真実と正義とは、我れにあり

タイトルは、隣国ウクライナに、武力を持って侵攻した某国大統領の、テレビ演説の言葉から。

今月1日にすこし書いた案件、遂に、ルビコンを渡りましたか。

価値判断を、まづは棚上げにしておいて、人の弱点と障碍を、病気による症状としてとらえ、不快な言動を、ハラスメントでくくっている、極東の僕からすると、よくも、こうシャアシャアと〈真実と正義〉を口にできるもんだ、と感心してしまった。

1991年、偉大なボルシェビキロシアが崩壊すると、自分の陣営から、西欧側へと、つまり、北大西洋条約機構(NATO)に寝返った国家は、いまや14つにもなって、加え、ウクライナまで引っ張り込まれては、とても我慢ならないのだ。

自身に強権をかき集めた政治リーダーが、ここ30年間という時間の流れに、どこまで抗えるんだろうか?、そのことばかり考えています。

アメリカはどうするか?

まぁ、本気には、介入しませんね。

1979年、ソビエトの武力侵攻に始まったアフガニスタンのぐちゃぐちゃの中で、40年ももがき苦しみ、そこから、去年やっとこさ足を洗ったばかりですから。

で、日本は?

この島国で呑気に暮らそうと思うならば、もう八方美人の外交はやめることです。

ロシアに経済制裁をするってんだったら、新潟あたりからやってる、自動車とその部品の、かの国への輸出を全面ストップするくらいしないと。

そうすれば、あの国では、5台に1台の車が走らなくなりますよ。

では。

週末の落胆、とその先。

不破 聖衣来(拓大1年)が、26日の福岡クロスカントリー2022へのエントリー取りやめを、数日前に発表した。

― と昨日、ルノワール氏から聞いて、かなりがっかりしてしまった。

ところが、これには、もっと先に、確固とした目標がありまして、

まづは、日本学生陸上競技個人選手権 (4/15~17)が、シーズン初戦。

次に、日本選手権10,000m (5/7 国立競技場) で、優勝する。

で、米国オレゴン世界陸上 (7月) で世界の舞台に立ち、勝負。

不破は、昨年12月に、世界陸への参加標準記録はクリアしていて、日本選手権で、3位までに入れば、世界陸上への切符を手にすることができる。

よって、この照準のなか、今年の競技会出走は、4月までなし、というストーリーなんであります。

いよいよ、トラックで、世界を狙ってきたか。

その意気やよし。

ただ、その頃になったら、スターと視聴率がほしいメディアがやたらと騒ぎ始めるのが目にみえていて、うんざりはしますがね。

では。

遊びをせんとや生まれけむ 

2022年 2月 22日。

今月生まれの僕からすると、この数字の並びはなかなか味わい深い。

グレゴリオ暦、つまり、今使っている西暦だと、これ以上に 2が並ぶのは、ちょうど200年後の今日しかないわけか、と考えたりしている。

幼児が家に来たら、一緒に遊ぶのが、僕へのアサイメント(割当て)。

先日は、こむぎねんど、を持ってやって来た。

未開封なので訊くと、彼としては、はじめて取りかかるものらしい。

ならばなにごとも最初が大事と、一緒に袋から出して、こねくり回して遊んでいた。

こういう時、遊んでやる、といった傲慢さはご法度。

こちらも一途に、没頭しなくてはいけません。

遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけむ、遊ぶ子どもの声聞けば、我が身さえこそ揺るがるれ、―と、出まかせに呟きながらもよろしい、かと。

『梁塵秘抄』(1180年頃の成立)に収められた、当時の流行り歌のひとつ。

どんな節をつけて唄っていたんでしょうか?

遊びをせんと、と疑問文であるから、この私、遊ぶために、戯れるために生きているのでしょうか?、となる。

たかが流行歌とはいえ、言外には、なかなか深い哲学的な思慮が込められていると思いませんか?

そういった感慨が、後白河法皇 (1127~1192年)をして、この歌を拾わせた、と思います。

時代背景でいうと、梁塵秘抄が編まれたのは、1181年には平 清盛が病死していて、平家政権にかげりが見え始めた頃。

次の時代へと動き始める不安感が、世の中に在ったとしたら、一見戯れ唄に見えるこういった一節にも重い意味を感じたくはなります。

で、こんなものをこしらえて、これは、地球がいくつかで、これは金星、とか話してやると、じゃあ日本はどこにあるの?、とか訊いてくるから、ここあたりかなぁ、とか適当に応えているのでした。

ならば、スイ、キン、チ、カ、モク、ドッ、テン、カイ、メイ、とか拍子をつけて太陽系の話をしようか、と思ったが、これはまだチト早いか、と思いやめにしておいた。

では。

雪と ツツジと トレーニングマッチ。

けっこうな積雪となった、今朝。

日頃のおこないが良いのか、今年は、何度かの雪の朝が非番であることが多い。

井の中の蛙を自認するならばとにかく、この程度の降雪を〈大雪〉と呼んだとしたら、雪国の人々に対して申し訳ないだろう。

先日、青森県在の親戚と、電話でやりとりした際、
積雪が、遂に、物干し台のてっぺんまでになった、と聞いた。

青森では、9年ぶりの大雪だそうで、車庫の雪下ろしを業者に頼まざるを得なくなり、その費用は、70,000円ほど、とか。

たしか、自家用車が2台入る、フラットな作りなんだが、えらい出費だよなぁ。

というわけで、たいしたことのない雪の日、ソファーにひっくり返って、山雅公式サイトを開く。

トレーニングマッチを匂わせておいて、シラっと、FC今治さんとやったのか。

許される環境では、最上級のご相手であること、それと、FW登録のプレイヤーが得点していること、そんなところが収穫。

こうなったら、キャンプの仕上げあたりで、愛媛さんとはマッチメイキングできないかしらん?、とか欲にはキリがありません。

ところで、画像をみるに、エンジの上下に、グリーンの3本線のユニフォームがなかなか渋いではありませんか。

なんだか、ヨーロッパ風のたたずまいで。

上胸部に入った背番号も、お洒落。

練習試合専用には、少々もったいない気もします。

ところで、あのエンジ色、レンゲツツジ (松本市花) に由来するんでしょうけれど、たまたま先日、ジャガー氏から、レンゲツツジは有毒植物であることを教わった。

― 花をむしって、根元の密を吸っていたんじゃあないですか?、子供の頃は。

とか言われて、いやぁ、図星ですわ。

ゆえに、今夏忘れずに、幼児に、その遊びを禁ずるようにしなければ。

では。

準国歌の無い,寂しさ?

組織ぐるみの薬物使用が認定されて、国として、主要な国際大会から締め出しをくらった時、表彰における国歌使用も、差し止められることになった。

そこで、国歌に代わる曲を、なにか選定しなければならない。

それならば、お国のフォークソング、カチューシャを使いたいと希望した。

いやいや、その曲は、貴国を連想させることにおいて露骨過ぎる、ということで却下。

結局は、チャイコフスキーに落ち着いた、という経緯らしい。

この話を聞いて、国歌のように愛唱されている曲があるってことは、幸せなことだと思った。

自分の国には、そういうものが、すぐに思い浮かばないからだ。

80年くらい前までは、『海ゆかば』が第二の国歌として推奨されていて、なかなかいい曲だとは思うが、チト好戦的過ぎるし……。

読者諸氏には、準国歌としてお奨めの曲はありやなしや?

ということで、『Deer Hunter』(1978年、米)のエンディング、God Bless America が、およそ喜ばしくなく歌われるシーンを聴いている。

では。