― 飯田 真輝が、今度はさぁ、と家人。
最近発表された、㈱松本山雅の組織改編の中で、
彼が、強化(編成) 部門へと配転になった件を言っているらしい。
― これまでの、よくわからない役職より、はっきりしていいんじゃぁない?
すべては〈強い〉トップチームを創るための方策なんだろうから、あぁ、そうなのか、くらいに僕は思っている。
企業統治、組織内機能分担の見直しに関することは、外部の人間が、どうこう言うことでもない。
ただ、ステークホルダーに対する説明責任を果たす、ということは必要なんだけれど、あまり丁寧を尽くしてもどうか?、とは思いますね。
ああいうセッティングって、メディアの要求なんでしょうか?
ヘタをすると、山雅らしさ、強さとは?、といった、答えの出ないような堂々巡りの議論に陥ってしまって、ひどく生産的でない。
それほどに、降格、昇格失敗のショックは大きかった、とは言え、自分自身を責めてみせることで、必要以上にクラブを弱くすることもあるまいに。
この後、指揮官選任が、手順の初めにあるにせよ、僕の見立てでは、
ここ5年にわたる、攻撃力の貧弱を克服できなったことが、結果、チーム力を落とした根底にあるわけだから、そこらに集中してテコ入れを、図るべき。
背番号#10 を背負う者が不在、はその象徴でしょう。
堅守ばかりにしがみついたところで、得点できなきゃあ勝ちはないのだから。
たとえば、齋藤 学 (元名古屋グランパス)、あるいは、佐々木 匠 (愛媛FC)を獲って、あのような攻撃的タレントを、山雅で復活させ、活かせるようなチーム創りをしないと、強くすることにあっての、言行一致とは言えませんよ。
では。