ラスト20分間の光明 (2022.11.20 相模原戦レビュウ❶)

ゲームどんづまりの90分。

外山 凌によるクロスに反応して走り込んだ、中山 陸のゴールによって、

1 – 0 の勝利。

山雅が、反復攻勢に手が届くようになったのは、ようやく 70分過ぎから、

それまでは、良く言えば伯仲、悪く言えば、チャンスを潰しまくりの行ったり来たり、その中に、相模原の惜しいセットプレイが挟まれる、そんなゲームでした。

ディフェンスラインを下げなかったために、センターバックとボランチの距離感が良いといった美点もあって、悪くはなかった。

ただ、横山 歩夢よりは、ルカオのほうが数倍走っているといった面白い現象も在ったりして、チト不足感はありました。

で、息を吹き返したラスト20分。

ここでは、新卒から2~3年の年代のプレイヤーたちが、しっかりと働きを魅せていた。

その意味で、これからの山雅の方向性は確かに提示された。

いや。

ゲームを通して、それらの世代が躍動しなければ成り立たない山雅の将来が透けて見えていた、と思います。

では。