに向かって進んでいく……。

僕よりも、家人のほうが、新しい山雅に魅了された。

ま、真実とは。

チームの屋台骨は、ここ半年でしっかりと出来ていた、ということか。

石﨑さんの挨拶で、

あと二週間で、リーグ開幕を準備したい、とあったが、

その裏には、

(チーム錬成における)かなり綿密な時間管理と、プレイヤーがそれに呼応した厳しい練習とが、たしかに、感ぜられた。

今回の甲府さんには、山雅をスカウティングする必要などは、まったくなかったのでしょうが、

リーグ戦となると、対戦相手には、それも望めないでしょうから、

できれば、

ここは、ひとつ。

主力をごっそり抜かれて急ごしらえの、青息吐息の山雅という隠れ蓑で、この先ずっと偽装できれば、良いのですが。

では。

雲った鏡? (プレシーズンマッチvs甲府 観戦記❶)

フルタイム90分をやったPSM(プレシーズンマッチ)が、3 – 0 。

で。

その後のトレーニングマッチ45分1本が、1 – 0。

あわせて、45分× 3 回で、4 – 0 ……か。

 

いちばんの感嘆❶は、この催しに、5,000人超がアルウィンに足を向けたこと。

ヴァンフォーレのファン&サポーターにも、多くご来場いただいた。(感謝)

つぎに。

山雅の、一方的スコアでの勝利❷を、どう診たらよいのか?

実は、これが、けっこう悩ましいわけでして。

ヴァンフォーレ先輩を、悪くいうのも慎まなければならないし、

また、両者の、オフシーズンのタイム管理もつかんでいないので、

表現としては、適切なのは、

山雅と甲府との、このゲームに求めた狙いが、かなり違っていた、となろう。

たとえば、その象徴的シーンのひとつは、

敵陣深い位置で山雅がスローインをおこなおうとしている時の、

なんとも熱意と執着心の欠けた守備。

要は、甲府の守備陣が、誰も、山雅のフォーワードを捕捉せずに、フリーにしたまま。

これを観せられたら、だいたいの察しは、ついてしまう。

― ナメてかかっている、というのは極端だけれど、必死さにおいて、こっちとはずいぶんと差はあるね。

そんなことを、横の家人と話していた。

だから。

我がチームの出来上がりを映し出す鏡の役目を、

ヴァン先輩に、全面的に期待はできなかったのかな?、というお話し。

では。

なぜ真田 幸村は大坂に散ったのか? その❶

いま、僕の手元に、一冊の本がある。

『真田一族外伝』。

田中 博文著、2014年5月20日刊の、初版本。

田中さんは、フリーランスの編集者で、古書店も経営しており、ある時は、僕の職業上の先輩であった。

入院した田中さんを、長野市内の病院に見舞ったのは、2014年5月だった、と記憶する。

癌と闘っていた彼の枕元には、新刊らしき本が積んであった。

訊くと、これ、最近出したばかりでね、、一冊贈呈するよ、とおっしゃる。

思うところがあって、署名してもらったのだが、その 6月に亡くなった。

先の投稿で、僕は、マジックアワーなんて言葉を使った。

その時に、

まるで人生のマジックアワーを迎えるごとく、最晩年に、ふと輝いて最期を遂げた、真田 信繁が連想されて、

田中氏の著作を、あらためて本棚から引っ張りだしてきた。

さて。

田中氏は、はしがきを、

〈真田幸村という武将は存在しなかった〉と始める。

生前に、幸村という名は一切確認されないのにもかかわらず、

後年の真田ブーム(江戸時代の)で、〈幸村〉の名が、なぜか登場してくることを指しているのだ。

筆者は、ヒーローとして虚飾まみれになった〈真田左衛門佐信繁〉(さなださえもんのすけのぶしげ)を、

(史実にもとづいて)実際の人生に出来る限り即して、とらえようとする。

だから、世に流通していない面を浮かび上がらせたく、

あえて、〈外伝〉と名づけた、が僕の推定。

……いろいろいわれているけれど、ホントウはこうだったでは?、との田中さんによる、優しい手引、幸村入門書、といえようか。

で。

ここからが、僕のさいだいの興味。

すなわち。

人生が50年だった時代。

その 50歳を目前にして、隠遁生活にあった 真田 信繁が、

なぜ、(豊臣家の求めに応じる格好で)  大阪の陣に参戦したのだろう?

それをば、その❷で、考えます。(予告)

では。

〈鏡よ、鏡〉のプレシーズンマッチ(vs甲府)。

さぁ!  いよいよですね。

明日は、17:00キックオフから、4時間くらいの長丁場。(プログラム終了21:00頃)

僕は、翌日が出勤なので、さらに、観戦の体調管理に気をつかおう。

で、炎天も辛いが、雷雨はもっと御免です、となってくる。

……前置きは、ここまで。

選手登録や、交代のレギュレーションの内容は不明ですが、

テストマッチも含めれば、

現在、プレイ可能な山雅戦士は、全員が顔見せとなるだろう。

そこで、観たいのは、おもに、ふたつ。

❶ここひと月かけて作り込んできた山雅の容貌。

布陣、(磨き上げたい)サッカースタイル、序列や交代の手順などなど。

あるいは、既存と新加入との競合と融合のありさま。

なによりも、これです。

❷ほぼ不変なヴァン先輩を介しての、その〈鏡〉に映った山雅の成長。

ヴァンフォーレは、先季から、出入りが、2人づつくらい。

つまり。

特別リーグで対戦した、ほぼそのままの陣容で、アルウィンに来蹴なさるんです。

だから。

そことやることで、こっちの進化(あるいは不進化)の程度が、推定できるのでは?

まぁ、これ、

甲府には、ほとんどエボリューションがない、という非礼な仮定に立った見方ではあるんですがね。

事実、ヴァン先輩は、久しぶりにあたってみて、なにかひとつの踊り場で一休み、といった風情はあった。(取り巻くファン&サポーターを含めて)

……とにかく、遠慮なく、ガツンと、ホンキでいきましょう。

でないと、このようなマッチメイキングに応じてもらえなくなるでしょうから。

では。