前田 大然の 先制ゴール。
これを、嬉しく、誇らしく思う山雅ファン&サポーターの心情はよくわかる。
その成功物語が、我等が松本山雅で始まったのだから、まるで、近親のシンデレラストーリーを観られた歓喜と感謝の気分。
もちろん、J1 (横浜Fマリノス) で得点王を獲った大然みづからが切り拓いた代表への道であることに間違いはなく、山雅が彼に恩を着せることでもありゃしない。
そんな中で、他方、僕のココロの時計は、2019年7月へと巻き戻された。
当時、大然は、2020年東京オリンピックで日の丸を背負わんと、ステップアップを狙って、CSマリティモ (ポルトガル1部) へ移籍(期限付き) して行った。
〈境界突破〉を掲げ、2度目のトップリーグ参戦をモノにしようとしている最中で、貴重な得点源を流出していいんだろうか?、という疑念がないではなかった。
くわえて、レアンドロ ぺレイラも放出(➩広島)したのだから、極端な話、正気かよっ、との感。
で、何が言いたいのか?
かようにひとりのプレイヤーの成功を喜ぶ同じ口が、
指揮官選定から始まって個々のメンツの出し入れ、要は、チーム編成に関する批判、これを、軽々に口にするのもオカシイだろう、ということ。
喜怒哀楽は否定しませんが、
せいぜい論理的に、温情のココロ、首尾一貫した立場で語るべきでありましょう、山雅ファン&サポーター諸氏よ。
では。