はるか此方の 野次馬よ。

野次馬の語源は、おやじ馬、との説あり。

もはや役立たずとなった老馬が、その責任のなさのゆえにむしろ、世の事象についてやたらコメントをしたがる、というのがその真意らしい。

ポリスによるアフリカ系青年の殺害をきっかけに、全米に沸き起こったデモや暴動。

そうしたら案の定、太平洋のこちらでは、無責任なコメントを、さも良識派であります、とばかりに言う連中がわいてきている様子。

不当な差別への抗議と、略奪とは全くの別物。前者は容認できるが、後者はご法度だ、云々とか。

抑圧されたエネルギー奔出の実相を、火の粉を浴びないような場所にいて、さも訳知り顔で言ってくれるよ、まったく。

自分で手を汚す覚悟もない評論家ばかりなのか、この国にあるのは。

では、ごめんください。

塚川の災難。 

久しぶりのアルウィンでも楽しもう、ということで5/24、ドライヴスルーマルシェへと出かけていった。

山雅弁当を購ったら、サーヴィスで、サイン入りカードがついてくる。

One Sou1、One Heartの、上の写真がそれ。

一体だれのサインだろう?、ということになって、選手名鑑で調べると、
塚川 孝輝#17 と判明。

ところが、
―これじゃ、なんだかわかんない。だいたいが、#17とも読めやしない!
……と相方にはひどく不評でして。

―いや、サインてものは、わからないところがいいんであって……、と言っても頑として聞き入れない。
はたして、塚川に恨みでもあるんだろうかねぇ。

なんとも災難なのは塚川なんだが、ここはひとつ踏ん張って、ボランチ定位置を確保してみせる、ってもんでしょうね。

では。

政府と国民、そんなに違うか?

※記事中の数字はすべて、5/25現在(by Google)。

COVID-19の死者は、多い順に……、
米国    100,000人
英国      37,000
伊太利           33,000
仏蘭西           29,000
スペイン        27,000 ……とやってきて、
日本                  900人弱。

欧米各国と、日本(極東)との歴然たる数値差に対しては、
やっぱり、いろいろ言いたくなるんだろう。

政府(国と地方)はなんとも手際が悪かったけれど、国民はその聡明さで巧くやって事態を乗り切りつつある。

―実は、こういう考えが、いちばん厄介なんでありまして……。

日本という同じコップの中で、どっちもどっちなレヴェルで生活しているように思えますね、あたしには。

民の優秀さを強調する方に、では、うかがいます。

聡明/成熟した民がこれだけそろっていて、では、どうして先の〈おおいくさ〉で 300万人もの同胞を死に追いやったのか?
たとえ、いい加減な政府が指導していたにせよ。

―ここのところを総括せずに、70年あまりやり過ごしたのが、僕たち。

では、ごめんください。