青森山田が主役だった? (高校サッカー選手権)

常田 克人の完全移籍による加入は、グッド ニュース。

DF内の競争もより激しさを増し、かつ、相手の攻撃を摘むだけの役割でなく、(サイドのプレイヤーと連携することで)攻撃の起点としても期待されるだろうから、ますます奮起を望みたい。

その常田の母校、青森山田高が、決勝戦(1/11)で 山梨学院高と対戦していた。

さらに、山梨学院は、大野佑哉の出身高。

他の用を足しながら、たまに画面に見入る、といったおすすめできない観戦になってしまう。

局面局面でのプレイでは、青森山田が優っており、終始優勢を保つようにみえた。

山田は、相手がどうのこうのではなくて、あくまで自分らが積み重ねてきたサッカーを敢行。

対し、山梨学院は、力量に劣ることを前提にして、ゲームをやりくりしているような感じだった。
少ないチャンスを決め切り、一点を大切にする作戦、といったような。

〈学生〉スポーツには、それほど感動を覚えることのない萬年からすると、この試合、シーソーゲームになったのは、たがいの守備が脆弱であったため、に過ぎない。

ペナルティエリア内やゴール前での密集と混戦。
こういうことへの対処は、ディフェンスとして実に厄介。

となると、多くのチームがこういうシーンを作ることに腐心するのは当然のなりゆき。

延長をやって引き分け、結果、PK戦で敗れた青森山田であったが、
そもそもPK戦までいく、なんてことは頭の中にないチームなんだから、工夫もあまりなくて散ったのは、当たり前でありました。

では。