気配りは大切…… (~2.23期間限定の妄想❷)

妄想(タイトルに)、と名づけると怒られそうな話題です。

引退のメッセージを読ませてもらって、つねに気配りができる(それゆえにシャイな)人間性に心打たれました。

橋内 優也。

現役生活、お疲れさまでした。

(高崎 寛之みたいに)松本平の農業振興に一役買ってもらえるんじゃあないか?、

などと勝手な妄想していて申し訳ありません。

さて。

そのメッセージのどこが洒落てるかというと、

〈山雅での監督〉を希望する、という部分ね。

なかなか味わい深い表現であって、今後、指導者としての地平が広がるではありませんか。

新たに就任する役職名がうやうやしく、ピンと来なくて困ってますが、

まづは。

ユース世代に、もっとも効果的、かつ、直線的に相手の攻撃を阻止する走力、守備を教示いただければ、と願います。

最後に。

礼節を知る男のエピソードを。

アルウィンの座席割りでは、ゲーム後に、

ホームチームが挨拶周りをするには、メインスタンドから北ゴール裏へ向かう際、

アウェイ観客席の前方を通過しなくてはならず、

この時、橋内 優也は、最後尾から歩いてくると止まり、

アウェイ参戦の方々に、一礼をしていた。

それが、いつかしらチーム全体に拡大して、整列しての挨拶になった、と記憶します。

では。

23.03歳…… (~2.23期間限定の妄想 ❶)

戯れに、現有33人のプレイヤーの平均年齢を算出すると、

これが、23.03歳

昨季は、25.2歳だったから、かなり若返りました。

その要因のひとつは、30歳台のプレイヤーが、 6人から 4人に減じたこと。

(註 ☞ ただし、ゲーム登録、または、先発の平均年齢は別なので、ゲームコントロールにおける年齢の重みとは違う)

若返りの要因の、ふたつめ。

3部リーグにいるメリットとして、

上位リーグではなかなか出番に恵まれない俊英を、育成型でレンタルしやすいこと。
今季は、4名の加入。

中村 仁郎は、レンタル満了。

で、今季は、FC岐阜に期限付きレンタルのようだ。

再レンタルならば、なぜガンバが、同じ3部に移籍させたのか、おおいに疑問。

2部でもできると思うし、同じリーグなら山雅で良いけどなぁ。

思うに。

個人的には、山雅で続けて観たかったけれど、契約満了にしたのは山雅の側で、

右ウイングでは、村越と佐相の成長があり、この二枚看板で、まづまづメドがたった、ということか。

(ただ、右サイドがそれで十分かというと、そうでもなくて、左右サイドバックの配置、使い分けの工夫がポイント)

若返りの要因、みっつめは、

ユース年代の強化が効いてきて、たとえ大学経由であっても、トップチームへの還流が、ますます顕在化した。

特に、樋口 大輝のルーキーイヤーの活躍は、目に見える成果。

ある意味、小松 蓮の流出をカヴァーして、さらに、お釣りが来たんでは?

予算措置的には、2022年から、アカデミー関連支出が、1億円の規模に達していて、やはり、それなりの費用と時間が要るんですよね、こういうのは。

今季からは、橋内 優也が、指導者として加勢してくれるわけだ。

数年前に、チョコッと耳にした、

〈強化〉と〈育成〉の両輪が、それなりの格好になってきて、

〈松本から世界へ〉を掲げるなら、

この領域だと、山雅のめざす到達点とは、

ピッチに、下部組織の出身者が、5~6人は常在している姿でありましょう。

では。

エボリューション(進化)がないと、

お話しにならない、というお話。

SC相模に移籍した、常田 克人の言い残したメッセージを読んでいて、

おそらく、ここ6年間に山雅に在籍したプレイヤーにとって、

彼と同様に、良い事よりも、苦しく辛い事の方が多かったように思われ、

しかも、これは、現在進行形のことに違いない。

自分のことなら、人生とはどだいそんなもんよ、で済ますんだろうが、

ひとりのファン&サポーターとして、

一緒に闘う者たち(プレイヤー)にどう報おうかと、考えざるを得ない僕だ。

いつかの負け試合の時、

キャプテンマークを巻いた常田が、

ゴール裏のBOOを浴びて、ゲームキャプテンとしての責務感からなのか?、最後まで立ち去らないシーンを想い出す。

あの時、

― 常田よ、そんなことにつき合うな、と眺めていた。

ああいった報いは、

落胆と憂さ晴らしを、単にプレイヤーにぶつけているだけ。

しかも、ゲーム内容をよく観ずして、数にまかせてのおこないであるから、卑劣で見苦しい。

好漢に対する礼を欠いたおこないに過ぎぬ。

シーズン始動の動画、フォトの配信に、

時を置かずして、数千、一万越えのフォローがあるのは山雅愛の深さゆえ、といえば聞こえはいいが、

シーズン前の暇つぶしと、

昨季のメンツがそれなりに残ってくれたことへの期待感のためでもあろう。

ただし。

これでオーライ、みたいな期待感が、実は、くせ者でして。

結果が出なかったり、苦境な時に、手の平かえしてBOOをかましたり、口汚く罵ることに走るのが、目に見えている。

正月に実家にやって来た長男が、

― 山雅、残念だったね。
でも、結局は、リーグ戦績上位が昇格したわけで、
もしも、6位が勝ち抜いていたら、それってなんなのよ?、と思うなぁ。

曰く、正論であって、

あくまで我がチームが目指す地点は、ハラハラドキドキの浮き沈みの水平線ではない。

皮肉な言い方をすれば、

昨季の大方のタレント残留とは、下手を打つと

あのハラハラドキドキの、二の舞かも知れないのだ。

つまり。

顔なじみの多い新チームには、どうしても〈進化〉〈発展〉がなければならず、

そのポイントとは、

たとえば、常田 克人の遺恨をここで持ち出すとしたら、

失点が、単に、ディフェンス陣の責任、失態として追及されるようなサッカー流儀との訣別だと思う。

とりあえずは、攻撃と守備を別ものとして定義することを止めて、

過去2年、ここで主張してきた、

〈守功一体型〉が、各個の分担と連携とに、同時に落とし込まれなければ。

多様性の創造は、それからの話でありましょう。

では。

なんとでも言える あと5週間。

(情報の期限 ☜ 1月6日 13:30)

去り、やって来た選手、残ってくれた選手、それとスタッフに、ありがとう。

シーズンの始動当日に、(実に計画的な手際で)、

2025年季、トップチームの陣容がリリースされた(背番号とともに)。

プレイヤー 33人の体制。

練習の形態や密度を考えもせずに、選手保有数の過小を云々する議論がある。

が、あれはまったくの笑止であって、たとえば、

怪我や不調による離脱もあろうし、

ハーフコートでのトレーニングをやるとなれば、30人を確保しておくことは、必至。

(追加☞ つまり、ゴールキーパーは、 4人が要る、このポジションを、ゲーム登録の側面だけでみるのは過ち)

で。

育成型レンタル加入が、4人だっけ。

多少の是非はわからんが、

思うに、シーズン中になお、育成型による出し入れがありそう。

既知と未知の顔ぶれ……。

チームの3分の1が入れ替わるのが、毎季のならわしとはいえ、

レンタル組の満了がめだつので、

比較的に、今回は、昨季の戦力を保った感がある。

けれども、既知の部分が多いことをよろこぶのは、保守思想に過ぎないから、

よく考えてみれば、

契約更新の多いこと=戦力の維持、が成立するわけでもなくて、

これについての評価などは、

シーズンに突入してみなけりゃあ、わかるものでなし。

つまり、あと、5週間は、

どんなことでも予想し、言える期間であるからこそ、

これぞ、〈球春〉なんだ。

しかしまぁ、総体的は平均年齢がどうなったのか調べてありませんが、

筆頭 24歳の ゴールキーパー4人編成ってのは、際立ちます。

……あとは、

〈無念〉〈臥薪嘗胆〉といった、どちらかというと、負の遺産がモチベーショとはならないような新しい水平線をめざすこと。

では。

気分を害するだろうな,と思いつつ、

少々、ひっそりと書いておきます。

日頃。

リーグがひとつ違えば天地の差、

要は、リーグ至上主義論を唱えておきながら、

高校生サッカーのスタイルに接すると、

それを、山雅がやれだのどうのこうのと、

我がチームの不足のような発言を、臆面もなくする向きがあって、

おいおい、気は確かか?、と思ってしまう。

ハードワークとか、ねちっこい守備とか、言うんだが、

眼前の、(高校)対戦チーム同士の技量による、ゲーム様相、

たとえば、ボールの運び方の良否(レヴェル) を無視して、

ほんらい比較できないものを、心象的、

同一レヴェルで感じてしまい、それに疑問を持たない、あるいは、内省すらしないのは、

ふだん山雅(と対戦するプロチーム)を観ている者として、かなりマヅイです。

よくいえば、無邪気、なんだろうけれど。

皮肉な言い方をすれば、

彼らが山雅に求める〈美点〉とは、実は、

我がチームを、弱者の立場に縛る足かせでしかないのが全くわかっていない。

〈強くなれ〉、とは真っ向矛盾した要求でありましょう。

もちろん。

高校サッカーが観て楽しめないわけではなくて、

上田西高が次に、(準々決勝で)あたるのが、流経大柏高らしいから、その楽しみは増す。

ただし。

現在、(高円宮杯)プレミアリーグイーストで4位につけている相手だから、

これはもう、ひたすら守って一矢報いるの状況があからさまになりそうな可能性が高い。

で、万が一、

その方策が奏功すれば、ますます上田西へ習え、の大合唱が聞こえてきそう。

いやはや。

でなくて、

僕は、ボール保持にこだわったテクニカルなサッカーで戦うのが、

今後の財産になるものと信じるし、彼ら自身はそうしたいはずだと思う。

では。