得点に必要なキープレイヤーは? (沼津戦レビュウ❷)

さて、停滞気味に映る、良くない攻撃について。

今ゲームの見るべきシーンは、右サイドに多くあった。

サイドバック下川 陽太から、縦にボールを前へと供給、そこへ横山 歩夢を走り込ませて一気にゴールまで持ち込むやり方。
これは繰り返し行われ、チャンスを創出。

また、中央の横山がサイドに叩いて、そこに縦に走る下川に渡して、侵入するやり方、などがそれ。

ポイントは、その一つ前で、特に、ボランチあたりから、サイドチェンジを意識した速いボールが供給されること。
出ないと相手の陣形を左右どっちかに寄せられません。

ところで、その横山。
ボールを良い位置に持っていこうとするドリブルは魅力なんだが、ペナルティエリア近辺での密集戦になった場合、相手もわかっていて、3人くらい人数をかけて来るから、どうしても孤立してしまう。

一旦、誰かにボールを預けてマークを外し、再度アタックする、とかの工夫を入れるやり方を開発すべきでしょう。

FWであるからには、自ら打ちたい気持ちはわかるんだけれど、山雅の得点はむしろ、ルカオや横山がサイドからクロスを入れた時に生まれている。
それを思い起こして、サイド攻撃を、サイドバックに占有させるようなのを止しましょう。

その文脈からなら、サイドバックが中に入っていって、センターバックが外縁を上がるやり方は攻撃をより厚くする。

要は、相手ディフェンスをサイドへ引っ張り出しておいて、中央の守備網を粗くしないと、シュートコースがなかなか生まれないのが今の閉塞感であり、2ゲーム連続の無得点ではありませんかね?

クロスにも同様なことが言えて、GKの前に空いたスペースを創ることをやっておいての、クロス投入でしょう。
GKが直接キャッチしてしまうような単純な放物線には、限界が来ています。

前進力がある攻撃的なボランチとして、住田 将にそのチャンスを与える時季だと思いますけどね。菊井 悠介との相性も良いし。

では。

悪くはないが 良くも無い (2022.10.2 沼津戦レビュウ❶)

そうむづかしくもないゲームが、たまたま、ふたつ続き。

守備は悪くないけれど、攻撃は良くも無い内容が、これまた続いて、戦績は 1分1敗で、勝ち点は、1どまり。

身から出た錆、と言うか、相手に圧倒され、ねじ伏せられたんなら諦めもつくが、かなり中途半端による結果に思え、なんとも焦燥感がひどいですな。

〈悪くない守備だが……〉
センターバックによるボール扱い、パスコース選択については、かなり落ち着きを身につけ、危機的シーンはなし。

サイドへの駆け上がりは活発を維持、それが、攻撃の厚みや、相手守備網を引き延ばして無力化させる限り、続けるべきでありましょう。

ここぞ、という時のタックルも巧くなっています。

ただ一点。
空いたスペースに相手FWが走り込み、そこへボールが出てくるような場面。

簡単に身体を入れ替えられる、というか、こちらから、相手にボールを保有させてしまう身体の使い方、あれでいいんでしょうかね?

もし、持たせておいて、抜かれない守備を選択するならば、その次に上がって来てボールを受けるであろうプレイヤーを自由にさせてはアウト、サイドバックによる連係した守備によって、カットイン的なシュートを防がないと。

では。

あんまり手を加えるな (ナショナルチームのこと)

予定では、我が3部リーグの日程が終わったすぐ次の日11/21 に、

カタールで、2022ワールドカップが開幕する。

その日を自分が、どんな思いで迎えているか?

考えただけで切ないのは、とにかく 山雅がどうなっているか? のゆえ。

だから、それまでは、ワールドカップどころじゃあないのが、ホンネではありますけれど、

大会に出場する日本代表メンツの、最後の選考機会となるべきゲームふたつが、先週、ドイツの地で終わったようだ。

結局、僕は、ハイライト映像を観るだけとなってしまったんですけれど、

あてズッポの感想くらいは、残しておきましょう。

❶監督ら首脳陣の仕事は、選手起用で 98%はおしまいとせよ。

東京オリンピックでの戦い方を観たかぎり、現監督は、ゲーム前プランを固辞する人なのか知らんが、試合時間内での修正力を、ほとんど感じなかった。

だから、選手と配置だけ決めて、あとは好きにやってもらうのが一番整然とした闘いができるのでは?

❷選手の選考基準について。

現在所属するチームで、いかに重宝され活躍しているのか?、つまり、〈旬〉を生きているプレイヤーのみをかき集めるべし。

特定のクラブチームをベースにするならば話は別ですが、短期の準備時間しかないのだから、込み入った戦略は止して、ひたすらプレイヤー個々の技量にほとんど依存するしかない。

とにかく、その時点で最も好調を維持しているメンツで臨戦、ってことでしょう。

アメリカ戦の勝利がもてはやされているようですが、

あれは、欧州リーグが始まって一箇月そこそこ、そこで働いているプレイヤー達が、まだそれほどは疲弊しておらずにフレッシュだったこと、がいちばん効いていると診ますけどね。

ということは、カタール大会の日程から逆算し、その時にもっともコンディションが高まっているであろう者たちを召集しなくちゃあいけません。

エクアドル戦ですか?

ハイライトを観た限り、70 : 30 で、エクアドルのほうが出来が良かった。

アメリカ戦ではなくて、このゲームにこそ、候補の筆頭を投入すれば、もっと良いテストができたのに。

どうもFIFAランキングに幻惑されましたかね。

それと。

新デザインのユニフォーム。

力感(シャープさ)を演出したいのはわかるが、あれ、差し色とか、些末な部分で手を加え過ぎていて、シンプルさに欠ける。

萬年的には、いただけない。

ブルーにこだわるのはもうやめて、日章旗の地色〈白〉を基調に、そこへ日の丸(赤) をあしらったのをこそ、ファーストユニフォームに!!
(レアル マドリードみたいに)

では。

港を優先する 不謹慎 (沼津戦プレビュウに代えて?)

火曜日(9/27)に、山雅課長が寄って来て、

― とにかく、がっかり。点が獲れないね。

YS横浜戦をぼやくこと、ぼやくこと。

それりゃあ、そうでしょうよ。

手に負えないような相手でもなく、むしろ、技量はこちらにかなり分が良いのに、あのような結果( 0 – 1 ) だったんですから。

相手の順位云々を持ち出すまでも無い話でして、

ざっとスタッツをあげつらってみれば……、

シュートは、相手の2倍強の 16本

クロスは、25本を入れながら

相手陣内、ペナルティエリア近辺まで 60回近くは攻め込むと

特に、ラスト15分はボールを6割がた握りつつ、10本近くのシュートを固め打ち

……で、ゴールをば、1度も割れなかった。

ひと言でいえば、八戸戦 (0 – 1) のデジャブ。

YS横浜のやったことといえば、ぜいぜい時間稼ぎの嫌がらせくらいなもんだった。

萬年的には、なんらかの新規チャレンジの不発、と好意的に捉えてはいるんだけれど、単なる攻撃力の貧弱さじゃん、と見なされても、なんら抗弁もできません。

さて。

第27節の対戦相手、アスルクラロにしてみても、彼我の立ち位置はそれほど違っているわけでもありはしない。

知ったプレイヤーもほとんどなくて、サッカースタイルの印象も薄い。

お恥ずかしい話、プレビュウを開示できるほどに僕に情報も意欲もない、ってのが正直なところなんです。

台風被災のゴタゴタのところにお邪魔する居心地の悪さはともかく、

千本港での昼食のほうへと、つい心惹かれてしまう不謹慎を抑えがたし。

『松福』(沼津港入り口真ん前) のラーメンと炒飯を楽しみたいが、13:00キックオフでは、とてもやりくりできないじゃん、とか。

我が山雅には、工夫なきクロスをなんとかしてよ、とも言いたいが、

中盤の構成と、横山 歩夢の先発可否は注視するとして、ひたすら自己スタイルをまっとうせよ、というのがプレビュウの結論とは、なんとも、申し訳のないことです。

では。

ひとりの読者のため【簡略版】YS横浜戦レビュウ

「家族に路上で逢ったらちょっと照れる」と言ったのは、永島 慎二 (漫画家 1937 ~ 2005年) だった(と思う)。

家人が、 照れつつこのブログを読んでいるはずはなく、むしろ、僕にとっては稀有なる批判者であって、日頃、冗長な記事は読めない、とおっしゃる。

だから、1,400字超の、しかも負け戦に関する投稿(昨日)など、200%お読みにはなるまい。

……、とは思ったが、なにかの間違いもあることだし、

また、きのうの敗戦は、けっこう興味ある事象を含んでいるので、その目に留まる時のために、【簡易版】を作成し掲載します。

ここから本文。

このたびの敗戦。

ys横浜のサッカーが、山雅にとってまったく新奇であって、それゆえに手に負えなかった、とは決して言えない。

敗戦の要因はむしろ、山雅が採った戦略に内在したもの、と診たい。

これまで深めてきた陣形、配置、運用はけっこう機能しており、それが、現在の好成績を生んでいるけれど、今節、新たな試行として目立ったのは、ふたつ。

❶中山 陸が、2列目インサイドハーフで先発したこと。
山雅流サッカーからすると、攻守にかかわるスリーボランチの一角を担った、というべきか。
結果は、陣形内連動においてボランチがなかなか機能せず、相手にボールを持たせておいて➩激しく寄せて奪取➩即カウンター攻撃、という方程式が成立しないままにゲームは終了した。

❷センターバックがサイドのタッチライン際を駆け上がり、同じ側のサイドバックが、ピッチの中央へと絞り込んでいく動き。
そういうシーンがかなりの回数観られたけれど、攻撃への有効性をあまり表現できなかった。要は、その意図が読めなかったくらいに。

❶❷ともに、中山 陸のパフォーマンスが低調であったとか、出場停止明けの 常田 克人のゲーム勘がイマイチだった、といったプレイヤー個の責を糺して済むことでもないだろう。

新たなチャレンジは、これを支持もしようけれど、チームの攻守組立て、連動性、各所の配置と、個それぞれのミッションの再構築という形で、チキンとした答えを出して(モノにできればなお上等)、次節に向かってもらいたい。

以上。

まだ長い?、では。