FC今治は、全ゲームで、 4バックを、 ふたつのパターンを半々くらいに採用。
サイド攻撃に強みを持ち、攻めに関するスタッツ、ゴール、シュート数、攻撃回数はリーグ屈指であり、どれもが山雅のそれを上まわる。
(スタッツそのものは、山雅の数字は、リーグ内順列では、凡庸です)
前線には活きの良い若手が目立ち、そこに、この夏の補強で、三浦 雄大(元大宮)が加わることで、中盤から2列目あたりからの確固とした起点になっていて、脅威。
山雅が3バックを採るので、おそらくは、、4 – 3 – 3 でかなり攻撃的にやってくるだろう。
要は、こっちのセンターバック3人に、同数のフォワードで対峙したい。
ゆえに、山雅は、活発な今治の3トップに、自由な仕事をさせないためには、
守備に回った時は、3人のセンターバックに、サイドバックを加えた5バックを形成して対処するだろう。
けれど、それが、相手にボールを持たせた流れでの守備なのか、はたまた、こちらが持っていたボールを、奪取反転された被カウンター時の守備なのか?
そこらをはっきり想定して守備の受け渡しをしないと、相手を捕まえきれずにサイドで競り負けてしまう。
ゲームのポイントは、サイドの攻防でしょう。
ざっと診る限り、ディフェンス枚数の違いこそあれ、両者は、けっこう似通ったサッカーを志向しているように思われます。
となれば、このゲームでは、余計な策は施さず、真っ向勝負の〈強く、速く、聡く〉の山雅流を、相手よりも強烈に表現しさえすればいい。
……、と割と楽観的に構えています、何故か。
では。