(金木犀、10/3から昨日にかけてが満開、細かな橙の花、地に散り敷く)
アスルクラロ戦の、終了ホイッスルが鳴った時。
(GKビクトルを除く)ピッチ上の山雅フィールドプレイヤー10人の平均年齢は、24.323.4歳でありました。
ただ、それだけの話でもあり、そこに何かしらの意味も、やはりあり。
サッカーは年齢だけでやるものでもないし、
ヴェテランという存在価値が、実戦上でのみ発揮されるものでもないとも思う。
また、時々の所属プレイヤーの好不調もあるだろうが、
これだけ若い世代を次々とリーグ戦に投入するのには、やはり、そういったチーム創りが方針としてある、と診ていい。
(チーム内の切実な話は、当方は承知していないし、知る気もありませんので論外として)
訊けば、たまたま最適なメンバー、という返答かも知れぬが、
なんだかんだ言って、数年前とはかなり様変わりなチームに、
― 知らないメンツばかりになっちまって、と慨嘆めく向きもあるんだろう。
けれど、このくらいの舵切りをしないと、自己否定の先に〈新・山雅〉を見通す作業は、成立しないんじゃあないか?
起用法については当方にも思いもあるから、それらを時々口に出すにせよ、
おおかたではチームを支持する、と言うか、それを引き受けた上で共闘するしかない、ってことでしょうか、残り7ゲームも。
ただ、少なくとも、24.323.4歳のチームになって闘う時。
闊達なプレイにはチャレンジしてもらいたいものの、意思統一だけは必要。
つまり、ゲームにおけるプレイの優先順位の徹底、これだけはキッチリと落とし込むこと。
例えば、終盤あのように、常田 克人を前線に上げてターゲットにするんだったら、ひたすらそこを起点にパワープレイに徹すべし、といったことに集中させることがそれ。
では。