初心忘るべからず (奈良クラブ戦プレビュウ)

深緑  古都の空にも 聞きおらん 勝利の街を 我が地のごとく

明日の11時になれば、

いま絶好と思われるメンツ(登録メンバー) が知れることであるし、

13時のピッチに笛がなれば、

直に、やりたいサッカーも、その姿をつかめるだろう。

要するに、山雅の中で、なにがどう変じているかが解からん、萬年なんです。

ゆえに、ほとんど空白のプレビュウ、というまことに面目もない有り様。

 

〈初心〉とは、観阿弥世阿弥(『風姿花伝』) の語彙だと、〈技量のつたなさ、未熟〉を指しているらしい (と諸本では解説してある)。

自分の芸のクオリティをば、謙虚に受け止めて精進せよ、と言いたかったのだ、と。

チャレンジする我がチームとって、さしずめ、至適な言葉でありましょう。

さらに、対戦相手の奈良クラブにとっても、

Jリーグの初洗礼を浴びる、待ち遠しかった、まさに、歴史的なゲームであるゆからには。

では。