(見出しの〈蒙御免〉は、もうゴメンではなくて、大相撲の番付表を真似て、御免こうむる、と読んでいただくことを希望)

さて、予習にでも、と思い、前節対千葉戦 (0 – 1 で敗戦) を60分まで観た。
〈ヴァンフォーレは、平明な定番 をめざす〉
❶ヴァンフォーレお家芸の、強力な外国人フォワードは、これを欠くものの、3 – 4 – 2 – 1 の布陣を採用。
❷ポジション毎に、その強みが明確にわかるプレイヤーが当てはめられている。
❸ダブルボランチ(#14、#15)は、ひとりが最終ラインに落ちて攻撃組み立ての起点となり、中盤では、2列目より前線に、鋭い縦パスを入れようと、虎視眈々。
❹両サイドバックは、ワイドに開き、センターバックや中盤と連動しながら、サイドからのクロス、またはカットインしてのシュートチャンスをうかがう。
❺ワントップ(当節は金園)は、前線でボールをおさめる役目。シャドウには、俊敏と、ボールを持って打開できるタレントのふたりを置く。
……、と、山雅ファンからするとお馴染みで、かつて来た道そのままのサッカー。
ところがところが。
対千葉戦では、この3バック戦法が、ほぼ機能しなかった。
前へとなかなか進めないのだ、甲府。
甘い部分をけっこう残すが、〈とにかく規律と統率〉をめざすジェフの守備陣形を相手に、ほとんど危機的シーンを与えられずに推移、船山 貴之の(予期せぬ)コーナーキック一発で沈められ、万事窮したのであった。
リーグでそれまで6敗(リーグ最少)しかしていない第4位のチームが、これじゃあ寂しい。
では、千葉はどうか?
クオリティの高いタレントを配していることもあって、それなりに〈巧い!〉と思わせるボール保持やシュート場面はチラホラと演出するものの、それでも迫力に漲るという印象は薄い。
ジェフにしては、なんだか、サッカーが平板過ぎる。
で、総括すると、なんとも退屈なサッカー観戦のお時間、となった次第。
都合のいい計算だと、勝利すれば昇格の芽が消えない甲府ではあったが、チームから必死さが発散されずじまい。(現実的には、昇格は既にほぼ無理なんだが)
〈ヴァージョンアップ版で 魅せとくれ、山雅〉
ヴァンフォーレ同様に、システムだけみれば、同じ3バックの山雅。
でも、3 – 5 – 2。
それも、5 のところがさらに、1 – 2 – 2 と分解される。
つまり、アンカー(ひとりのボランチ)、両サイドバック、2列目にふたり、の構成。
しかも、ふたりの2列目には、ボランチも出来る(=攻守に能力の高い)タレントを並べられるのが、差別化のミソで、具体的には、杉本、前、塚川、久保田ら。
となると、ヴァンフォーレに比べ、クオリティとヴァージョンアップ度において、特に、ファーストディフェンスとボール奪取と運用で、かなりの優位性を持つわけだ。
もちろん、システムが、すべてでもない。
守備を安定させつつ、ペナルティエリアに侵入する場面におけるスピード可変※を磨いてきているのだから、そこを存分に発揮すれば、勝機は我らに引き込める、と信じる。
※例えば、狭いエリアでのダイレクトパスの多用、クロスにおける高低、遅速の選択など。
あえて甲府対策、ということであれば、甲府左サイド(当方の右サイド)を、いかに無力化して、逆に、そこに侵入するか?
もうひとつは、ボランチを〈経験において若い〉#14武田と #15中村が務めるのであれば、そこを重点的に衝く、ってことでしょうか。
萬年が以前より注目の、#6野澤 英之は出場試合数が21と少ないけれど、彼が出場すると、少々厄介だなぁ、と思っています。
ただし、甲府は、本日アウェイの地で、コロナ陽性判定者が出て延期されていた第34節愛媛戦を戦う。
過密スケジュールをヤリクリするわけであるから、登録のメンツには変動要素がかなり多いことを含んでおこう。
柴田さんはともかく、甲府の伊藤監督が、どうか、この記事を読みませんように。
では。