いよいよ、鹿児島キャンプの始動。
おそらくは、戦い方の、より精緻な構築をする章のはじまり。
対ヴィッセル神戸とのゲームで、最も印象深かったことの、第一。
それは、山雅プレイヤー達が、気後れもせずにゲームに没頭していたこと。
(トレーニングマッチになると、ネームヴァリューが吹っ飛ぶ分、そこらはもっと顕著に)
まぁ、謙遜とリアリズムで言えば、3部に居るのがオカシイような山雅(資金力、保有タレント)なんだから、選手目線なら、それもあたり前のことかも知れない。
スターぞろい、というのはメディアの常套句だけれど、それをベースにしてあの程度の迫力である限り、ヴィッセルは、必ずしも勝てない相手にもあらず、か。
けれど、終わってみれば、シュート18本打ち込まれて、0 – 2 というのが、なかなか乗り越えがたい、キツイ壁なんですけどね。
(山雅公式サイトの、ゲーム結果の画面、スタッツ表示が新鮮です、お試しあれ)
印象に残る、第二点目。
登録メンバー18人の中に、新規に獲得(と復帰)のプレイヤーがすべて含まれていたこと。
藤谷、喜山、滝、渡邉、鈴木。
多分にうがった観方にはなるけれど、
チーム編成と、それを駆使する現場との間に、部門間ギャップがない、とみたい。
これからチーム創りの過程でレギュラー獲りがどう展開するかは別にして、従来、これほどの緊密さを感じるシーズンはなかったのは、事実。
獲ったのに、なぜ使わない?、とかね。
逆を言えば、 獲得資金を無駄にできない、という台所事情もあるやも知れず降格2シーズン目は、それ相当の覚悟、と思っていたい。
チーム創りが深まっていく中、今後の課題は、実質的な 背番号#10を、誰が担うのか?、これでしょう。
果たして、開幕に間に合うのかどうか?
では。