どうしても、追加点 (2020.11.21 岡山戦レビュウ)

、といった話になるのは、
―今日は地上波でやりますので、是非ご覧ください。
まぁ、ミスが無い限り、順当ならば、3 – 0 で勝てる相手ですから。
と職場の仲間に言い置いてから、アルウィンに向かったからに他ならない。

もちろん、1 – 0 で手堅く勝ちをモノにしたからこその、更なる欲求であることは承知しているんですが……。

ゲーム開始早々、(岡山の圧力に手こずって)なかなかエンジンがかからなかったこと、全体に鋭さを欠いたサッカーであったこと、後半はほとんどシュートまでいけなかったこと、スタジアム観戦していると、こういった不満が生じてしまう。

特にシュート本数の少なさは、ペナルティエリアに侵入して、しかもできる限りよい態勢で打つ、打たせる、という狙いでやっていることもあるんだろう、きっと。

(よーい! どんっ、で相手最終ラインの裏へロングボールを入れる岡山のやり方もまた、あまり可能性は感じませんでした)

ところが不思議なことに、あらためてDAZNで観てみたら、こういう印象は画面からはほとんど伝わってこない。

となれば、おおかたの県民の皆様には、勝利のため、それなりに巧くゲームを進めた山雅が刻まれたということになるので、至極けっこうな話ではあった。

レギュラークラスでは、セルジ―ニョ、佐藤 和弘、それからセンターバック3人。
彼らが90分のフル稼働だった他は、いくらかでも運動量をセーブできたので、実質中2日となるアウェイ長崎戦には、それなりの布石ができたことも良し、としておきましょう。

とにかく、勝利するってことは、ほんとうに有り難いこと。
順位もふたつ上がりましたし。

こんな、ホッとした気分にもなれますから。

では。

山雅、来シーズンの算段と皮肉。

監督交代後、つまり、リーグ後半戦における戦績は、

13戦して、5勝5分3負の、勝ち点20。

これはおおよそ、リーグ6~8位にランクインしてくるチームの勝敗の進捗だ。

ゆえに、監督交代の企図は、おおよそ成功した、とみてよい。

前節、家人が、
―DAZNのインタビュウで、町田の監督が、山雅を最強チームと絶賛してるよ。

―いや、そうしとかないとさ、敗れたら自分に救いがないからだよ。
、とは言ってみたが、その評価、あながちウソでもなくて、山雅の復調度は、相当なものだとは思う。
もともとポテンシャルある集団だってのも、もちろんあるが。

で、そうなったらそうなったで、来季に向けての算段において悩みが出てくるわけ。

これで良いのなら、柴田 峡氏でそのまま行ったらどうか、といった議論が起こってもおかしくない、ということ。

J1監督経験者で、とかあまり軽々とバルーンを上げても、後で尻すぼみだとみっともないしね、社長。

現在のところ来季戦力の発表は、学卒者の内定とユース昇格に限られているが、あと一箇月あまりもすれば、レンタルと完全が入り混じった移籍がリリースされ始めるだろう。

その情報の端々から、勝手な推測に日を過すのもまた、年末年始の密やかなお愉しみなんでしょうね。

ここで、フライングのお叱りを覚悟で、いくつか。

❶育成型レンタルの森下と常田、ふたり流出の可能性大なので、なれば、センターバック再編への手当て。

❷復調の目玉となった、強化された中盤の保持。
つまり、インサイド、アウトサイドハーフのタレントたち、特にレンタル組の去就。

❸もともとが、それほど枚数のないフォワード陣。
速さ、巧さ、高さ(強さ)を、どうやって揃えるか?
今季復調をみせているセルジ―ニョならば、J1チームは必ずリサーチするはず。
この先二桁得点ならば、なおさらだろう。
例えば、ガンバやセレッソとか。

活躍すればするほど、引き抜きの対象となるディビジョン2の辛さよ。

萬年は、榊 翔太(栃木)に声をかけるべき、と思っている。
栃木でフル稼働でもない現状だから、山雅で輝くチャンスでは?

❹外にレンタルしているタレント、彼らの去就。
大然は、前 貴之とトレード的に完全移籍に移行だろうか。
それは望むところ。
小松 蓮は、もっと厳しい環境、たとえば栃木で修行とか。
そうなれば、さらに榊に声をかけやすい。

……、切りもなしの妄想です。

とにかく、残りのゲームで、最後まで伸び切るぞ、この送球のように。

(マニ― マチャド(パドレス)のプレイは、これこそ、お金をもらう価値有り!)

では。

勝利がマスト、な理由(わけ) 岡山戦プレビュウ

リーグ戦績を少しでも向上させるとか、来季への橋渡しとか、それもあるが、今節、勝ちがほしい最大理由は、ゲームが地上波で配信されるからに他ならない。

ただでさえチーム情報の発信において制限がある今年、県内の方々の眼に触れる重要な機会なのだから。

ここで、良いところを魅せないでおいて、一体いつ見せるのか?

〈ひたすら自分たちのサッカーあるのみ〉
サッカーは、たとえ優勢と劣勢があったにせよ、かならずや、攻守の機会が双方に何回も訪れるもの。

技量には相当な格差のあるメキシコに対して、日本だって決定機を作れるのがその証拠。

勝ち負け、特に、失点シーンの印象によってゲーム内容を一方的な物差しで判断するような観方は、チームの取り組みを見誤るおそれがあるので、これを戒めないといけない。

特に、再生途上にある山雅のようなチームに対しては。

今節は、ともに(データ的には)強烈な〈売りのない〉同士の対戦。

山雅は、前節とほぼ同様な、ゲームプランで臨戦するだろう。

中美をのぞいて、この前の登録メンバーはそのまま好調を維持していると思われるのが、幸いだ。

特に、杉本 太郎が、守備であれほど連続的に貢献できるようになったのは注目に値する。

中盤における攻守の強度を増す、というコンセプトに重きが置かれているからだろうか、久保田 和音の登録がここのところないが、来季に向けても彼の復調が望まれるところではある。

さて、おそらくファジアーノは、ロングボール多用で山雅のリズム感を削ぎにくるだろうから、これをどういなすか?、が大きなテーマ。

3バックを採るからこそ、岡山は、相手のシステム的な弱点を衝いてくるのではないか。
特に、サイドを狙うと思う。

これに対し、セカンドボールを回収したら、いかに地上戦で速く、かつ、ワイドに展開してゴールに迫れるか、ここに注目いたしましょう。

先手先手でゲームを進行できれば、被ファールに恵まれ、そうなるとプレイスキックの回数も増えるはず。

岡山のような、取り立てて特長がないけれど、しっかりと中位を確保するチーム、そういうのが対戦するにいちばん厄介なのです。

なんだかんだのチーム得点王山本 大貴と、燃える中盤パウリ―ニョ、このふたりには仕事をさせないでおこう。

しかしなぁ、パウリ―ニョにはやっぱり、山雅のユニフォームがよく似合う。

では、アルウィンで。

メキシコとはやるな (日本代表戦に思う)

昨早朝(日本時間5:00~)に、日本 vs メキシコ の代表親善試合がおこなわれた。

0 -2 に終わったこのゲームは、録画で観戦。

試合の終盤は、濃霧がスタジアムを支配していて、画面は真っ白の海。
ピッチもボールもほとんど見えたもんじゃない。

―これじゃまるで『夜と霧』の世界だな、とか思って観たが、たかが親善試合なんだから、レフェリーストップでもいいじゃん、とか興醒めでいた。

萬年、ふだんはナショナルチームになど見向きもしないが、対戦相手のメキシコを観たかったのだ。

予想通り、プレイにおける基本的な技術が、日本よりは3割増しくらいで優っている。
動き出す、止める、打つ、かわす、といったことが。
個の優位性を基いに据えて、果敢。
自分たちの技術を信頼して、ゴールを目指してくる。
―こういうのが、萬年にとっては、サッカーの王道に感じますね。

要は、我が山雅に目指してもらいたいサッカーだ。

例えば、センターバックからインサイドハーフに鋭い縦パスがピシャリと入る、については、双方の勇気と意思と技術が合致している証拠であって、こういうところまで高めるのが、プロの仕事だと思う。

日本代表は、前半10分過ぎからしばらくの間は攻勢を繰り返すなどして奮闘をみせたが、結局は、個の力の合算における敗戦だった。

FIFAランキングをカッキリと信じてもいないけれど、メキシコの実力は、ざっくりトップ10前後にはある。

そういうチームと対戦できたのはシメタ、と思ってるんだろうが、萬年に言わせれば、彼我の実力差を考えれば、果たして、対戦するのが効果的なのかどうかが大いに疑問。

もっと技量の近接したところとやってみないと、モノにできるような課題を入手できないのではないか?、とつくづく思った次第。

だって、今回にしたところで、技術差が敗因のほとんどに違いない。

あれだけの高みを即手中にできるわけでもなく、ならば、すこし努力すれば到達できるベンチマーク(=代表チーム)とマッチメイクするべきだろう。

急がば回れ、ってことを言いたいわけです。

けれど、ゲームを観ての儲けものもありました。

それは、#9 鎌田 大地が良いプレイヤーであること、それとメキシコチームのセカンドユニフォームの上品なシンプルさ、このふたつを発見したことです。

では。

布サッカーの正体見たり 町田戦 (2020.11.15レビュウ)

2 – 1 の 勝利。
それもほぼ完勝、と言ってよい。

仕事から戻って、前半40分頃からのDAZN観戦だったが、やりたいサッカーがほぼ出来ていたんじゃあないか?

さらに、公式ハイライト映像を観たら、その前にも決定機がけっこうあった。

記憶によると、対ゼルビア戦で気持ちよく勝利したのは、これで二度目。
それだけでも、ありがたいことに違いない。

〈こういうサッカーを求めて、今季を始めたのか?〉
自在に支配した中盤を経由して、あるいは最終ラインから前線へ、素早くボールを動かす。

ビッグスイッチを織り交ぜながら、狭いエリアをものともせずにボールに絡む。

次々と人が湧いてきてゴールへと迫る、ワクワクさせるサッカー。

これを具現しようとして、あれだけ苦しんでいたのか、山雅?

手持ちのカードからすれば、きっと、こういう攻撃で魅せたかったんだろうなぁ、布さん、と勝手に思い込もうとしている自分が居る。

それを継ぐ格好で、シュアなデッサン力といったらいいのか、スタイルの整理と絞り込みに手腕をみせている柴田さんも大したもんだが、そこには、みづからが編成した戦力(の資質)を知悉している、という自負もあるはずだ。

相手ボールホルダーの追い込み、奪取、反転してからの有機的なパスのやりとりによる展開。

さらに、抛り込まれたボールやイーヴンなボールをほとんど回収してしまうネチッこさ。

勤勉で手を抜かないファーストディフェンス。

最終ラインは、空中戦でかなり勝率を上げているはずで、ボールの持ち出しも練れてきた。

常田 克人による先制点、というのは、ディフェンス成長の、象徴的な!!ひとコマでありましょう。

〈ゼルビアの特長を摘み取った 山雅〉
以上の良点がテンポ良く打ち出せたことで、結果、町田攻撃の推進力を封じられた。

このゲーム、平戸 大貴をツートップの一角に据えてきたようですが、先制点を献上して手詰まり感が深まるにつれて、彼は中盤に落ちて(ボランチのごとく)プレイせざるを得なくなる。
そうなると、中盤の枚数で優位な山雅の思うツボ。
その動きを牽制、抑圧しやすくなった。

さらに、縦に人とボールを動かすことに馴れた町田ではあるが、サイドの幅を使うことはあまり無いがゆえに、ボールの出しどころが減じ、攻撃が停滞する。

最後は、長躯めがけての抛り込みに活路を求めるほかなかったわけだ。

ゲーム後、京子さんからのメールには、
―中島(なかしま)と平戸に仕事をさせなくてよかった~!、とあったがまさにその通り。

片方のサイドでボールを動かすことで、ディフェンスをそっちへ釣っておいて、逆サイドに展開する、ってのは、町田の守備意識を逆手にとる狙いでしたね。

まぁ、山雅の各個のポテンシャルがフツーに発揮されれば、このリーグにあっては、対戦相手の対策に汲々とせず、自己のスタイルの追求に焦点を合わせるってもんでしょう。

さて、プレビュウでも書いたとおり、今節を終えても順位は動かなかった。

けれど、至近上位の勝ち点を伸ばさせずにそこに並んだことで、15位への足がかりは築けた。

中美 慶哉の負傷は大いに気になるが、次節が、大いに楽しみにはなりました。

では。