ひとりひとりが主人公。 


(画像版権所属先 ☞ オフィス ウエストウッド 2024.3.6 撮影)

アルウィンの除雪に駆け付けてくださったファン&サポーターの皆様、
本当に ありがとうございました !!

クラブの、ファン&サポーター依存の姿勢が気に食わない、除雪ならアルバイトを雇ってやれ、という御仁には、

山雅界隈における人々の〈士気〉の高揚という側面が理解できないらしい。

千歩譲って、他人に頼るとしても、

ホームタウンの首長に過ぎない人物を、クラブ運営会社の、名誉会長に担ぎ上げるのよりは、よほどマシだろう。

地方政府トップの名を借りた権威主義、というよりは、

彼を、芸能人、客寄せパンダに見立てての起用なのかも知れないが。

……ま、どうでもいいや。

さて、ゲーフラの補修も終えて、いよいよアルウィン参戦。

では。

やってみなけりゃ,(ys横浜戦プレビュウ)

わからない、が、恥ずかしながらのホンネです。

ルヴァン杯1回戦の結果をみるにつけ、

リーグ間の格差はあるんでしょうが、それが、そのままゲーム勝敗に、とはならないわけで。
(☞ 敗退した2部クラブは、なんとかキリングと呼べるサッカーをしておらず、ま、小物)

ましてや、同じリーグでやるのだから、いくら山雅が戦力的に抜けているにしても、いざ、笛が鳴ってみないと。

yscc横浜は、ルヴァン杯で、水戸ホーリーホックとやって、1 – 0 で勝利。

先発のメンツを、前節FC大阪戦から、4人変えている。

右サイドバック、ボランチ、それに、シャドウ―のふたり。

で、中2日の休養、しかも、うち1日(今日)は移動に費やして、気分よくして松本へ。

こうなったら、端々に雪の残る、低温なアルウィンのピッチで、

浜っ子には、低調なパフォーマンスを、半分本気に!! 期待しよう。

❶琉球戦に続き、3 – 5 – 2のチームとの対戦

または、3 – 1 – 4 – 2 とも。

つまりは、ボランチがひとりで、中盤の底で、攻守の要となる布陣。

(ここには、ルヴァンを回避した、#10 山中が起用されるのか)

ならば、ここの部分だけだと、ダブルボランチの山雅のほうに、数的な優位がもたらされる。

その分、相手は、我らをかわしてサイドへボールを持っていきたいだろうから、

山雅のサイドプレイヤーが、どれだけ、その相手を抑止、かつ、こっちが押し込めるのか?、が肝心。

次なるヒーローたちよ。
あくまで僕的には、宮崎戦は、安藤 翼。

琉球戦なら、馬渡 和彰が、Man Of the Match でありました。

安藤は、その守備範囲、馬渡は、他者の使い方とフリーキック(=CK)の精妙さで。

さらに、浅川 隼人は、その位置取りとゴール志向性で、どちらでも、準MOM。

となれば、彼らに続いて、名を挙げるプレイヤーは誰なのか、ここに関心は行く。

ホームゲーム運営が、いろいろ新しくなるようですし、それも愉しみ。

明日は、勤務を終えてから、ゲーム開始ギリギリで、大芝生からスタジアムへ。

では。

クラブばかりに させるのかい?

たしか、昨シーズンのどこかで、このブログは、

アルウィンの観客数、10,000人をクリアするのが、

今の、現実的な目標値であって、

そこにコミットメントもしないでおいて、高みから、

クラブやチームの所為で観衆が減っている、と責めるのは、いかがなものか?、と書いた。

明らかにリーグ格差を云々できるのは、3部リーグでは、アウェイ観客数が期待薄、それくらいだろう、とも。

極論をいえば、たとえ、どのリーグに参戦していようとも、山雅周辺の者にとって、

観客数の維持こそ、クラブ経営的(入場料収入)にみても、至高のテーマといえる。

そこのところが、クラブとしてもハッキリしてきたらしく、

公式サイト(X)では、ホーム開幕日までのカウントダウン方式で、プレイヤー、スタッフが、連日、ファン&サポーターを、10,000人集客にむけて、煽っている。

さて、では。

我々は、この誘いに、どうやって応えるのか?

すくなくとも、勝てるようになったら行くわ、ではない。

どんな時でも、っていうのなら、なおさら。

個々の事情を抱えている生活、その中で、自分にできることを、楽しみながらするのが、しかるべきコミットメントでしょう。

これには、ひとつの模範があって、

アルビレックス先輩は、2部リーグの 都合5年間をかけて、観客数を戻してみせている。
そこには、クラブ&チームばかりではなく、ファン&サポーターの力が大きく関与した、と診るべき。

たとえば。

クラブガンズ会員限定グッズにしてみても、スタジアム(と喫茶山雅)にてお引き換えの件。

そこまで出向かないと、もらえないアイデア。

チマチマと、いろんな手を使って来場者数を拾う。

その姿勢こそ、今の㈱松本山雅の、等身大なやり方です。

では。

驚きを,もっと (2024.3.2琉球戦レビュウ❸)

ゲームからの点描を、いくつか。

❶PKによる失点のもとになった、ファール判定。
あれをファール認定されたら、ディフェンダーは、ペナルティーエリアでボディーチャージにいけない。

常田 克人は、あの時、

相手FWに並走してそのままゴールラインへ押し出してしまうことを、選択すべきだった。

おそらくレフェリーからは、手を使って相手をプッシュして倒した、と見えたんだろうが、

限りなくシュミレーションな、派手な転倒をしてみせると通用してしまうのが、なんとも辛いですな。

でも、その常田が、アディショナルタイム、同点弾のアシストをする。

常田は、そういうプレイヤーなんで、彼の持ち味(=強み) をより多く活かして使うべき。

❷菊井 悠介不在の中、魅せたのは。
左から、山口、浅川、村越が、スリートップで並び、

その下に、安藤が配置されたようにみえた。

つまり、いつもは菊井がやっているポジションに。

この4人はかなり流動的に動くが、とくかくも、安藤の守備範囲の広さには、チョット驚かされた。

開始早々、浅川のシュートをヘディングでつなぎ、お膳立てしたり。
中盤まで降りて、相手ボランチ(インサイドハーフ)を抑止したり、と。

83分、安藤に代わって投入されたのは、住田 将(ボランチ)だったことからも、安藤の役割はかなり大きかった。

❸交代策は、けっこう面白い。
62分、山口に代わり、佐相 壱明が投入された。

すると、村越が左にまわり、佐相は、右アウトサイドへ。

こうなると、佐相は、右サイドバック馬渡、ボランチ的安藤との、気心の知れたプレイヤーと絡むことになる。

こういうのを観たかったから、僕には、得心がいった。

……84分、決定的なピンチを、相手FWを阻止しようとして懸命に戻ったのは、佐相であったり、

安藤に代わった住田が、同点弾の発端となったロングボールを入れたり、

スリーバックにしておいて、右サイドを高く上がっていた(終盤投入の)野々村が、その同点ゴールを決めた……。

つまり、この日の交代カードは、結果として上手く切られた、ってことです。

で、今後、まだ切られていないカード(プレイヤー)の顔見世が、楽しみに。

では。

過去と訣別せよ (2024.3.2琉球戦レビュウ❷)

息子の家では、86分に逆転されたところで、DAZN画面を消したらしい。

聞けば、家族が誕生日を祝っていたので、雰囲気が落ち込むことをおそれたため。

たしかに、それはわかる。

わかるけれど、あとすこし我慢したら、それなりの安堵と明るさが戻ったろうに!……は余談。

琉球戦(の結果を含め)から、つくづく思う。

今年のチームは、進行中の出来上がりを観る限り、

過去シーズンと比べて云々していたんでは、適切な批評にならない。

たとえば、〈走り方〉。

じっと守備をしてカウンター攻撃に賭けるチームであった頃の、ボール奪取したら、即反転ダッシュの、あの光景。

走れ―っ、走れ―っ、の声が大きく飛んでいた観戦を良し、とするならば、

今は、やたら走らないことを前提にして、相手を崩す攻撃を志向しているから、とても満足感はない、と思う。

指揮官は、頭を使ってサッカーをやる、をチーム戦術と個の技量の両方で求めているのだ。

でなければ、高橋 祥平、山本 康裕、馬渡 和彰といった熟練者を、90分間ピッチに立たすことはないだろうし、

安永 玲央が、時間のタメを使いながら、局面を自分らに優位にするため、ペースダウンをチームメイトに要求していたシーンが生まれるはずもない。

でも、むやみに走らないけれど、攻撃時には、ペナルティーエリアに効果的に侵入している。
その時は、そこに居る、ってこと。(浅川 隼人の動きを見よ)

あるいは、こうも言える。
相手をやたらと走らせるサッカーをしたいのだ、と。

だから、山雅をみて、

3部リーグに染まったサッカーをしていると評する者のアタマを、僕は疑ってしまう。

どこが?

きっと、3部を観続けた当のご本人の眼力が、すっかり3部馴れしてるんでしょう。

昨日、仕事から帰宅すると、DAZN画面には、ys横浜とFC大阪のゲームが流れていた。

― 次は、ys横浜と当たるから、と家人は予習に余念がない。素晴らしい!!

― でも、下川 陽太の奈良は、長野とやっているんじゃあない?、この時間。

で、チャンネルを変えて、数分眺めてみると、

それが、ボールが双方にいったり来たり、だから攻守が忙しく交替するサッカー。

こういうのを、よく言えば、機敏で激しく、飽きさせない、というのか?

僕には、攻撃が組み立たらない、単一テンポで、無味退屈なサッカーに感じられてしまった。

……言いたいことは、

攻守共に、単なる過去との比較で語ると、山雅の良さをとらえ切れないこと。

それと、3部から抜けたいのであれば、(もしもあるとして)3部式サッカーをやってたら、とても無理な話。

☞ プレイヤー個についての感想は、レビュウ❸で。

では。