vs沼津に敗戦(4/16) したおかげで、
これから対戦する予定のチームに、yamaga攻略の方程式が開示されたことは、たしかなように思われます。
3部リーグの場合、極端に対症的なサッカーをしてくるチームは、5/13の長野以外には (おそらく)考えにくいので、
他のチームが、方程式の解をどれほど熱心に求めるかは、定かでない。
だからむしろ、山雅みづからが、第10節まで行きつく間に、キッチリと修正すべきポイントと考えます。
直近2ゲームで 6失点したことをもって、堅守が崩壊した、などというたわごとが聞こえてきそうですが、
僕の観るかぎり、今季の山雅は、〈堅守〉など標榜してはおらず、ひたすらより相手ゴールに近い位置でボールを手に入れるサッカーを目指しているに過ぎない。
たとえば、アスル戦87分の、被逆転ゴール。
相手ゴールキーパーからのセットプレイ。
ロングボールが入るのを予想して、山雅フィールドプレイヤー全員はペナルティエリア付近にラインを作って待ち構えていたのが、
左サイドに張ったプレイヤーにボールが出て、そのままカットインされてシュートを打たれる。
意表を衝かれた、といえばそれまでですが、守備にこだわるチームにしては、脇が甘い。
強いフィジカルと好連動によって、ボール奪取と保持に執着しているから、結果的に、失点が、リーグ最下位レベルなのだ。
そもそも、守備と攻撃を区分けしてもおらず、換言すれば、攻めるために守備をしている、と言うべきか。
相手ボールホルダーへの圧迫とチャレンジが際立って、そこから即、攻撃スイッチを入れる、という意味で、萬年式に〈守攻一体型/高強度〉サッカーと呼ぶ。
だから、山雅の圧を、どうにかしてかいくぐった相手とのゲームになれば、北Q戦や、アスル戦みたいな乱打戦にもなります。
では、ここで、失点しないために守備だけをいじくればいいかと言うと、さにあらず。
せいぜい、コーナーキックやセットプレイ時のマークを厳密にするくらい、と考えますね。
では。(その❷へと続く)