中盤の山雅,サイドの金沢(2025.5.3ツエ―ゲン戦レビュウ序章)

後半、金沢の攻撃圧によく耐えて、

2 – 1 の勝利。

かつての山雅とやっていることはまるで違うのに、

〈山雅らしさ〉が戻ったなどという論調が湧く理由は、

実に、かんたんであって、

つまりは、12,000人の観衆がいて、その中、我がチームの勝ちを喜ぶ体験の踏襲、それに過ぎないって、こと。

まぁ、しかし。

ゲーム終了後、#42と、#36が抱き合って喜ぶ光景は、

山雅の新時代の到来をおもわせて、かなり嬉しくなりますね。

標題の、

こっちの中盤、金沢のサイドの内容については、レビュウ本論で書きますが、

要は、金沢サッカーに、山雅が中盤の多彩さをもって巧くゲームを創った、ということであります。

ゆえに、萬年式準MVPは、山本 康裕ということで、決まり。

では。

今日から 16日間で、(訂正/追加しました)

5ゲームをこなす日程……。

2週連続で、週中(水曜日)のナイトゲーム。

ほとんどが、中3日のやり繰り。

ただし、

そのうち、4ゲームは、アルウィンでやれるのが救い、と考えよう。

☞ つまり、僕らができる、アルウィンの雰囲気づくりが重要。

で。

キッパリ言うけれど。

11日の長野県サッカー選手権決勝(vs 長野パルセイロ) は、

大幅なターンオーヴァーをほどこして、(もちろん)勝ちにいく姿勢をお奨めするし、

チーム首脳陣も、そう考えているものと、推断。

次なるレギュラー、登録メンツの発掘の、またとない機会であって良い。

こういうところで、割と酷使している佐相を休ませて、現場に復帰した滝 裕太をゲームに流し込んでいく、とか、

現状、大橋から安永へと、上手くバトンタッチしているボランチでは、

思い切って、石山、稲福のセットを試してみるとか、

チーム総合力の観点から、けっこういろいろできると思いますから。

では。

ヴァンラーレに訊いてみる? (金沢戦プレビュウ)

先週。

ツエ―ゲン金沢は、アウェイで、八戸と第1節を戦った。(山雅と同じに)

結果は、0 – 2 の敗戦。

スタッツを診る限り、どうも、完敗に近い内容だった感じ。

(山雅も、先季は、八戸には リーグ2連敗を喫していて)

よく鍛えられた感ありありの、休まず手を緩めずに、機敏なサッカーをするから、どうも、そこらへんに手こずったんではないか。

さりとて。

八戸さんに、勝った秘訣を訊くこともできず、

DAZNの見逃し配信でそのゲームをおさらいする気にもなれない怠惰な僕だから、細かな分析は、我が山雅スタッフに任せるとして、

金沢とやるに際しては……、

❶攻撃において、ハッキリした強みを持つタレント(パトリックとか)を擁するから、逆に、それを阻止する手段(守りの)は選びやすい。

❷相手陣内でボールを握り、ペナルティエリア内までそれを運んでシュートを試みる。
つまり、そこまで持ってきてからの、シュートが多い。
それが、クロスによってであろうと、ドリブルであろうと。
こっちのディフェンスラインを形成するヒントです。

苦戦した相手の特長は、〈前後に機敏〉ということ。
ここらは、山雅と同じ弱点かも知れないけれど、
ならば、こっちが一気に突貫することも、戦法のひとつにしていいかも。
要は、ツエ―ゲンを疲れさせよ。

❹サッカーの技量的には、ほぼ同格と診る。
お得意のセットプレイなどを交えて、適時ゲームを止めて、狡猾にやろう。

なぜ、ホーム3連敗はマヅイのか?

山雅がホーム勝利すると、巴屋さんの割引があって、それをアテにしている僕としては。

お気に入りの冬のカーディガンを、いつクリーニングに出せるのか?、とヤキモキしているからなんです。

では、アルウィンで。

5月1日のルーティン。

『The First Of May』(1969年発表 by ビージーズ)を、

今日、引っ張り出してくるのを、

僕が、このブログを書いている限りは、もう、ならわしにしてしまおう。

……幼い頃の想い出は、小さくなって遠ざかり、

時は、いつか、僕らを通り過ぎていって、

僕らは、互いに離れてしまったけれど、

あの日、君の頬にくちづけた、あの恋はホンモノだったんだ……

子ども時代に見た、あの深く大きな川。

それが、いま訪れてみると、ホンの小川に過ぎない。

そんな、経験は、ないだろうか。

時間の経過と、自分の成長にともなって、いつしか消え去った昔。

けれど、あの幼い恋心は、いまだって私のこころに息づく……そんな歌詞。

たまたま、今日。

数箇月の入院生活のままに、

友人のひとりが帰らぬ途を行ってしまったことを知ったので、

時と人の過ぎ去るのを、いつもよりも深く感じている。

では。

ずいぶんと先頭に立つ山雅。

転がる石には苔むさず。

もともとは、

転々とばかりしていたら(責任から逃げ続けると)、成功は得られない、をいう諺。

だが、我が国のプロサッカーチームは、まるで、ローリングストーンのよう。
(諸外国も、事情は同じなのかな?)

経営マネジメントの一貫性という局面は別として

フィールドマネジメントにあっては、

おおかたのチームが、毎年、 3分の1以上の顔ぶれを差し替え、

指導者は短命で、4年以上その職にあるのが、レアなケース。

で、上手くいかないと、年度途中の交代などはザラ。

人的資源を使いまわしながら、まるで、その年限りの決算と精算の繰り返し。

変わらないのは、取り巻くファン&サポーターばかり……なり。

……これが常態とは言え、こんなんでいいのかい?、とはしばしば思う。

さて、この前。

今季山雅のホームグロウン選手は 8名、と書いたんですが、実は、僕の勘定間違いで、ホントは、9名。(まことに失礼しました)

この数字を、リーグ全体の中においても (4/22 Jリーグ発表の数字による) ……

15人 ☞ FC東京
13人 ☞ 鹿島、広島
12人 ☞ 柏
11人 ☞ 大宮
9人  ☞  東京V、横浜FM、松本
8人  ☞  湘南、京都、G大阪、沼津  ……と堂々の数字なんです。(沼津も)

(☞ ホームグロウンとは、ユース年代に3年以上、または、高卒入団後 3年以上、そのチームに登録されること、をいう)

つまり、今の山雅の所帯は。

チームの 3分の1が、ティーンエイジャーから帰属した〈生え抜き〉と、高卒入団して3年経過、それに、育成型レンタル移籍加入の若手らが占めていて、

その上に、25歳前後の団塊が、チームの主体を成しつつ、

そこに、30前後のヴェテランと呼ばれるタレントをちりばめる。

事実、ゲームにはこのところ、ホームグロウン 6人が登録される傾向。

その限りでは、まことに有望な未来だろう。

この際、

転がる石は 滅びない、と読み替えてしまえ。

しかし。

この編成の根底には、

トップチーム人件費の圧縮による、売上に見合った経費コントロールといった、まことにシビアな経営マネジメントの要求も存するはず。

(育成型レンタルでは、レンタル元クラブに、出場機会を与えることを要件に給料負担を求められるだろうし)

かように、

みずから大きな変化へと舵を切ったマネジメント(経営と現場の)。

さて、それと共闘し支援すべきな、

取り巻きのファン&サポーターの理解度はいかがであろう?

ところで。

本日限りで、活動停止が解ける神田 渉馬よ、愚行など誰にでもあるさ、

前を向いてやり直せ、期待してるよ。

では。