なんとなく勝てる,と思うな!! (相模原戦プレビュウ)

このメンツで戦うゲームも、これで最後。

……と思うと、若干は、感傷的にもなる。(各方面で引退ニュースもあれば)

―  もう来季ですね、ユニフォームも買ったんで来年も応援しますよ、とクレ君。

―  いや、山雅が 9 – 0 で勝って、裏で、藤枝が長野に 0 – 9 で大敗すればさ、

などと、およそみっともない悪あがき。

それはともかく、前期の対戦で4点獲ったからといって、楽観視すると痛い目にあうでしょう、きっと。

しかも、下方をみれば、勝ち点で今治、富山が追って来ていて、最悪、6位転落ですからね。

勝って、なんとか藤枝と勝ち点で並び、2016季のデジャブが、最高位。

けれど、どのリーグで闘っていても、どこでゲームをおこなおうと、誰がユニフォームを着ていようと、山雅は山雅。

じゃあ、山雅なるものの核心とは、なんなのか?

今日のように天候が芳しくなくたって、〈山雅〉を楽しむために週末、10,000人内外の熱心がアルウィンに集う生活、結局は、これ。

もちろん、チームの戦うスタイルと作法、それは時々で、どうにでも変容、変転していくのが当たり前。

〈山雅らしさ〉という形容詞によって求められる、なんらかの不変性は、それとはまったく別次元のことであると思うし、しかも、それを云々する時代は、かなり前に過ぎ去っている。

(追記)
だから、実は。

〈原点回起〉の、回起は方法論で対応するとしても、原点の部分に関しては、いまだ議論が尽くされていない、と思います。

さて、対戦相手の相模原。

既に契約満了を告げられたプレイヤーが多く、元山雅戦士もピッチに立つ。

でも、えいやあ!、と感傷気分をかなぐり棄てて、お互いに手加減なしの激戦を期待するのだ。

では、長い冬ごもりの前、それを求めて、アルウィンで。