萬年式予想では、昇格云々は、最終節までもつれ込むはずだった。
が、その前に、山雅にとって、リーグの白熱は終わりました。
これで勝ち点は、ラストで 1勝したとしても、66 。
目標の68点には、わずか 2点の未遂です。
他チームの勝ち負けなど云々しなくたって、ゲーム平均勝ち点 2 に到達する力なくしては、リーグ戦をモノにできないことが証明された。
(2016年は、それをクリアしてさえも、トップリーグへ上がれませんでした)
もっとも気張るべき注目ゲームで、まったく歯の立たないような (こちらにとって) 低品質なパフォーマンスを紡いでしまうとは……。
唖然を通り越し、なんともミゴト過ぎるほどの、90分間をはさんだ暗転。
いづれかの時点で、ゲームの成り行きにあらがえなかったのか?、とは思いますが、
ともかく、こういうゲームをやるようでは、そりゃあ、軽々に上へは這い上がれませんわな。― これが、おおかたの総括に違いない。
これからふつふつと湧き起こるであろう糾弾、批判、愁嘆場のもろもろを考えるだけでも、鬱陶しくなります。
が、他人の口に戸は立てられませんから、適当にやり過ごすとして、
まづは足許、それから、やがてその先へ、としっかり思いを向けるしかありません。
が、しかし、ここまで5位より順位を下げることなく、ずっと昇格圏争いに絡んできたこと。
これは、見逃せない大きな成果だと思います。
もしも僕が、今より十歳若ければ、
3位も最下位も同じこと、と思っていたかも知れませんが、それほど狭量でもなくなりました、今は。
あぁ、田中パウロと榎本 樹にとって、リーグ戦は終わり。
けれど、毎度のことになりますけれど、
真の同伴者でいるためには、さてと、リーグ最終と、それからを、どうやって見届けましょう?
自分なりの答えは、もちろん、ありますけどね。
では。