松本が誇るもの。

松本の誇り、田中 隼磨 (松本山雅所属) が、一昨日、現役引退を発表した。

選手生活の最後のほうは、怪我との苦闘が続いていて辛かったと思う。

松本へ来て、9シーズンを戦い、ここに、#3のユニフォームを脱ぐ。

とにかく今は、その働きに感謝しつつ、お疲れ様のひと言に尽きる。

これで、相模原戦は、#3松田 直樹のオーセンティックユニフォームを着込んでの観戦が決まり。

チームとしても、それなりのゲームをしなくちゃあね。

……、などと、やはり松本の誇る れーずんくっきー(by 藤むら)をいただきながら、

これもまた、松本の自慢、東山山麓線からの眺望に想いを馳せている。

では。

山雅を気づかう 埼玉県人。

昨日、僕は日帰りで、浦和市に出かけた。

埼玉スタジアム2002で開催 (11/16 19:30~ )の、

浦和レッズ vs アイントラハト フランクフルト (ドイツ1部) のゲームを観戦するためでは、

もちろんありません

旧友の、K君、O君と3人で、別所沼公園の陽だまりの中、秋を楽しんでいたのだ。

別所行の目的などについては、またの機会にご報告するとして、

K君をとおして、僕が松本山雅のファンをやっていると伝え聞いていた O君 (所沢市在住) 。

事前に直近情報を下調べしたらしく、

― 山雅、今シーズンは残念だったね、と慰めてくれる。

― でもね、最後まで手に汗握らしてドキドキさせてくれたしね、と僕。

― ところでさ、名波さんは続投なんだろうか?  契約のからみもあるんでしょうけど。

― うん、僕としては、3年くらいはかけて、じっくりやってもらいたい、と思う。

― ジュビロを昇格させたのも、足かけ2年かかった?

― 今年にしたって、自分の望むメンツが大勢を占める中で闘っていたわけでもないだろうから。

(強化部がそろえた現有勢力で結果を出すのが、現場指揮官の使命とは言え、

やはりそこには、指揮官の意見吸い上げや摺り合わせが必要だろう。

監督が、プレイヤーのチョイスの分野で、それ相当の影響力をクラブ内で持つには、ある程度の年月は必要ではあるまいか)

……、とまぁ、こんな会話を交わしていたんだが、

O君は、かつて10年ほど浦和レッズのシーズンパスホルダーであったほどのサッカー通でもあるから、

大宮NACKスタジアム、清水IHIスタジアムでも観戦歴があって、スタジアム談義などで話が尽きない。

で、来週からのカタールワールドカップに話を向けてみた。

すると、既に、対戦相手と日程が頭に入っていて、O君なりに(かなり緻密に) 、ゲーム、および予選突破のためのシュミレーションをしてあるようだ。

ならば、日本代表のゲームレビュウを、その都度彼から聴取してみようかしらん。

すべては、こっちのリーグ戦が終わってからにはなりますが。

では。

Stand by You , PJT .

(出来はともかく、これはひとつの詩であります)

〈空。2022秋〉

愚行

やってはならない報復

当然な レッドカード

そんな非難が 湧き起こるだろう

さも、分別顔した連中によって。

でも、次のゲームでは、

君のゲーフラをいっそう 高々と掲げてやるのだ

月間MVPを祝福し

ゲームにおける その不在を 惜しむかのように。

これからも 共に闘ってくれることを

願いながら。

では。

ここから,それから (2022.11/13 宮崎戦レビュウ❷)

萬年式予想では、昇格云々は、最終節までもつれ込むはずだった。

が、その前に、山雅にとって、リーグの白熱は終わりました。

これで勝ち点は、ラストで 1勝したとしても、66 。

目標の68点には、わずか 2点の未遂です。

他チームの勝ち負けなど云々しなくたって、ゲーム平均勝ち点 2 に到達する力なくしては、リーグ戦をモノにできないことが証明された。
(2016年は、それをクリアしてさえも、トップリーグへ上がれませんでした)

もっとも気張るべき注目ゲームで、まったく歯の立たないような (こちらにとって) 低品質なパフォーマンスを紡いでしまうとは……。

唖然を通り越し、なんともミゴト過ぎるほどの、90分間をはさんだ暗転。

いづれかの時点で、ゲームの成り行きにあらがえなかったのか?、とは思いますが、

ともかく、こういうゲームをやるようでは、そりゃあ、軽々に上へは這い上がれませんわな。― これが、おおかたの総括に違いない。

これからふつふつと湧き起こるであろう糾弾、批判、愁嘆場のもろもろを考えるだけでも、鬱陶しくなります。

が、他人の口に戸は立てられませんから、適当にやり過ごすとして、

まづは足許、それから、やがてその先へ、としっかり思いを向けるしかありません。

が、しかし、ここまで5位より順位を下げることなく、ずっと昇格圏争いに絡んできたこと。

これは、見逃せない大きな成果だと思います。

もしも僕が、今より十歳若ければ、

3位も最下位も同じこと、と思っていたかも知れませんが、それほど狭量でもなくなりました、今は。

あぁ、田中パウロと榎本 樹にとって、リーグ戦は終わり。

けれど、毎度のことになりますけれど、

真の同伴者でいるためには、さてと、リーグ最終と、それからを、どうやって見届けましょう?

自分なりの答えは、もちろん、ありますけどね。

では。

どういうゲームを創りたかったの? (宮崎戦レビュウ❶)

〈まづは、宮崎戦の総括〉
1 – 4 の、かなり無惨なスコアで敗戦。

1 – 2 と逆転されたところで、なんとか踏ん張りたかったですね。

こういうゲーム、次の点がどっちに入るかでゲームの帰趨が多く決まります。

僕は、仕事の都合で、前半40頃からのDAZN観戦になりました。

先制点は、ルカオがサイドを侵してクロス、それを中央に詰めた菊井 悠介が決める、という狙いどおりの攻撃から生まれた。(プレビュウで推奨した方法)

横山 歩夢も、相手にとって危険なランニングをしてシュートまで行けていた。

TVで観ていた限り、後半の3失点すべては、守備が緩くなり、マークに全然つけない状況下で起きました。

思うに、現地宮崎は、かなりの高温。

ゲームが進むうち、体力を消耗して、走力がガクんと落ちましたね。

こっちの陣形は縦に大きく間延びするから、セカンドボールを拾えなくなる。

すると、ボールをいいように動かされ、相手を捕まえられず、ディフェンスが背走するような格好になった。

山雅がやるべきだった、ピッチを拡げて使う戦法は走力がベースになりますが、こっちは、ガス欠。

となると、むしろ相手がこれをやって奏功した。

ならば、体力温存を図って戦う手立てはなかったのか?、と思ってしまうんですが、ほんらいが、時間と態勢をタメてやる戦法を棄てているチーム。

ですから、無い袖は振れなかった、ということでしょうか。

まぁ、もうチョットは抵抗してもらいたかった、というのがホンネですけど。

彼我の持てる力はともかく、さすが宮崎、上位チームを総ナメにしているだけあった。

こういうのを、手立てなくしての完敗という。

この結果は、フロックでもなんでもありません、というところから始めないと。

では。