真ん真ん中のPKシュート。 (霧の野津田にて)

宮阪 政樹に続いて、船山 貴之,、現役引退のニュースが、入ってきた。

となると、いつの日、誰が、船山チャントを継承するんだろう?、と楽しみにしつつ、

あぁ、船山ならば、

2012年4月27日、2部リーグ第10節対ゼルビア戦が、やはり筆頭にくる。

(当時も、おそらく同じ内容でブログを記していたんじゃあなかったか)

このゲーム、僕は、霧の山上、野津田スタジアムになかなか行きつけず、多摩センターに車を置いて向かい、後半からの観戦となった。

〈同期生対決〉で力みが入ったのか、あわせてイエローカード10枚が提示される、白熱のゲーム様相。

決勝ゴールは、

船山が、みづからが相手ゴールキーパー修行に倒されて獲たPKキックを決めたもの。

彼のJ初ゴールだったが、ゴールマウス真ん中を狙って撃った(=決めた)着想に、船山のプレイスタイルが表現されていた、と思う。

後で、スカパーで観返したら、解説の野々村 芳和氏が、

― (PKの際) ここで真ん中を狙える度量があるかどうか?、と予言していた。

そこで決めた船山、同じことをやって外した小松 蓮、その差を埋めるのが、小松のこれからの仕事でしょうね。

あのまま、背番号#10として、2015季も山雅でやっていたら……、

と未練がましく感ずるのも、また、彼に関する淡い想い出です。

では。

樹よ、玲央よ、壱明よ。

山雅にかかわってもらった、そして、これからかかわる有望な若手を数え上げたら、

それこそキリもないが、彼らには、

その時、そこに在る場所で、輝いてもらいたい、と切に願う。

榎本よ。

(おそらくは)対戦相手としてアルウィンに戻る、って覚悟は良し!!

年の暮れの感慨、それも失せて久しい僕は、

そっちのほうに心が動く、宮阪 政樹の引退も含め。

サッカーは、年齢でするものでもない。

が、ざっと診る限り、チームの年齢構成には、

2023季から、めだって手を入れてない。

サッカースタイルは不変、ベースを強固にしつつ、来季へ流れ込む、ってことでしょう。

両足効きの浅川、左右サイドを苦にせずこなし、中央から撃てる佐相 壱明。

彼らのようなFWの獲得からは、

どうも、タッパを有す屈強なセンターフォワード、そんな路線からの転換を図っているように診えもする。

引き続き、来年も。

では。

ピースの推理に,暮れる午後。

(この投稿は、12/28 19:00現在の情報による、12/29リリース内容は、あえて加味していません)

一昨日と昨日は、晴天、ほとんど無風。
もぐら避けのため、庭の土に突き刺してある風車が、ひねもす、ピクリともせず。

死ぬにはもってこいの日、とは、あんな日和なんだろうか。

さて……。

オフの楽しみのひとつ、プレイヤー出入りの悲喜も、あと一週間。

❶大内が入り、薄井がレンタルで出て、ゴールキーパー4人の顔ぶれ(推定) にメドが立つ。

❷中盤に、落ち着きと強度を与えるため、山本 康裕(磐田より)を獲得。
彼、ジュビロでは、キャプテンマークを巻く時季もあって、

2020季10月のアルウィンでは、遠藤 保仁(右)と並び、ダブルボランチの左を担当。
( ゲームは、ボール保持70%の磐田が攻めあぐねて、0 – 0 のドロー)

❸流通経大の前田君は、2列目のプレイヤーらしい(MF登録)ので、そこのポジションがけっこう賑やかになって、すると……、野澤は返却なんだろうか?

❹フォーワードには、高さはともかく、前線からプレスを怠らない仕事人を求めての補強方針。

☞ ❷❸❹から。
菊井を、ひょっとするとボランチで使う構想あり?
ならば、安永は退団?、まさか。いやいや、稲福のレンタルで、差し引き 3人減だから、それはない(だろう)。

❺あとは、サイドバック。
左は、山本(龍平)では、少々心もとなくて、榎本のコンバートもありか(あってもいい)?

下川を満了にするくらいだから、秘策?はあるはず、と診る。

右は、藤谷のバックアップの件。宮部だけだと、やはり、キツイ。

ピースの揃いはともかくも、今季、ノンレギュラークラスからの名乗りがないとね。

……とジグソーパズルから、目をあげたら夜。

では。

好敵手,でなくするために。

長野のヘッドコーチに、(吉沢さんの後任として) 布氏が就任。

と、昨日、家人から聞いた。

外国籍プレイヤーと指導者の、使いまわしには慣れっこになっているので、そうは驚きもしないが、

それよりも、下川 陽太が奈良クラブ加入、は、チト気になるところ。

奈良は他に、岡田 優希(北Qより)を獲っていて、浅川流出による戦力ダウンを挽回しつつある?

岡田のクールさが奈良にフィットすれば、面白いが、どうだろう。

このふたりは、左サイドが主戦場、

ならば、奈良とやる時は、そこを起点にさせない、ということでは対処しやすいか。

で、北Qには、永井 龍、喜山 康平が入団。

各チームの編成が進むにつれて、〈好敵手〉の顔が定まりつつある感じ。

でも、ねえ。

好敵手、ってのは、互いの技量がほぼほぼ拮抗している相手のことを言う。

テニスや卓球でいうと、白熱のラリーが長く続く、

あるいは、将棋では、詰むまでそれなりに手数を要す、っていう状況。

でも。

山雅が、頂をめざす雷鳥でありたいのならば、

相手をはるかに!凌駕する技量を身につけ、それを魅せつけなければ、価値もありません。

次に今治とやる時は、阪野 豊史を完全沈黙させるんです。

そう。

好敵手は居ない、を証明できるか?

流通経済大とのパイプが存続したことに気を良くしつつ、

4人体制であれば、どのゴールキーパーが退団となるのかが、気になります。

では。

パウロ,これからもよろしく。

現役生活お疲れ様でした。

今後は、強化担当として、山雅に力を貸してください、よろしく……。

パウリーニョをはじめて知ったのは、彼が、栃木SCに在籍していた2013年。

このシーズン。

栃木には、パウロのほかに、

クリスティアーノ、三都主アレサンドロ、そして、サビアと、 4人のブラジル人プレイヤーが在籍していて、

2部リーグでは、そりゃあ、ちょっとした話題でした。

― これだけのメンツが揃えば、現場指揮官として(昇格できないと)言い訳できない。

当時の松田監督が語った言葉と、記憶してます。(年度の最終成績は、9位)

2度の対戦とも、山雅は不利なゲームを強いられたけれど、1勝1分けでしたかね。
ホームでは、カベッサの2ゴールで引分けている。

パウロによる、もっとも記憶に残るゴールは、同点に持ち込んだ、ふたつのミドルシュート。

2017年第41節のアウェイ福岡戦、2019年第20節のホーム広島戦、がそれで、

僕はふたつとも、現地で観戦したので、感慨深い。

彼の味わいは、膠着や不利な状況にあって、あえて捨てるようなボールを蹴り出す判断力。

つまりは、日本式にいうと、皮を切らせて、骨を裁つ、って感じで局面を刷新するアイデア、でしょうか。

……と、キリがなくなっていまうので、もうやめますが、

喜山と安東が満了、そして、パウロが引退となると、米原が契約更新しても、ボランチが手薄。

ならば、安永 玲央のレンタル延長、あるいは、完全移籍が待たれるところ。

― 君、水戸さんは、いいクラブだけど、あくまで通過点のチームだよ、と誘われて。

では。