声だし応援の高揚感が、集客目標のノルマ追求心を負かす……。
といえば、それまでなんだが、アウェイゴール裏も、座席ひとつ飛びスペース確保のため、北ホームゴール裏が狭まって窮屈なのが、なんとも。
と、はじめに愚痴を吐いてしまおうという魂胆。
でも、舞台装置についての云々はこれにて打ち止め。
で、あとは、ゲームプランのこと。
〈こっちはカメさんに徹する〉
山雅目線としては、ここまで深めたシステム、戦術、プレイヤー選択をブレることなく、倦まずに表現すれば、それでいい。
〈対長野の視点は〉
❶球際の気概と厳しさを求めて、相手は、3バックを採用する?
4バックでもできるチームですが、乾 大知がセンターバック中央に定着していることもあり、また、当方の強力なツートップに対し、数的優位も保ちたいでしょう。
❷基底ラインからボールを繋いで攻撃を組み立てたいスタイルの、長野。
そこに、宮阪 政樹らのボランチが下がってボールを貰いに来ては、左右サイドに展開していく。
その後、おおざっぱにいうと、サイドをロングボールで侵しておいて、クロスか、カットインで仕上げに入る、そんな感じ。
あとは、ペナルティエリアで混戦を創っておいて、ルーズボール、こぼれ球を狙う。
要は、中盤から前方は、あまり手をかけずにフィニッシュというサッカー。
ですから、ポイントは、陣形を崩さずどこまで追い込んで、どこでボール奪取をするか。
それで、ボールの行方のおおかたが決まる。
とにかく、ボールを入手(奪取) したら、シメたもの。
長野のディフェンスは、後ろに向かって走らされると、案外、緩くて脆い。
ゲーム冒頭の10分、それと、後半は60分くらいまでギアを上げて圧力を倍加する、そんなメリハリで試合を創りたいでしょうね。
もちろん得点経過にもよるでしょうが、
相手をどうする?、というよりも、当方は、それぞれの持ち場で連係して、各個が輝くプレイに徹すること、それで十分。
鹿児島との勝ち点差克服のために2点差で勝利、というのはあくまで、オマケ。
では、アルウィンで。