試合の翌日、職場でスーさんに、
― 2ゴールするとは、調子は上向きのようですね、と挨拶されたので、
―あぁ、ハイライトの編集で、そう観えたんでしょう、きっと。
でもね、実態は、相変わらずの低調飛行ですわ。
そう、町田戦はラスト30分マトモな仕事をしただけの話で、60分間は〈達磨ゲーム〉。
手も足も、ついでに頭も出ないゲームだったのだ。
(☞新潟戦につけたい注文へと続くが、それは明日のプレビュウで)
また、他の人からは、
― 残り全勝すればいいじゃあないの!、と、これはおそらくは慰め。
しかし、37試合やって、勝率 2割を切っているチームに、それはなんとも酷な注文。
しかも、御嶽海も犯さない5連敗もやっちゃう直近なんだから。
データとおりの勝率を、今後に当てはめれば、良くて、1勝3分1敗。
まぁ、1勝2分2敗が順当なところで、2勝できたら上出来、と言える。
ということは、あと勝ち点は、5 を積めるくらい。
だとすると、現在18位のザスパの勝ち点37には及ばない。
だから、最高位であったにせよ、19位。
これは、あくまで、J2ライセンスを持たない宮崎が2位フィニッシュしてはじめて、辛くもの残留なわけだ。
けれども、順位なんてのは、他人任せの、頼りない勘定。
ライバルが連勝なんかしようものならば、雲散霧消の皮算用といえましょう。
いまや、残留の可能性は、90%ほどに高まった、が正解。
世の中、どんなことだって起こるし、それがまさか我が身に?、ということ。
これ、歓迎したくない成り行きであることは、もちろん。
そして、可能性在る限りは、闘うのも、もちろん。
けれど、どこかでは、早く次に向かって動き出すべきであって、それはクラブ、ファン&サポーターともに共通の仕事になりつつある、と思っている。
たとえリーグが下がっても山雅のために闘ってくれる意思のプレイヤーの確保。
僕たちならば、J3優勝を後押しできるような、そんな気持ちの入った応援の覚悟、そのシュミレーションを内々にする時期に差しかかっている。
たとえ、運よく来季もこのリーグで出来るとしたって、現状を圧倒的に挽回しなくちゃならんのは、同じことだろうし。
好まなくとも変化がやって来るならば、むしろ、その先頭に立つほうが、よっぽどいい。
一昨日、ギオンスタジアムに在って。
大分やこの町田が、いったん3部まで落ちながら、そこから這い上がってきたのだから、僕たちにできないはずはないだろう、と自問自答する萬年だった。
では。