Thank You !! 太郎。

いろんな制約下、スタジアムで闘うプレイヤーを勇気づけるには?、と考えたあげく、昨季は、ゲートフラグを掲げることにした。

それは、#8 杉本 太郎。

(萬年にとっては)残念ながら、彼は、アビスパ福岡へと、関門海峡を渡っていった。

新天地でも、#8 を背負うと知って、非接触が徹底されていたために入手できなかった、その自署をいただこうと思い立った。

で、この度、ゆうパックが無事に松本福岡間を一往復して、ゲートフラッグにサインが入って、手許に戻ってきた。

ありがとう、杉本 太郎。

来季こそ、トップリーグで再会したいものだ。

そう、今はただ、決意するだけ。

どうなることかは皆目わからん、というのがホンネなんだけれど。

ま、礼状を書くことにします。

では。

 

 

敢えて 規律違反の肩を持つ。

部屋に入ってくるなり、ソファーでまどろんでいた萬年に向かい、家人。

― ねぇねぇ、1億円もらっている柏木に声をかけられるクラブがあるんかしら?

―そりゃあ、おまいさん、値切るっ、て手もあるわけだし……。

昨季はたしか、10試合そこそこの出場だったから、契約のテーブルではダンピングの交渉があるに決まっている。

ひょっとしたら、いまやトップリーグ中位に甘んずる浦和が、今回の騒動を、人件費削減の好機のひとつ、ととらえても不思議ではない。

無名なサッカーファンがひとり、こういった無責任なうがちに走るのはカワイイもんだが、しかし、マスメディアの論調は、今回もヒドかった。

たとえば、指揮官ロドリゲスは〈とても受け入れられない〉と柏木を論断、といった見出しで煽るわ、煽る。

読んでみれば、監督は、柏木の今回の行動は受け入れられない、と発言しているのであって、彼をチームの一員として受け入れない、つまり、その人格を否定しているわけでもなければ、戦略的な要員(カード)から排除する、とも言ってはいない。

それをあたかも、現場トップが追い出しにかかっているような印象を植え付けようとする。

チーム規律への違反は、浦和というクラブが淡々と処分をおこなえばよい話。

尾ひれをたんとつけて印象を操作、しかも、他人(チーム関係者)の口を借りる形で柏木を糾弾するメディアには、不快感がつのるばかり。

さらに気に喰わないのは、キャンプで同宿していたチームメイトが、規律違反の行動を、チーム上層部に通報したらしい、ということ。

願わくば、それが事実でないことを祈る。

友人であれば、まづは当の本人のところに行って、おい、あれはまづいんじゃあないのか?、きちんとクラブに報告すべきだろう、くらいの忠告ができないかい?

それなりの知名度があるとは言え、所詮は20、30歳代の若僧の発想なのか。

級友の行為を、すぐに教師に言いつけるような幼児性まる出し。

まぁ、柏木のことを友人と思っていなければ、仕方がないけどね。

では。

開幕まで10日の 明日には、

〈2021年 Jリーグ選手名鑑(サカダイ版)〉が、発刊になるはず。

毎季購入に走るほどの律義さもなく、かと言って、決して入手せず、と決め込んでいるわけでもなし。

店頭でページを繰ってみて、それから、その時の気分次第で……、となりそう。

ひとつ注文をつけるとすれば、審判名鑑の充実だ。
ルーペ越しでないと到底見えないような活字で、しかも、たったの一ページに押し込まれた情報は、少な過ぎないか?

ところで、キャンプレポートを読みながら思ったことがありまして。

鹿児島で、山雅が使わせてもらっているのは、主に白波スタジアム。

これ、鹿児島ユナイテッドの本拠地。

で、当の鹿児島ユナイテッドは、どこでキャンプを張っているかというと、どうも、鹿児島市内らしい。

たとえる、とですよ。
よそのチームのキャンプ地としてアルウィンを提供し、地元チームは、市内の他のところで開幕に備える、という図式。

薩摩のお国の気前の良さには、頭が下がるばかり。
こういう懐の深さを、僕たちも持ちたいもんだ。

さて、キャンプは今週いっぱいで終わる。

開幕は2/28、長州の地で。

となると、一週間の間隙を、すくなくとも、ゲーム登録メンバーはどう過ごすのだろう?

天然芝がいまだ使えない松本に、一旦戻ってからまた、本州アイランドの最南端へ出かけていくのだろうか。

風がやけに強い曇天の朝。
あぁ、こうなったら、いっそ雨でも降ってくれないかい。

では。

苦と楽とは まさに表裏 (テストマッチ前に)

フロンターレは、札幌と90分を2本やって、14 – 3 でキャンプを締めくくったようだ。

このスコア、もはや仕上がりうんぬんではなくて、単に地力差だろうな、と感心していたら、山雅は、本日、鹿屋体育大学とのテストマッチをおこなうことを知った。

対サンフレッチェ戦はなにもできず、エスパルスとは、(おそらく)主力組が、ゴールで音無しの3失点で、ここまで来ている現状。(結果だけみれば)

トレーニングでは、被セットプレイ(コーナーキック)の守備、とクロス攻撃の確認、とあるから、基本のキの繰り返し、というところなんだろう。

鹿屋大とは、やっぱりね。
昨年もやっているから予想していたとおり。

ゲームをはさんでいかないと、仮説と検証でチームを仕上げていけないはずだ。

昨季主力メンバーのうち、前線とサイドの5人がゴソッと抜けたんだから、それはもう、現場スタッフにしてみれば、今が、産みの苦しみの真っ最中なんだと思う。

そして、残ったのは、後方の、中盤と最終ライン(含むGK)。
ならば、佐藤、前、安東のボランチ陣をそっくりキャプテンに、というのは実にわかりやすいストーリー。

おそらくは、彼らのいづれかが、おおくゲームキャプテンを務めるんだろう。

ということは、特に熾烈な競争は、前線とサイド(ウインガー)の部分にあり。

開幕後、6~7節くらいまでは、試運転的なのを覚悟しながら、競争とチーム仕上がりを観ていきましょうか。

でも、こうなると、現場の苦しみが、そのまま暢気なファンのお楽しみへと、まさに、コインの表裏のように一致してしまうんでありますな。

お気楽なことで、まことに申し訳ありません。

では。

【提言】#10 を継ぐ者たちよ。

いよいよ新装なった、公式ページ、トップチームの顔ぶれ。

それを眺めながら、1/28、対モンテディオとのテストマッチで、オーセンティックユニフォームをまとっていたのは、あれは、撮影用のためだったんだ、と今頃気づき、ひとりで失笑。

さて、チームづくりの中では、やはり背番号10を背負う者が、必要不可欠。

みづから得点し、得点もさせられる攻撃の立役者、言わば、チームのヘソ、のようなファンタジスタが。

たとえ、現時点で#10のユニフォームをピッチでは観られないにせよ、実質的なその担い手を準備しなければ、リーグ戦は闘えない。

定位置争いの実際を知る由もないので、ここからは、もちろん想像の世界。

#10候補は、小手川 宏基、佐藤 和弘がまづ頭に浮かび、山口 一真が復帰してくれば可能性が高いだろうし、いや、待てよ、鈴木 国友にだってその芽はありか、いやいや、活かし方次第では、河合 秀人にだってチャンスがあるぞ、などと妄想にはキリがない。

いつだか家人に披瀝したら言下に否定されたんだが、敢えて言わせてもらうと、

本気で昇格をめざすのなら、大前 元紀 (流経大附柏高卒、現ザスパ群馬) にオファーを出すべきだろう、というのが萬年持論。

大前よ、一緒にJ1に戻ろう、と。
(エスパルスには是非、今季残留をお願いするとして)

どのカテゴリーに在っても山雅の存在価値は不変だが、ことリーグを闘い抜く動機のいちばんは、そこでお山の大将になること。
お山の大将になれば、必然と、トップチーム参入がご褒美でついてくる。

今夏の補強を見通した中で、強烈な得点源の確保、チーム内競争の激烈化のためにも、大前の獲得には、今から動いておくべきでありましょう、山雅。

オマケではあるけれど、塚川、高橋、中美、乾がチームを去り、流経出身者が野々村 鷹人君ひとり、というのもなんだか寂しいではありませんか。

では。