強欲……。

1 – 0 の勝利。

もともとが、

僕は、サッカーという、いわばスポーツ以上、闘争未満の競技は、内容と結果という二元論に立って評価できないもの、と思っている。

だから。

内容が悪くても勝て、だとか、

オウンゴールの1点で勝ったから、気分がスッキリしない、だとかは、

どちらも、あまりに欲深い要求ではないか?

と思ってしまうんだけれど、

ただひとつ言えることは、

昨日の山雅、スタジアムで観戦している限りでは、

かなり新しい可能性やら、プレイの深みが感じられた、

好ゲームと診ています。

では。

好天に飛ぶ。

直近の、信州まつもと空港では。

JALの、ジンベイザメを描き込んだ、ボーイング737 – 800 が、離着陸した。

松本から沖縄への、3泊4日のツアー便、ということ(ジャガー氏から聞いた)。

JAL(グループ) の保有は、62機。

座席数は、JALの公式ページでは、165。

1967年の初飛行以来、

2023年現在でも生産販売されて、累計製造は、11,000機を越えているから、空前のベストセラー機。

この機種の保有第1位は、サウスウエスト航空で、733機を、すべて737シリーズで統一。

運用機種の単一化は、同社のユニークで、かつ好収益な企業活動の秘密のひとつ。

(生産年数が長く、製造数も多いので、事故は他の機種に比べて、また多い。あきらかに機体の欠陥によるものも発生している)

短距離用小型ジェット機のカテゴリーに属すゆえに、まつもと空港でも運用が可能なわけです。

ボーイングの年度別売上(納入)機数をみると、年間では、300~400機とあり、

商用機のこの機種だけでも、一日あたり、1機以上製造する航空機メーカーなんだが、

この規模は、僕の想像力などを、はるかに超える。

だいたいが、あれだけ重そうな機体が、それなりの出力を有するとはいえ、

なぜ空中に浮かび、そして巡航できるのか?、僕には、正直いって心底、理解できてはいない。

では。

(註:画像版権所属先 オフィスウエストウッド)

北Q,攻撃の起点は明白 (ギラヴァンツ戦プレビュウ)

― ソフトバンク(球団)がある限り、ギラヴァンツがあの地域を制するのは、ムリ。

これ、小倉出身のジョー氏の口癖だけれど、

先月里帰りした際は、

ご実家の、湾を隔てて対岸に建つ〈ミクニワールドスタジアム北九州〉まで出向くと、その画像(外観) を送ってくれた。

待望の本拠、専用スタジアムが出来たとたんに、3部に降格(2017季)。

その後、2部昇格と参戦(2020~2021季)をまたいで……、なんとも、辛い歴史を背負うギラヴァンツ。

9月に辞任した田坂 和昭氏にかわり、小林 伸二氏が、監督(スポーツダイレクター兼務) となって挽回を図っているが、苦闘。

メンバーをみれば、2部でもやれると思うタレントを擁するが、直近5連敗で、最下位に甘んじる。

アウェイだからこそ、6連敗は絶対回避、の決意で乗り込んでくるだろう。

こっちにしたところで、負けたらアウトの土俵際でもあるから、

背水の陣、といった立場では、まったく似た者同士

ならば、その合戦において、

どうやって、サッカースタイルとその実践で、相手を凌駕するのか?

〈守備のポイント〉
❶左サイドからボールを運ぶと、ペナルティーエリア角付近から、カットインしてシュート。

これ、ミッドフィルダー岡田 優希の、十八番。

わかっていても、ゲーム中、何本かは撃たれてしまうのもまた、ルーテインらしいけれど、シュートへ持ち込む前でカットしてこそ、山雅右サイドが、守備を語れるようになるのです。

万が一、放たれたシュートは、ファーへと巻いた軌道を描くので、村山では確実に届きません。

❷反対の右サイドには、野瀬 龍世。
攻撃の頻繁さでは、こちらのほうがよほど危険であるから、気が抜けない。

僕としては、ここはやはり、下川 陽太の守備力に期待したいところ。

まさか、小林さん、岡田と野瀬をスイッチするような奇策は打たないとは思いますが、
サイドを使うとみせて、このふたりの連携で中央突破を狙うことぐらいはするでしょうね。

山雅センターバック、それにインサイドハーフの、強靭と俊敏が試される。

❸シュートまで至る確率は山雅よりも低い、とは言え、セットプレイ持ち込み度数は、リーグ3位。

特に、コーナーキックでは、後方から飛び込んでくるプレイヤーを厳重にガード。

〈攻撃のポイント〉
ひとつだけ挙げるならば。

ハイライトなどを観る限り、北Qのディフェンスラインは、戻りの速さと強度に不足を感じる。

(相模原と同じような趣きで)、ライン自体はきちんと作るが。

ならば、山雅は、ボール奪取からの反転攻撃を、

いっそう迅速、手間ひまかけずにフィッシュまで持っていく、これに特化しましょう。

要は、前方や後方へ移る時のプレイスピードを、手を抜かずに、同じくらい高く保つ

手数少なく、ということだと、ロングボールのクリア(撥ね返り)を回収して、さて、前へ、っていう手も有効でしょう。

では、アルウィンで。

贅沢をすこし 秋に。

(画像版権所属先: オフィスウエストウッド)

アウェイ沼津のスタジアムで、〈のっぽパン〉を売っていた。

おそらく、静岡県人なら、その姿と味は誰もが知っているパン。

なぜか手は出なかったんだが、単身赴任で富士市に住んでいたから、懐かしさを憶えた。

さて、身近の。

小〇パンの〈牛乳パン〉は、

いまや、予約しておかないと購えないといった、オカシナことになった。

たかがパンなのに!!……、と義憤さえ覚える僕であった。

が、さいわいに家人が、

市中某所で、それにまったくひけをとらない、そう、むせるくらいに濃いホイップクリームを挟んだ品物を発見。

もちろん、牛乳パン、と銘打ってある。

で、いまは、それを週一くらいで楽しんでいる。

くわえて、今週は、スチューベン(葡萄)二房を、久方ぶりに食せたから、

もう、これで、この秋に思い残すことはなくなった。

満ち足りた愚者であるよりは、満たされないソクラテスであれ、という格言を信奉している僕ゆえに、

特に、食物については、わづかの関心で生きていきたい、と思う。

では。

騒音と雑音の本質。

J.スチュアート ミル(1806~1873) の言葉が、たまたま目に入った。

― 今の時代をどうこう言ったところで、あるいは、言わせてみたところで、我々はそこから抜け出すことはできぬ。

(☞ Whatever we may think or affect to think of the present age,
we cannot get out of it.  を筆者が訳した)

〈時代〉を、山雅に、

〈そこ〉を、山雅愛、または、山雅への関心へと、それぞれ置き換えてみると、

いろいろと、わかりやすくなる。

もちろん。

山雅憎しの、浅はかな頭脳が、勝手放題を言っているようなのは、論外。

では。