魅せつけるのは君らだ (岐阜戦プレビュウ❷)

プレビュウ❶では、岐阜のクロスに要警戒、要対処、とした。

岐阜さんに特徴的なのはそのくらいで、他には、際立った容貌はないものの、

鋭い攻撃と堅牢な守備を持つ、バランス良きチーム、と言える。

ところで、

松本(2/28)、岐阜(3/8)は、立て続けに甲府とやって、

両者は、0 – 1 で敗戦した。

ヴァンフォーレ甲府を、ひとつの試金石とした場合、

敗れこそしたが、双方ともに、甲府に対し、内容ではかなり優位なゲームをおこなった。

違いは、岐阜のほうがより多くボールを握り、攻撃面で、相手をより苦しめていること。

ゆえに、攻撃の観点からすれば、

ボールポゼッションとあわせ、岐阜>山雅、が予想される。

ただし、

この優劣はむしろ、現状、奪って反転スタイルに活路を見いだす山雅からすれば、スタイルにマッチングした傾向であるから、

組みしにくい相手とは思えない。

むしろ、

GK高麗からのロングフィード一択でいくならば、岐阜のハイプレスを回避できるだろうし、

セカンドボールを、スリーボランチのところで拾いまくれば、ゴールへの道は拓けそう。

あとは、どれだけファールをしてもらって、高い位置でプレイスキック(含コーナーキック)を獲られるか。

……かように、息詰まる堅いゲームとなるだろうが、

萬年的には、26季いちばんの、めっけものである #30 澤崎(本日、24歳の誕生日)

それと、石丸さんと愛媛で2年あまり一緒にやってた、我らがキャプテン #8 深澤(このゲームでJ出場が99試合目)、

さらに、奪取して即前線へのフィードが板についてきた #46 玲央

この強欲な中盤トリオで魅せて、岐阜を切り裂こう。

では。

飛んで火に入ってもくれまいが (FC岐阜戦プレビュウ❶)

孔子、曰く

最大の名誉は、決して倒れないことではない。
倒れるたびに起き上がることである。

悲痛と落胆を、幾たびも味わった者として、

挫折を伴うような課題は、yamagaには、まだまだ多いだろうと自戒しておく。

パルセイロ戦で、あれほどの大勝ができたのは、

チーム山雅に、やりたいサッカーを極める気持ちが旺盛だったこともあろうが、

こっちの強みと長野の弱みが、カッチリと篏合してしまった幸運、と割り切って。

もちろん。

ロングカウンターとセットプレイという、前もって仕込んでおける攻め手の手応えは得られたが、

サッポロ戦と長野戦で、たまたま、 計8ゴールを挙げたぐらいで、

ボールを奪取したら、さて、どう相手ゴールに迫ろうかの方程式を、すべて解き尽くしたわけでもない。

第7節は、そのような我が現在地をはっきりさせて、ひたすら自己流をやり切れば

なかなかに手強そうな、かつ、こっちの注文どおりにはやってくれない岐阜さんだろうけれど、

勝機への活路がないわけじゃない。

まづは、相手を焼き尽くすべく、気概を身にまとえ。

〈とにかくサイドで克つ!!〉
全得点中、クロスからのゴールがいちばん多い(28%)ことからも、

岐阜の、特に、左(山雅にとっての右)サイド制圧は、勝負の分かれ目とみなして、対処せよ。

左右を問わず、サイドから、クロスがどんどん投入されると考えれば、

まづはサイドの攻防でこっちが押し込み、かつ、クロスを阻止。

クロスに合わそうと、中央に侵入するだろう相手フォワードの自由を封ずることも含めて。

その上で。

岐阜が、山雅のロングカウンターを警戒してくるならば、(おそらくは)

こっちの最基底の裏か、サイド奥へ、ロングボールを見舞うはず。

そこを、どれだけ守って、そして、ひっくり返して前進できるか?、が鍵。

では。

こころ踊るサッカーの到来 (長野戦レビュウ❷)

現時点で、石崎さんのいう課題とは、

もしも長野戦だったら、現実のスコアを、10 – 0 でゲームを締めることだろう。

独特の着実な物言いだから、次節岐阜戦を、複数得点したい、とは語っているが。

他方。

長野監督の藤本氏のゲーム後コメントには、

ゲーム開始早々、立て続けの 2失点で、プレイヤーが平常心を失った、とある。

が、それは、ウソではなかろうが、正確ではない。

10分までの 2失点そのものは、サッカーでは心理的にそれほど負担にならない。

残り 80分、挽回の時間が、タップリあるから。

長野プレイヤーのマインドがアップセットしちゃった真の原因は、

対人的な間合いを、(予測を超えて)ことごとく詰められ、

中途半端なパスは寸断され、

守功両面の走り出しとボール獲得において、後手後手になってしまい、

強みであるサイド侵入とクロス投入も、サイドへ追われるか、クロスを阻止されるかで、万事休したから。

要は、

対戦時に、本来、自分たちのやりたい流儀を、

山雅のプレイヤーにまったく受け付けてもらえなかった、ということ。

かといって、

山雅は、特段の長野対策をおこなっているわけでもなく、自分流を貫徹しようとしているに過ぎず、

ゲーム中に、打算、駆け引きがなかったぶんだけ

0 – 5 が、かたや痛快、かたや無残なかっこうで現れたわけだ。

もともと、(僕の場合は) ダービーなどと力む考えもないが、

二戦同一のスタメン(おそらく)が固まり、

登録のメンツに多少の変動を加えつつ、やりくりするにメドが立ちつつ、

こころ揺さぶる、スぺクタブルなサッカーとなって、

リーグ星勘定を、3勝3負け、イーヴンに戻したことを喜ぼう。

では。

【ほんの感想】現地と車中の長野戦レビュウ。

ゲームの入りを間違えなければなんとかなるか……と思っていたら、

開始早々からゴールをたたみかけ、前半で、4得点。

結局は、5 – 0 の勝利。

これだけ攻撃の出来が良すぎると、逆に、

プレイから締まりが失せて、おおざっぱに陥ってしまうことが心配になる萬年でありました。

ほとんど、杞憂でしたけどね。

長野駅へのシャトルバスと、普通電車の車中で、

息子とメールでやりとりした内容をほぼそのまま写して、速報的レビュウとします。

― CBが2点、FWが2点できすぎですね。金子好きだわ~。
小田にも澤崎にも点あげたいね。
澤崎上手いわ、村越へのラストパスも村越の左足へ優しく置いてあげるところがまじセンスありますな。

― おめでとう、あと3点は入っても、かな。

― ですな。ふつうに 8 – 0くらいは有り得たわ。藤本は進退危ういですかね。
速報シュート24本らしいよ、向こう3本。

― 公式だね。シュートモーションで拾うと30本近いかな。
今帰りの普通電車内。ハイライトで澤崎のラストパス確認。たしかに素晴らしい。金子のは小田のゴールでいいかもね。

― 今日は今までよりも際立って攻撃にも数をかけていて楽しかったですよ。小田はゴールつけてあげたかったねぇ。
やはりチームが明確なやり方で試合をしてくれると良いプレーが多くて選手名をすぐ覚えるわ。深澤も良いねぇ。
球際やり切るから見てて面白いね。

― 深澤を底にした中盤が効いて、澤崎や安永が攻撃参加したので、攻撃に反転した際、4トップ気味になって迫力がでた。
中盤でつぶして、サイドに追い出して仕留めるので、長野には手がなくなったかな。

― 長野は緩かったね。これから夕ご飯。お疲れ様です。

では。

All We can Do is Fighting (長野戦プレビュウ)

前節サッポロ戦の、10,000人を超えた観衆は、

数箇月ぶりのアルウィンにこころが昂ぶり、かつ、

なんだか変化しつつある(らしい)チーム山雅に立ち会いたいと望む人々だった。

ゲームゆえに、勝ちを切望はするが、勝ち馬に乗りたいだけの心ではなくて。

もちろん。

勝利を重ねることで、喜びと入場者数が増すことを否定はしないが、

〈どんな時でもここにいる〉ファン&サポーターが、チーム押し上げの最大資源であることを、スタジアムにいて改めて感じていた萬年。

……となれば、対長野戦にも、どんな時もそこにいる人々が参戦するだろうことは間違いない。

たとえ、冷たい雨中、昨季讃岐戦の、南長野における落胆と悲哀の記憶が蘇ろうと、だ。

……勝ち負けは、時の運不運も含めた結果に過ぎず、

大切なのは、戦うことを、90分間、決して放棄しないこと

現況。

チームの取り組みを、線としてみればみるほど、それが、最大の要点と思います。

要は、これを、方法論(いつだれがどこでどうやる)にまで、より確かに、落とし込まねばならない。

先発メンツがほぼ確定し、ボランチ3枚の、守功トライアングルが露わになりつつあるからには、

たまたまいちばん近場のアウェイ、というくらいな乗りにとどめ、

僕は、ひたすら、チームスタイルの進化/深化を楽しむため、南長野に参戦します。

では。