まったりと信頼と自治について語る (長野戦の余韻)

南長野で感じた、

杓子定規に事をやるのが、あまり賢いとは言えないお話。

つまりは、実効性を欠く、という。

僕は、このゲーム、ビジターS(指定)に席を取ったのだが。

そこから出入りするのに、柵の出口ふたつに、それぞれ係の方がいて、ひとりひとりのチケットをチェックしている。

QRチケットなので、画面を出したり、みせたりが、実に煩わしい。

しかし。

考えてみると、S席も、フツー席も、ビジター側は完売しているのだから、

間違ったチケットで他人の席を占めようとすれば、おのずからトラブルになる。

ゆえに、

そういった場合のイレギュラー対処だけでいいはず。

JRですら、いまや、指定席の改札は、そういう方式ですよ。

せいぜい観客の良識と、自治能力に任せておいて、異状にだけ対応すればいかが?

券チェックに要する運営ボランンティアのマンパワーは、他で運用できるのに……。

ま。

パルセイロさんの場合、バックスタンド席を、かたくなにミックス(ホームビジター混合) としない〈思想〉をお持ちであるから、

つまり、観客を信頼しないのが、運営の前提らしいので、

こういう提案には、将来も乗ってこないか。

いやいや。

深く考えればですよ、

ビジター全席を指定席化し、かつ、バックスタンドをアウェイ観客に開放しないことによって、

山雅ファン&サポーターによる応援の、濃密化と迫力増を図ってくれたのかも知れません。

次回対戦、に備えて。

では。

知らないことはわからない。【霧訪山……】

最近、それに似たような経験をした。

某図書館は、特定のテーマによる展示において意欲的で、

おそらく月ごとに、展示物が変わる。

先日訪問した際は、〈霧訪山〉について。

塩尻市に在る、ひとつの低山に関し、いろんな角度から興味深く説明がほどこされている。

僕は、この山の名を知らないので、

その読みを、展示の文章中に探してみた。

が。

〈ふりがな〉を打った箇所が見当たらない。

ついに観念して、職員の方にお尋ねしたのだった。

自分にとって、当然にちかいくらいに自明のことがらだと、

無意識に、万人も知っているだろうと思い込む。

たとえば。

そこの組織や地域にあって、ごく当たり前の、つまり、根底的なルールというのは、文章化されていないし、だあれも、新人にこれを教えないことが多い。

それとは反対に、

~じゃあないですか?、と、

あんたも当然知っているだろうが、と言われると、反発を覚えるのもたしか。

知らないことは知らない、と自然体で返せるようになりたいものだ。

ところで、さっきの霧訪山ですが、
この地域の、どのくらいの人が、その読みを知っているんだろうか。

では。

たったひとりの鎖国。

たしか、あの物語。

某Eテレで、アニメーションで放送してると思うけれど、

小学生が、その劇場版?(実写で)を観ていたので、しばらく一緒に画面を眺めた。

『銭天堂』というタイトル。

その駄菓子屋のおばさん役。

― そうそうあの女優さぁ、テンカイなんとか、っていうんだろう?、と家人に訊いたら、

あまみ、と読むのよ、とのご返事。

知らなかった。いい加減な、僕の知識らしいや。

ところで、この女性の話す語尾が、〈~でござんす〉

レトロ感を出すための演出でしょうが、

~でござります、をこうやって訛るのは、

江戸の遊里あたりか、あるいは、渡世人の業界ことば。

それもわからないで、次世代に伝わるわけだ。

ま。

〈ヤバイ〉を、一般の子女、相当年配なご婦人にいたるまでが発するご時世だから、

どうしようもありませんな。

ジジイが、ひとり鎖国をほどこして文句を吐いてると、

よしなぁ、と言われそう……。

しかし。

あまみさんとやら、役柄からすると、ちと美しすぎはしないかぇ?

では。

さらなる憂鬱。〈We’ve Only Just Gegun〉

ま、こっちのほうは、たいして切実でない。
なぜなら、国民がみづからの力を評価できないといった〈無知〉の結果であり、僕の手には負えないから……。

ニュースを見ない身にも、いやでも聞こえてくるのが、今回の選挙で、

政権与党が、圧倒的な、つまり、単独で、

衆議院で自由自在に採決できる議席を占めてしまった件。

なんでも、得票を割当てしたい(当選させるべき)比例代表候補が尽きてしまって、他党に譲渡するレベルらしい。

中道なんたらのほうは、それこそ、草も生じない焼野原的な大敗とか。

で、そこの領袖は、会見の席で、万死に値すると自己を総括。

ずいぶんたいそうなコトバだが、なんとも白々しく、ズレていて共感どころでない。

30数年まえ、新進党を結党したあの勢いは、もはや小沢さんにはなく、

女性党首のひきつったような笑顔は、DAZN観戦の途中でも、動画で無理矢理見せられたけれど、

中道なんたらの陣営は、そんな愚かしい選挙キャンペーンさえも、しなかった感がある。

すくなくとも、僕の耳目には、選挙公報以外には、まったく届かなかった。

政党による国民議会制度を運用するとしたら、

一党による独裁的で専横的な運営や、はたまた、

少数政党の乱立による不安定な政権運営の、いづれもが、

(政治手法としての)民主主義にとっては、リスクが高まるのは歴史が示す。

せいぜい、二大政党制に近い体制にして、政権与党が勝手なマネができない状況が望ましいと思って、僕は投票に動いたんだが……。

政権を絶対的優位で持つこととなった者は、表向きはともかく、

さぁ、これから思うとおりにやらせてもらいましょう、となろう。

〈We’ve Only Just Begun〉(わたしたち、始めたばかりなの)  の胸中で。

カレン カーペンターの正当な跡継ぎを発見したぞ、と喜んだのも束の間の、

憂鬱……。

では。

期日前投票に行こう。

僕がそれを行う理由は、ひとつ。

投票券で指定された公民館は、
下足をスリッパに履き替えなければならないから。

誰が履いたかもわからん、しかも、消毒なんかしていないものを、誰が履くものか。

だから、かかりつけ医も、そのまま医院診察室に入っていけるところにしたのだ。

ま、それは半分ホンキで、半分は当てつけ。

どうやら。

理由はともかく、期日前に投票する傾向が増しているらしくて

はて?、前回もそうだったっけか、今度の投票券には、期日前投票の宣誓書がくっついている。

こういう工夫はいい。

こうなったら、いちいち鉛筆で、候補者や政党名を書かせるのではなく、

(地方選挙ではできるように)あらかじめ候補や政党を印刷しておいて、それに〇印をつけるか、

もっと進んで、端末画面に表示された名前をクリックして選ぶ方式にしてもらえないだろうか。

そうすれば、開票作業は画期的に速くなるだろうに。(投票箱も要らない)

さて、今回の選挙。

僕の場合は、ほとんどの政党が掲げているところの、税金(減税)について、

よりマトモな主張をおこなっているところに入れる。(消極的な選択です)

消費税を減らす、あるいは、なくするなんてのは、

国民におもねったバカげた考えで、

消費者が使える手もとのお金を増すには、所得税を大幅に減らすしかないはずだから、その考えにいちばん近いと思われる政党(とその候補者)を書くだろう。

なにか買い物をするたびに税金を払う、ってのは腹立たしいもんですが、

消費税は、使っただけ払うという意味で、公平な徴収のやり方であって、

消費が、その内訳の60%となった国民総生産の様相からすると、

将来的には、その税率をさらに上げざるを得ない。

一時的に下げたところで、こんどはギャップとして、大増税の局面がかならず出現する。

日本におけるエンゲル係数が、ここ2~3で上昇に転じているから、

食料品については消費税をなくす、なんてところに走って国民の歓心を買いたいんだろうが、

もはや餓死という状況が、よっぽどの(別の方策で救うべき)レアケースである日本では、

本元の所得を増やすことですよ、必要なのは。

では。