すべての山に登るユニ 『Climb Ev’ry Mountain』


(版権帰属先:オフィスウエストウッド)

ご存知、1959年ブロードウェイで初演された、ミュージカル〈The Sound of Music〉の挿入歌のひとつ。

every のその後ろ、mountain が複数形になっていないのに注目。
山々のすべてを登攀し尽くせ、ということではなく、やって来るチャレンジから逃げるないで、と歌う。

2021シーズンのユニフォームのデザイン。

これでもかと〈登攀〉にこだわっていますが、我ら、そのまま山を謳える唯一のクラブ名なんだから、とことんやるべし。

山並みをモチーフにした幾何学模様が好きになれるかどうか、そこが評価の分かれ目でしょうか。

萬年的には、アウェイのほうに惹かれます。
差し色の赤は、ホワイトに良く似合う。

故に、購入するならば、セカンド。

リーグ統一背番号のレタリングとの違和感もないし。

先日の、長野 vs 岩手を観ていて、あぁ、アウェイユニフォーム、オールブラック(あれはアンダーアーマー製)も有りだよなぁ、と思いました。

来々季はひとつ、いかがでしょうかねえ?

夏限定とせずに、通年のサード ユニフォームとしては?
ホームアウェイ関係なく着用可、ではありませんか!

では。

称賛は慎重 批判は大胆。

以前も書いたが、拙宅の居間では、毎日殺人が起きている。

午後にTVでは、刑事や探偵モノを多く再放送しているのだ。

先日も帰宅したら、観ながら寝落ちした誰かさんが、筋が不明になっちゃたわ、とか呟いている。

―あれ?、大空 真弓じゃあないですか。お久しぶり!
ところでさぁ、あなた、どこかあの女優に似ていませんかねぇ。

―まさか~!  わたしあんなにケバいっ、てわけ?

―いやいや。その雰囲気ですよ、その、上流的な雰囲気。

女性を、同性を持ち出してホメる時は、くれぐれも慎重に    by 萬年

TVを眺めていて気づいたこと、その2。
現東京都知事は、おそらく首筋(の衰え)を隠すためにネックの部分に意を用いているんだなぁ、チーフなんかで。
(これ、高齢男性にも言えることで、金銭に余裕があれば、ブラウスのネックを高く誂えるべきだろう)

いや、話がそれた。

緊急会見というから、ほぉ~、都営地下鉄やバスの営業を絞り込む、といった思いきった手段を発表するのかや?
と思いきや、ひたすら外出と会合自粛をお願いする、毎度おなじみの光景。
やれやれ。

誰と誰が何人でテーブルを囲んだ、とリーダーらが魔女狩りに忙しい、平和の国ニッポン。

我が国の法制度では、強制的に人的な流動を抑止することはむづかしい、というマヌケな議論を、一体いつまでやっているのか?

それって、憲法第9条を守っていれば戦争は招かない、とまったく同等な極楽トンボの世界観ではありませんか。

気の緩みとか、危機感持てとか、よく言いますよ。

民の自助努力にすがりきって、立法や法整備などの仕事に関するリーダーシップを放棄する有り様は、あの75年前とほとんど変わっていない。

このまま、ワクチン接種まで、ダラダラと推移するのか。

では。

身の程を知れ。

2021年の、トップチームスローガンは、『捲土雷鳥 第2章』。

萬年の中、ここから、1ミリたりとも動こうはずもない(イチローを真似る)。

(山雅の中では、キーワードはおそらく〈踏破〉あたりかなぁ?)

〈まづは 自分の限界点を知る〉
たとえ最大限を尽くしても、トップリーグからワンシーズンで陥落。

最短での返り咲きを狙って、そこそこ主力を残しながら取り組んだものの、遠く及ばず。
しかも、ディビジョン2で、過去最低の順位に終わる。

これ、責任論でなくて、今冬こそが、チームは解体から新生への本番を迎えた、ということを言っているに過ぎない。
加筆:リーグ分配金による救済は、今季で終わり。

つまり、チーム主力の大流出が、一年遅れてやって来てフツーな状況なのだ。

量的には、昨日までに、出入りのおおかた4割程度がリリースされたと観ていて、これからは、更なる主力級の、おもに流出が発表されるだろう。

昇格において確実視されるチームでなくなった今、たとえ、離別のニュースに接しても、それはアタリ前に思うべき。

すこしでもそれを阻止できれば、それで良し、と。

資金的にみて、リーグ順位では4位をメドに参戦できていれば、我らにとってまづは順当。

そこより上を目指し決意を持って戦い、しかも、山間の小都市やファンサポーターへの愛着を感じてくれるプレイヤーを大切にしよう。

住めば都、とはいうけれど、やたらと寒く、でも紫外線はとびぬけて強い場所に帯同してくれる奥様がたがいらっしゃるだけでもう、ただただ頭が下がります。


〈レンタル組の去就にも注目〉

大然はまぁ、その持ち味を出してトップリーグでやってもらう、として、前、佐藤の完全移籍加入はかなりの朗報。
佐藤については、#7 が空いていることでもあるし。

下川は、おそらく前々監督の評価が芳しくなかったためのレンタルから、いよいよ復帰。
かなり思うことありそうなコメント。
ならば、捲土重来のシーズンだよな。

今後、レアンドロ ぺレイラ、永井 堅吾はどうする?

ライバル北九州の戦力ダウンを図るなら、レンタルバックは戦術として有りだが、定位置を確保したGKの、下位チームへの復帰が話として成立するのかい?

高木 彰人は、鈴木 国友と行って来いか。
でもって、あとは、森下、常田……。

〈ほんとうのところは〉
三ッ田、宮部、山本、村越、山田、榎本らの、ルーキー、あるいはそれと同等の世代の成長をどう図っていくのか。

大野 佑哉のブレイクには、我慢して使い続けた仕事があったからこそ。
来季も、そんな成功をみたいものです。
(12/26 7:45時点の情報による記事)

で、別れをもて遊ぶような曲を聴きながら。
スティーヴ ガットが開発したドラミングが、印象的。

では。

平穏であること。

The Band (1967~1976年)の、音楽的な極みは、アルバム『Northern Lights – Southern Cross』(1975年発表) のあたり、と思っている。

ついでに言うと、ボブ ディランの『Planet Waves』(1974年)で披露したバック演奏も、同じように最高な出来だ。

アルバム『Northern~』(日本名タイトルは、南十字星)は、是非、この時季、厳冬に聴くことをお薦めしたい。

さて、今回の『Christmas Must Be Tonight』。

アルバム『Islands』(1977年)に収められた曲。

このアルバムは、バンドとしての絶頂の後、どうもレコード会社との契約上発表せざるを得なかったもののようで、なんだか気抜けしたような仕上がりで不評だったためか、あまり注目もされない。

そのあおりを受けて、ほとんど話題にならない曲のように受け止めて聴いていた萬年。

でも、なかなか味わいのある曲で、けっこうカヴァーされているようだ。

今年は、バンビのクレープをほおばりながら、静かに、この曲を聴いている。

では。

 

戦いは 終わらず。

今年、当地の日の入りがもっとも早かったのは、12月5、6日の 午後4時33分。

以降、日没はすこしづつ遅くなっていて、その変化を、夕暮れ時の明るさとして感じる読者もいるに違いない。

いちばん寒い時季を前に、夜の帳が後ろに行くことを、わづかの慰めにしている萬年。

ゲームの笛が鳴るのは、あと2箇月先のことだが、ファンサポーターの戦いに中断はない。

自分の中の哀歓との戦い、というやつ。

プレイヤーの出入りを確かめるべく、しばらくは公式ページを見返す日々が待っているのだから。

昨日も、完全移籍によるふたりの加入と、ひとりのレンタルバックの報に接した。

田中パウロ淳一かぁ、いいではありませんか。

山雅は、対戦して厄介だったタレントを、やはり狙いますねぇ。

すべて20歳半ばの、伸び盛りのプレイヤーたちなのも愉しみが増す、というもんだ。

まぁ、やがてリリースされるであろう流失に備えた加入、という寂しさもあるが、これを楽しめないでは、ファンとも言えません。

鐵っちゃん(強化部)、期待してますよ。

では。