いつ席を立てるのか? (202104.4.6 金沢戦レビュウ❶)

アウェイの地で、1 – 6 の大負け……。

まづは、その心象風景を。

ゲーム終了後、山雅プレイヤーらの挨拶を受けて、その後。

さて、バックスタンドの半分には、

いまだ、暗澹たる呆然、なんとも言えぬ空虚感が漂っていて、

(僕も、その中に沈んでいた一人ではあったが)

多くの山雅のファン&サポーターが、その席からキッパリと立てないような有り様だった。

そこへ。

ゴール裏への挨拶を終えた、元山雅戦士、白井と石原が、

こんどは、バックスタンドにやってきて交歓をしてくれたのが潮時になったかのように、

皆が、重いココロと身体(おそらくは) を起こして、スタジアムを後にしだす。

……だから、どうした、ということでもないが、

現地観戦の者からすると、ほぼほぼ正確な描写として記しておきます。

で。

出口に向かって階段をのぼりながら、振り返って遠く、山雅ゴール裏(立見席)を眺めたら、

かなりの人数が、いまだ残っていて、

その様子が、この敗戦の、なんらかのエクスキューズをチームに求めるための残留のようにも見受けられた。

もしも、僕の懸念が、ホンモノであったのならば、

山雅を取り巻く靭帯における断裂の兆しは、ゴール裏から始まっている、と見なしてよい。

彼らには、スタジアムの応援のリードは託されてはいるが、決して! ファン&サポーターの代表権限は与えられてはいない。

したがって、くれぐれも、クラブには申しておくけれど、

そういう勢力への忖度も、その意見も取り込みも、一切すべきではないだろう。

要は、 徳島ボルティスの事例から学び、その轍を踏んではならない

では。

ユースも,レディースも,始まるぞ。

❶今日4/6から、北信越U-18プリンスリーグが開幕する。

先季、松本山雅U – 18は、成績が芳しくなくて、

長野県リーグ(1部)へ陥落か?、と思っていたら、

今年から、プリンスリーグ 2部が新設されたおかげで、そのステージで戦える。

ここには、全部で 8つのチームが参戦。

☞丸岡高校、松本国際高校、遊学館高校、富山第一高校2nd、星稜高校2nd、上越高校、帝京長岡高校3rd、そして、松本山雅U-18。

2部リーグで、2位(準優勝)までに入って、来季は 1部でやりたいね。

❷北信越U-15リーグは、12チームが参戦して、すでに開幕していて、

松本山雅U-15は、ここまで、2戦して2勝。

他に 2戦2勝は、ツエ―ゲン金沢、カターレ富山のふたつ。

どうやら、この2チームが、実質的なライバルか。

新監督の柿本 倫明氏の指揮下、その奮闘を望もう。

❸北信越女子サッカーリーグ
4/13に開幕。8チームが参戦。

小林 陽介監督のもと、松本山雅レディースは、創部2年目の、2季目に挑む。
急成長が楽しみなカテゴリー。

❹U-15女子サッカーリーグ。
4/14に開幕。8チームが参戦。
このリーグでは、松本山雅レディースU15は、ほぼほぼ2強のうちのひとつ。

6月30日(日)14:00キックオフで、サンコーグリンフィールド(塩尻小坂田公園)にて、グランセナ新潟FCレディースと対戦予定。

ちなみに、その前日は、トップチームは、ホーム対長野戦(16:00~)。

去年アウェイのような、レディースによる前座試合は、ないんだろうね。

山雅の将来を担う勢力である、ユース、レディースにも、注目しよう。

では。

コントロールを要す (金沢戦プレビュウ,のつもり)

金沢行きは、2021季以来。
今回は、金沢駅からバスで、新スタジアム(東金沢駅が最寄り)へ向かう予定です。

ひとつ。
しみったれた話で、面目もないが、

バック指定席(ミックス)を取ったから、お一人様の席料が、3,900円也。

これって、トップリーグ並みのチケット代なんですね。

スタジアム建設費用とクラブ財政を賄う必要はわかりますし、

まぁ、チケット代に見合うゲーム観戦ができれば、文句はないけれど、

大切なお金ゆえに、近江町市場あたりでの出費をば、しっかりとコントロールしなくては。(遠征費のトータル管理だ!!)

ふたつ。
呑気に、楽観的なわけないけれど、

チーム山雅のやりたいこと、やってきたことについては、相当深まっていると思うので、その点はあまり心配しない。

前節岐阜戦、シュート21本、クロス32本、コーナーキック11本、を撃ちこみ、

でもって、80%超は、ゲームを握っていた。

最後の最後、残りあと2分のところで、失敗してしまったにせよ、

そのこと自体を、針小棒大に責める気も毛頭ない。
(ミスを、いつまでも引きずっていて、どうする)

今節も、同じ攻撃圧と、執拗な守備に徹するのみ。

ただし、今回は、(交代の切り方を含め) ゲームセットの笛が鳴るまで、だ。

ツエ―ゲンが、まさか岐阜ほど緩く向かってくるとも思えないが、(おそらく)ボール保持には執着しないだろうから、

持たされるのでなく、みづから自在に持つ、覚悟と技量が試される。

……注文を、いくつか挙げると。

馬渡からのクロス、おおかたジョップの頭をピンポイントで狙っていた。
彼が、一発で仕留めるのもいいが、そこでいったん落としてから、誰かが、周辺のスペースへ侵入してくる。 そんなのも有効かなぁ、と思う。

❷前節、ボールの持ち出しと運び、山口の躍動感は半端なかった。
今節も、彼がキーパーソンか。

相手は3バック(守備時、5バック)だから、

山口、ジョップ、安藤と並べて3トップで数的有利を確保し、

その下に菊井を据えて、

4 – 2 – 1 – 3、でどうだ?

☞ できる限り、相手にジョップ君を強調しておいて、彼自身はもちろん、彼不在のスペースを獲って、分厚い攻撃を、これでしょうかね。

それでもって。

金沢(チームカラー赤)を着る(斬る)、とか称して、
マンチェスターユナイテッドのユニフォームを着てる、とか、実に、他愛のないことです。

では。

僕のカーライフ❸

邦画ではあまり記憶がないのだが、

欧米の作品だと、

乗ってるクルマで、登場人物の階級、知性、職業、ケチ、放蕩なんかを、巧く表現しているのに出会う。

例外は、刑事物。(社有車ですから)

でも、そのまた例外が、コロンボの、プジョー403 だったりする。

たしか、カミさんは、新しいワゴンかなにかが、愛車だったような。

さて。

上の写真は、ビル フリゼールのアルバムジャケットを、そのまま転載。
(わかったら、著作権で告訴されるかも)

ガス ステーションには、僕のご幼少の、ここでは書けない悲しい思い出があって、

反面、それゆえに、懐かしい情景。今でも、時々思い出す。

給油所が、ロマンティックに、そして、リアルに出てくるのは、

ミュージカル映画『シェルブールの雨傘』(1964年、仏西独合作) の結末。

雪の舞うラストの色彩美は、始めて観た当時、さすが、仏蘭西、って思った。

そのフランスもよくわからずしての頃だから、若気の至りです。

あの結末。

かつての熱き恋人が、その後、それぞれ家庭を持って数年が経ち、給油所で再開する設定。

現実は、男女どっちに苦く、悔恨はいづれにありや?

― つまらん深刻ぶった論評が、湧きそうですが、

そんな答えを、映画は出そうとしていないし、観る者にも求めていないように、僕は思うんですがね。

で、現実の僕は、と言へば、

直進するつもりで、信号が黄色に変わった交差点で、

― どうして?、いまのは行けたでしょ。

と、助手席の小学一年生に詰問されては、

― いやいや、右折しようと前に止まってた車の横に、あまり間隔もなくて、
しかも、向こうからは、強引に右折しようとする対向車が来てたじゃん、

と、エクスキューズに、忙しい。

では。

ジャズで聴くのも、またよろし『The Weight』

『The Weight』は、The Band (バンド名)が、1968年に発表した曲。

人生、ってやつは、重荷を背負っていくようなもの、といった内容を、

バイブル(新約聖書) を想起させる場所や人物が登場する歌詞に乗せて、歌う。

西欧人にとっては、ごくお馴染みな光景が浮かぶシカケ。

もちろん、そこらに疎い東洋人が味わえないはずもないから、堂々賞味すればよい。

でなけりゃ、あたしゃ無神論者、とシャアシャア言ってのける日本人のメンツが立ちませぬ。

今回は

モリ― ミラー トリオが、ジャズとして演っているインストルメンタルのカヴァーで。

ドラマーとベーシストが、やおら後方から加わるのが、お洒落な演出。

こういうのは、好きです。

では。