ルヴァン杯のありがたさ。

雨予想の、週日ナイトゲーム。

観戦者が少なければ、少ないなりに、ゲームと雰囲気を楽しめるってもんだ。(決して負け惜しみにあらず)

ベルマーレは、やるのに不足はないチームでもあるし、しかも、来松くださるんだから。

それが、ひとつ。

ふたつめは、これが、いちばんの愉しみなんだけれど、

ベンチを暖める、あるいは、ベンチに入れないプレイヤーたちの、

思いの丈のプレイを観られることだろう。

ベンチ入り当確線上、あるいは、フルタイム熱望組、

個々の名は敢えて出さないけれど、

そういったつわものを観にいくのだ、アルウィンに。

もちろん、勝ちにいってもらいたいが、

消極的なサッカーだけは御免ですね。

では、アルウィンで。

いい大人なんだから。

 

勝てない、勝てない、とずいぶん騒がしいが、

なにか言わなきゃあならんから、

挨拶代わりに〈勝てない〉と、深刻ぶってるだけ、と思っている。

深刻になるのは、当事者にまかせておくのが礼儀であって、

僕にいわせれば、

周囲がいろいろ言えるところは、ホームで勝てないことだ。

そこに限定してしまうと、

今度は、ホームで勝たせられないという、自責の部分が浮かび上がる。

つまり、自分にできることは何か?、という自省と、コミットメントに心を向けずして、ただ文句を垂れて、嘆いてばかりは、いい大人のすることじゃあない。

でなけりゃあ、せいぜい、

こうせいああせいと、精神論無用なサッカー論議をするに限る。(萬年は、そのひとり)

20ゲームやった特別リーグの戦績は、(PK戦をドロー、と数えると)

7勝 6分け 7敗の、ちょうど五分で、良くも悪くもない。

これには、対2部チームも混じっているから、3部ではもっと良い結果が、と思うだろうが、

2部チームが、それほど手が届かない存在でもないことを知れたのが、特別リーグの功績であって、

相手が3部ばかりでも、ほぼ同じようなもん。

つまり、石﨑式錬金術を認めるにせよ、まさか、打ち出の小槌でもあるまいし、

予想外の流出に対して、精を出して集めたのが、今の所帯なんだから、

すぐにでもさまになる、と思っているとしたら、それこそ能天気過ぎて、笑われる。

ここまで、

5ゲーム消化して、負けが ひとつ。

これって、シーズンを 8敗でおさめるところの、なかなか上等なペース。

分けのうち、ふたつは、追いついて、ドローに持ち込んでいる。

先制されたり、突き放されると、そのままあっさり負けていた2025シーズンからすれば、

かなりの変貌、ではなかろうか。

ここは、ひとつ、

竹原ピストルの、この曲でも聴いてみます?

では。

田口次第…… (FC大阪戦レビュウ❷おしまい)

ひとつ。

ゲーム後、スタジアム一周の挨拶を待つ、北ゴール裏で。

たまたま隣に立つご婦人に、

―どうでした、今晩のは?

と、ゲーム感想を訊いてみると、

― 田口次第かしらね……。

この返しには、感心してしまった。

それが、僕にとっては、〈解答〉レヴェルの重みだったから。

ハーフタイムに、チノ氏との雑談中、彼が、

― 田口は、センターフォワードとして、中央にドンと構えていてもいいねえ。

ご婦人のゲーム評は、チノ氏の発言と、まるで符合するではないか。

#17 田口には、布陣的に、カナショーとのツートップが割当てられているためなのか、

はたまた、それがミッションとして与えられているのか、

サイドに流れて、プレイヤーと連携したり、クロスをあげたり、ずいぶん広いスペースを、田口は駆ける。

ただし。

たとえば、田口が外にまわった際、では、誰が中でボールを受けて、シュートで終わらせるのか?

このゲームでは、その候補は、カネショー、安永、澤崎であったろうが、

互いにサイドを侵したいサッカーの競合というベースがあったから

カネショーは北爪と、澤崎は高野、あるいは宮部との連携に追われる様相があって、中に入ってくるのが、どうしても遅れる。

外から、中へパスを通せるとしても、だ。

田口には、相手センターバックが、2枚で挟み込んで自由を奪う守備をしていたこともあるけれど、

彼独特の、ペナルティエリアにおける軟体的なプレイは、

やはり、それなりの時間的な準備を要するから、

#17には、ロングボールの収めはするにせよ、

できるだけペナルティエリア内でのボールタッチを望みます。

ふたつめ。

宮部の変貌、野田の投入によって、ここへ来て、俄然と顕著になったのが、

センターバックの高い位置への進出と、後方からのクロスボール投入。

金子 光汰のフィードも、かなり精度を増して高野を狙えるように進化中。

ならば。

これらのプレイを活かして、ウイングバックと絡ませることで、

サイド侵攻作業における、シャドウの負担を減らし、

たとえば、澤崎、安永には、

より中盤を締める格好で、力安と、トライアングルを形成して、後方と最前線をリンクしてもらいたいんですよね。

大阪戦では、サイド攻防と、サイドからの寄せはあったが、

ゴールマウス幅内からシュートを狙うシーン、がほとんど見られず

それが、ゴール臭がしない要因でもあった。

みっつめ。

ゲームでは、攻撃の大事なところで、

出し手と受け手の意思が合致せず、マイボールをムダにするシーンがけっこう目立ち、それが、

多く投入されたクロスが、受け手となかなか合わないことと関係しているのならば、懸念は残ります。

では。

屈強に対等には,できた(2026.9.5 FC大阪戦 心象レビュウ)

0 – 0 のスコアレスドロー、でした。

ああいったサッカーとやる際に求められるところの、

屈強、不屈さにおいては、遜色もなく、対等に張りあえた、と思う。

あやうさ、危なげさも、ありませんでした。☜ 守備面の安定は、特筆。

これは、リーグ戦の今後に、かなり明るい材料であるはず。

とくに、後半、

北ゴール裏からだと、

南へ向かって攻める山雅プレイヤー同士と、ゴールまでの距離感がつかめなかったので、

DAZNで観なおしてから、評価しますけれど、

互いに、サイドからの侵攻へと舵を切るサッカーだったかな、と。

山雅は、大阪の左サイドの躍動に、ずいぶん手こずりましたしね。

ならば、ゴールマウスの幅内へ持っていっての、シュートはどうなった?

……どうも、それが、このゲームの〈肝〉

あるいは、〈秘密〉だったのかも知れません。

もう少し、詳しくは、レビュウ❷で。

九月になれば、山雅は……

と、ポール サイモン作曲のタイトルをもじってつぶやくんですが、

昨夜からは、8日で、ホーム3連戦、これで、あとの2戦がますます楽しみ。

では。

屈強に対等に (FC大阪戦プレビュウ)

記録はたしかめていない。

が、記憶によれば、FC大阪戦は、たいていが、

勝ち切れないか、あるいは、思うように戦えてこなかった印象

彼我ともに、変貌しつつあるから、状況も変わってはいるだろうが、

やはり、剛直とか、直截的、そんな印象のぬぐえない FC大阪だ。

石﨑氏になって、

山雅は、剛直、率直にはっきりと、をめざしている(はずだ)から、

案外、似た者どうしの対戦なのかも知れないが、

まづは、対等以上にやってくれ。

それが、出発点でしょう。

前節、対山口戦のハイライトを観ると、ほとんどが、FC大坂の攻撃シーン。

さすれば、かなり優勢なゲームだったに違いなく(結果は、スコアレスドロー)、

洗練をめざす上手いサッカーを〈喰う〉のが巧い、のかも知れない、大阪さんは。

僕の関心は、

2024季から2年ぶりに、#14 住田 将に会えること。

彼も含め、後方のプレイヤーに長身が多いのは、警戒すべき点であり、

また、そこを、どうやって衝いてゴールまでいくのか?、が試される。

思うに、ピッチを広く活かし、サイドから揺さぶる手かな。

住田は、澤崎が退団したこともあって、ファーストプレイスキッカーとして地歩を築きつつある。

で、山雅のほうは、ここまで、フリーキックからのゴールが皆無

たまたまなのか、ロングスロワーなしでやってるゆえなのか、よくわからないが、

このゲームは、フリーキック(セットプレイ) がポイントかも。

現在、3部リーグにあって、反則数トップの山雅だから、

住田に良いキックを蹴らせないためにも、そこは、要注意でしょう。

山雅の新旧の、背番号#8 が競演する……。

では。