今季最高の出来……暗転スル(2024.3.31岐阜戦レビュウ❶)

先制されて、追いついて、その後、攻め続けるも、

後半アディショナルタイムに失点して、1 – 2 の敗戦。

ゲームプレビュウで指摘したとおり、希望と、不安とが共につまったゲームとなりました。

❶FC岐阜は、たとえ劣勢であっても、相手のミスを見逃さないサッカーができる好チーム。
これで首位に立ったが、おそらく大崩れはなくて、終始上位で戦っていくだろう。

❷山雅の失点は、したがって、ともにミスから生じた。
自陣で相手に渡そうとしたスロウインをそのままかっさらわれて、絶妙ミドルを浴びる。(DAZNの映像は、そこを映し損ねている)

中盤で、ボールトラップが長くなったのを拾われ、そのままパス2本でサイドに展開されると、クロスに対応できず、ひとりをフリーしてしまって、失点。

❸ゲームは、終始、優勢を保って進行できていた。
新加入のジョップが、なんとまぁ、見事にハマり過ぎ、
(ジョップを、だから、80分で交代した采配が疑問視されるかも知れない)

彼を相手ディフェンスが複数でケアするから、スペースが生まれ、そこを衝いた縦パスをさかんに駆使できる。

チームとして、新しい境地に達した、要は、今季最高定点のゲーム展開、
(サイド攻撃が、あれほど自由にできたのは、岐阜の守備が甘かったこともある)

ゲーム終了の、 3分前までは。

……巧くやりながら、最後の最後に、水が漏れるような暗転が待っていた。

こういう失敗を、リーグ第7節の早いうちにして、それが、今後の戒めとして活きること、いまはそれを望みます。

では。

俺たちのゲームを (FC岐阜戦プレビュウ)

☞ 3/29 季節の憶え 隣家にツバメ飛来(を気づく)、庭のフキノトウを天ぷらで食す。

もちろん。

勝つ、に越したことはない。

が、そう簡単には、行きそうもなし。

相手はここまで、6戦して 4勝。

自分たちのやっていることに、かなりの自信を持って、気分良くご来松なんだから。

前節のホーム対いわて戦を、ハイライトで観た (3 – 1で勝利)。

藤岡のハットトリックで湧いているが、ほとんどグルージャディフェンダーのミス、からの得点ではないか。
(要は、いわての守備が緩すぎた)

相手のミスを逃がさないところは、素晴らしい。

が、自分たちでどの程度ゲームを主導していたのか?、そこでしょうね。(優勢ではあったんでしょうが)

フルゲームは観ませんが、そこができているとしたら、FC岐阜のチームづくりは、高く評価されるべきで、油断はおおいに禁物。

☞ 真摯な山雅ファン&サポーターならば、3部を早々に抜けたいとは願いつつも、けっこう、各ゲームを楽しめているはず。
いつのまにか、J3とは、数年前とは格段に違う、面白いリーグであること、むしろ、それを思い知るゲームになるような予感がします。

先制点がゲームをほぼ決定する、と言ってしまうと、実もフタもない。

けれど、ベースボールを例に言えば、

先発☞中継ぎ☞クローザーという流れを、先手先手で創ること。

つまり。

ゲーム(前後半それぞれの)開始における好スタートを、ゴールへと結びつけ、

相手に流れが傾いた劣勢を、修正してこっちへ持て来て、確実な格好でゲームを締める。

(こっちの各個のクオリティは文句ないんだから)

いまチーム山雅の姿としてみえつつある、ゲームの主人公となる手腕、これが試される、と診ます。

細かいところ、

たとえば、ボールを、距離の長短両面で活かす、タッチライン沿いを二段攻勢で侵入する連携、セットプレイの工夫、

それらはすべて、ゲームを思いとおりに、我が手中へ入れるための戦法、テクニックのはず。

佐相が出場停止。
では、誰が、チャンスをモノにする?

では。

妄想 vs 演出。

冬の移籍ウインドウが閉まる前に、なんらかの動きがあるだろう、と期待しつつ、先に、妄想をひとつ、投稿した。

そしたら、なんとまぁ!、駆け込み式で、

J2長崎から、若手フォワード(20歳)を獲得したの公式リリース。

しかも、通年可能であるはずの、〈育成型〉期限付きを、窓の閉まる当日に発表するとは、

山雅も、なかなか演出してござる。

交渉手続きの都合、というよりは、

メディアと、クラブを取り巻くファン&サポーターへのサーヴィスだとは思うが、客商売なんだから、これくらいの打算は、良し、としておこう。

この狡猾を、フィールドマネジメントでも魅せてもらいたいよね。

これくらいやっておけば、事あるごとに湧いてくる、社長やフロント降ろしの、アホな狂騒曲がしばらくは沈静するだろうし。

さて。

移籍の主人公、ジョップ君。

先季は、13ゲームに出場(通算215分)して、3ゴール。

ただ、今季は、フォワードの序列で、5位くらいだったのだろうか、公式戦に出られないまま至る。

次世代のエースを、ゲームで成長させられないVファーレンの焦りに、巧くつけ込んだ移籍話。

高さ(195㎝) の有るフォワードが導入できて、もちろん、期待しなくてはならないけれど、

これで、すべてオーライみたいな感想が聞こえてくると、いやいや、現有のチーム戦術への新しいカードの落とし込みは、けっこう難易度は高い、と戒めている。

では。

タテマエなど知らない (ルヴァン2回戦に向けて)

公式ページに、4/17(水)ナイトゲームの、ルヴァン杯2回戦のチケット販売がアップされた。

1回戦と、まったく同じ運用のようだ。

そろそろ、チケット購入のタイミングを考えないといけないな。

シーズンパス保有者を、先行販売や、チケット価格面で優遇してくれるのはありがたいが、すこし思うところもある。

それは、

ホーム席(Bも)は、全席を指定席とする件。

(ただし、ゴール裏立見席は、エリア内自由らしい)

これは、変動価格制に紐づけられた、システム的な縛りなのか、僕にはわからないけれど、

せいぜい、上をみたって 4,000~5,000人程度の入場見込みに対し、全席指定とは、なんとまぁ、煩わしいことか。

だから、先の 1回戦では、

いちおう割り当てのシートのところまで行ってはみたものの、

結局は、その後、エリアで様子見して、思いつくまま席を移動しての観戦となった。

高速バスで、最終の乗り込み停留所を過ぎたら、適当に、好みの座席に分散していい、みたいに。

そこらへんは、おそらく!!、クラブもわかっているんだろうが、

ゴール裏立ち見席と同様、観客同士のトラブルがないのを条件にして、エリア内移動を自由化する旨を、ハッキリ宣してもいいのでは?

先日のホーム運営のアンケートには、この旨も回答しておいたけれど、

ファン&サポーター(= 観客)の臨機応変を、無言でアテにするのもどうか?、とは思う。

もちろん、指定席化が有効なほどに、集客できればオーライ(収益的にも) なんですが、

対戦相手がアビスパでは、ネームヴァリューでの誘引はあまり期待できないでしょうし、

福岡さん、今季はここまで、手堅い守備、けれど、得点力は疑問?、みたいな戦績だから、

4/17当夜は、どちらかに多くて 2点が入り、2 – 1 、1 – 0、くらいなゲームになりそう。

では。

ついでに,妄想も説く。

シーズン冒頭から、いろいろと修正を余儀なくされている山雅。

その中で、それなりにやっている、とは思う。

ディフェンス(サイドバック)登録の佐相を、前線のアウトサイドで使い、
山口をワントップに置く、とか。

で。

浅川も、負傷離脱の事態。

こうなったら、前線でボールを収められるセンターフォワード、というコンセプトは、ひとまづは封印しておいて、もっと自由な発想で。

❶ミッドフィルダー登録の菊井を、フォワード(前線)として活用する。
スリートップにして、左から、山口、菊井、滝でもいい。
なんだったら、ゲーム状況によっては常田、野々村を配置する。

☞なりふり構わぬ執着心は、案外、ファン&サポーターの胸に響くかも。

❷ ❶とセットで、

山本 康浩をひとつ高い位置へ上げ、トップ下で起用する。(名案!!)

☞ゲームが押し迫った時に、山本が前線でプレイするその姿に、ヒントを得ました。

安藤は、その守備範囲の広さを買ってボランチへ、米原だって、使おう。

……あとは、内紛がいろいろと聞こえてくる徳島から、#10杉本 太郎を獲ってきて、

トップ下、または、ボランチとして手当てする。(層を厚くする)

筆者は、第3枠での競り上がりを覚悟するほどに謙虚ですが

もしも、優勝、昇格と見栄を切ってみせるのならば

他人のゴタゴタとプレイヤーのモチヴェーション低下に乗じるくらいのことをしなけりゃあ、有言実行とは言えませんぞ。

2部リーグ中位以下と3部リーグは、群雄割拠の、要は、どんぐりの背比べな戦国時代ですから。

しかし、ゲーム後に、監督降ろせと抗議するサポーターのところ(ゴール裏?)にやってきて、社長が、あと二試合の猶予をくれ、と言明するとは、

他人事ながら、ボルティスさん、あまりにお手軽な談合、手打ちではありませんか。(ゴール裏が、監督の拒否権を持つとは!!)

そんなで、ピッチで闘うプレイヤーのハートに火が点くんでしょうか?

では。