結局は バルカンだって …

…、エネルギーの話が根っこに在り、というお題。

― バルタン星人とはね、シルビー バルタンからもらった命名なんだよ。

とルノワール氏に言っても、彼、すこしも信用しない。

当時の円谷プロの人が明かしているから本当なんですが、これには他説もあって、〈バルカン半島〉からいただいたという発言もあるらしい。

紛争の火種が存す、ことからの連想でしょうか?

半島、とはいうものの、その広さは、日本の2倍弱で、ミャンマー国土の大きさにほぼ匹敵。

その中に、領土の全部または一部を持つ国家が13個もあるから、東南ヨーロッパ(地域)と呼んだほうが、より正確な理解だろう。

シルビーバルタンの生まれ故郷ブルガリアは、そっくりバルカンに含まれるから、ここにも、バルタンつながり。

今回、緊張が高まっているのは、バルカン半島からは黒海を隔てて北方のウクライナとその周辺。

ここへ相当な軍隊を集結することで恫喝にかかっているロシアに対し、米国が制裁を科す、とか言って脅し返す。

けれど、飛ぶ鳥後を濁す投げやりさで、とっととアフガニスタンから撤退してしまった身勝手さ。

そいつを見せつけられた欧州各国にしてみれば、もちろん、USAをアテにできるわけがない。

だから、NATO、なんて米国都合の言葉は、マジメには出て来やしない。

ひたすら、EUとしての結束、それを前面に押し出してロシアに対抗しようとしているが、どうやら国ごとの思惑もあるようだからイマイチ強烈さに、乏しい。

思惑の根源は、その国が、ロシアに資源をどの程度頼っているか?ということ。

軍事衝突、ということばかりに目がいってしまうが、要は、政治経済的な自立の引っ張り合いっこが、正体。

欧州各国からすれば、ロシアからの天然ガス依存体質から抜け出すことが、できることのほとんど全てなんでは?

となると、結局は、原子力発電によるエネルギー自立の道が切実となる。

最近、EUが、原子力もグリーンエネルギー(脱炭素)のひとつ、と表明したことはその証拠でありましょう。

2011年の震災、という特殊な事情があるにせよ、いまだに電力政策で迷走しているどこかの国の民にも、これは他人事でない。

この国にいると、原子力発電のとどまることなき増加、という世界的なトレンドが見えなくなる。

脱炭素、はいい。

が、では、電気料金が今の2倍、月5万円以上となり、夜道の街灯がほとんど点かない夜。
暖房を、我慢して入れずに過ごす冬。

そういう生活に耐えられるのか?、ということを僕たちは、マジメに考える必要がある。

特に、ノー原発、を表明している勢力は。

EUの原子力のグリーン認定はけしからん、ということで抗議した、某国の首相経験者5人よ、君たちのことだよ。

ならば、きちんと責任を持てる現実的な代案を示せ。

僕は、きちんとしたコントロール下で原子力を使うほかに途はない、と思う。

では。

臨戦 2022 ❺ (#5よ その存在感で)

新しいチームキャプテンは、やはり、ゲームキャプテンも担うんだろうか?

 松本山雅で

 ずっとやれ

 春から走れ

 勝利をめざし

 選(よ)りすぐりの精鋭たちと

 売り出せ

 過熱のサッカーで

 苦難の道を切り拓け

……つまりは、必 昇!

ところで、3箇月向こうのことなのに、しかも、北と南のホーム動員数(昨季)をそのまま当てはめたところで、十二分なキャパシティーのはずなのに。

ゴール裏だけでなく、特例として、メインとバックスタンドをアウェイ側に開放する、これはわかる。

けれど、ドサクサに紛れて、全席通常の 500円増し、とか。
しかも、通常に近い〈優待価格〉(会員限定)を設けるってことは、アウェイ観客ばかりがボラれる、ということですな。

なかなか、強欲ですなぁ。
北信流、ってそういうことを言うんだっけ?

せいぜい、それまでの 8戦を消化して、互いにいい位置につけていることを願うのみ。

では。

物語がなければ『Brandy (You’re a Fine Girl)』

ブランディ (君は 素敵な女)

ウエスタン ベイには 港がある
日に100隻もの船が 立ち寄るところ
孤独な船乗りたちは ここで時を過す
故郷の話をしながら……

この港街に ひとりの女が暮らしていて
バーで 働いている
船乗が呼ぶ 「ブランディ、もう一杯くれないか」
すると ブランディは ウイスキーとワインを運ぶんだ

船乗りたちは言う
「ブランディ、君は 素敵な娘
どんなにか 良い つれあいになるだろう
そうさ お前の瞳に惚れた船乗りは 海から足を洗うのさ」

ブランディは 北スペイン産の銀で編んだネックレスを着ける
そのロケットには
昔 ブランディが恋に落ちた男の名が刻んである

その男 ある夏の日にやって来た
遠くの国の プレゼントをたずさえて
けれど男は きっぱりと 言ったのさ
この街には留まれない 港は 俺の家ではない、って

船乗りたちは言う
「ブランディ、君は 素敵な娘
どんなにか 良い つれあいになるだろう
けれど 俺たちの人生、恋人、連れあいは 海なのさ」

男が 航海を物語るとき ブランディは 彼の瞳をじっと見ていた
海原が高まり崩れてうねるありさまを聴いて
ブランディには なんとも猛々しい壮観に思えたものだ
けれど男は いつも真実を語った たしかに 彼は正直な奴だった
ブランディは 最大限に理解しよう としていたんだ

夜になって バーが閉まる
ブランディは 静まった街を歩いて帰っていく
もうここにはいない男 けれど 忘れられない
いまだに 男が語る声を思い出す そう いまでも……

1972年に、ルッキング グラス(Looking Glass、バンド名、姿見って意味か) がヒットさせた曲で、最近になって、原曲にかなり忠実に演っているものを見つけたので、ご紹介。

英語〈girl〉は、中学校あたりで〈boy〉と一緒に覚えさせられるので、どうしても、少年の対句として〈少女、娘〉という語感になりがちですが、もっと幅広い年代の女性に対して使う、使える。

だから、ご高齢のお方をも、Girl、とか呼びかけるのを聞くわけで、和訳する時には気を使う単語。

では。

熱も入らず あっけらかん。

昨日の朝、職場のロッカールームで。

― いやぁ、すごいヘディングシュートだったよねぇ、とソルト氏。

代表チームの、対シナ戦のことらしい、と気づいて、

― 申し訳ない、どうも山雅以外には熱が入らず、観ていないのよ。

― でもさ、シュートゼロの相手ならば、3~4点は獲らないと……。

ナショナルチームの戦績がどうでもいい理由の95%は、会話にあるとおりで、ご贔屓のクラブチームでないこと。

感情移入できないのは、突き詰めれば、サッカー好きというより、山雅好き、ということか?

残り5%は、無理に引きだしてきた理由かも知れず、

アジアでやっていれば、ワールドカップ予選を勝ち抜くのがもはや?当たり前だろう、日本。

だから、関係者とメディアが熱くやっててもらえれば、それでよくって、いまさら画面のこちら側で、手に汗握ることもなし。

ワールドカップ出場に、日本のサッカー界全体が、命を賭けるという時代ではないという感じ。

が、それは、出場を逃した時の落胆の大きさと小ささによって、はじめて証明されることになるんでしょうね、きっと。

だから、これ萬年の持論ですが、もっと視野を広げる。

日本の地理的なポジションを、環太平洋との大義名分をつけ、政治力と資金力を総動員して、北中米、または、南米サッカー協会に入れてもらう。

そうすれば、いままでとはまったく違った、サッカーの新鮮さと、タフな経験を味わえること必定ですけれどね。

本戦では、出るとことごとく負けるグループでトップ獲ったところで、そんなに嬉しい?

アジアの中で、お山の大将はもういいよ。

では。

臨戦 2022 その❹ (怪しくてこそ山雅)

前回その❸で、失点論をしたら、
名波氏が、静岡県のローカルなスポーツ番組で、(山雅では)ディフェンスを育てて機能させなくては、と語っていたと、教えてくださる御方がありました。

機能不全だったディフェンスの立て直しには、ふたつのポイントを考えます。

❶年を追うごとに、山雅のディフェンスラインは高い位置を採るようになっていて、それは相手陣内におけるボールポゼッションの時間と量が多くなっていることと比例。
要は、陣形が、より前がかりになっている。
特に、負けているゲームだと、得点が要求されるから、ますます前へと傾斜する。
すると、ディフェンスラインの後方にはそれだけスペースが生まれるので、ここの部分を手あてしないと、裏を狙われて背走、失点となる。

❷前回のサイドのお話と関係するんですが、守備に回った時、相手を捕まえる場合、昨季、横のラインがずいぶん乱れていた。
過密と過疎がない交ぜになっていて、対人の受け渡しも巧くいかず、突破されていたように思う。

……こういった事情からすれば、もはや、〈専守〉という発想は成り立たたず、攻めるための守備を前提にして、攻守一体で改善を入れなければいけません、山雅の場合。

そこには、4バックを視野に入れた検証も含まれると思うんですが、今回の安田  理大の加入には、なんだかそんな雰囲気を感じます、感じたいです。

新体制で、背番号 #2、#6、#11、#10 が空いているのは、なんらかの結果だろうなぁ?、とは思いました。
誰れも希望しなかったとか。
でも、少々含みを持たせて、怪しいところがあってこそ、山雅らしい。

安田の加入が、とってつけたような結果に終わるのだけは、ご勘弁。

要は、彼の持ち味を使い切ってもらって、攻撃的な守備を魅せて、ということ。

では。