山雅 NOW ❻ 鍛えなくていいの?

    幼な児の だるま居残る  寒の入り       萬年

寒の入りから、早5日が過ぎた。

暦では、立春(2/3)までは続く、この〈寒〉。

けっこう厳しく感じるのは、ここ数年の冷え込みが緩かったからか、はたまた、寄る年波のせいなのか……。

Jリーグの移籍ウインドウは、4/1(金)まで開いている。

なのでレンタル、育成型など、まだまだプレイヤーの出入りはあるだろう。

それと、予算的にも、保有できるプレイヤー数には限度もあるだろうし。

そんな思いで、昨日発表された体制、および背番号一覧を眺めている。

ただ、それよりもなにも、フィジカルコーチの名がないのに、かなり不安を感じるのは、僕だけか?

先季の不調は、フィジカルの作り込み不足が大きな要因のひとつ、と決めつけている萬年。

それをまづは挽回しなくてはならないのに、その方面の専任コーチがいないなんて、噴飯ものに等しいぞ。

一体どなたが、その任を担うのか?

まぁ、本日の新体制発表会を経過してみての様子見、ということにしておきましょうかね。

では。

山雅 NOW ❺ ごめん伊藤、ありがとう。

プレイヤー出入りの胸算用に関する、昨日の記事から、

伊藤 翔が抜け落ちていたことを、お詫びします。

昨夏に加わって以降で、なんだかんだの、4得点。

伊藤をもっと活かせなかったのは、やっぱり、ここ数年来の得点力不足の〈体質〉改善がならなかったことの証左。

緩慢な守備と同じように、ズサンな攻撃からも、脱却しないとな。

おそらくは、攻守が別物と考えてしまうと、解は見いだせないように思う。

さて、本日のリリースで、未更改組やら、レンタル組の去就があらかた明らかになって、コーチ陣の顔にも、ご対面。(1/9 16:15 現在)

で、そこんところ、なにとぞ、よろしくお願いします。

いまだ契約書に署名できなかったり、それに、この中から、保有権を持ちながら貸出(レンタル移籍)といったメンツが複数名、ということでしょうかね?

下川 陽太が、#8 か、いいでないの !

    ~ One Sou1  ~   必昇 ! 

では。

山雅 NOW ❹ ゆく人来る人, 4 – 2 – 3 – 1。

それに、戻る人、をつけ足して、と。

隼磨、パウロ淳一、表原、米原、外山、山田、6人の去就が待たれ、

ゴールキーパー 4人態勢ならば、圍、村山のいづれかが去る?

あとは、レンタル組。

平川(FC東京)は復帰して、ファジアーノだったりして。

浜崎、戸島(ともに東京ヴェルディ) はどうなる?

三ツ田(FC岐阜)は、ライバルの力を削ぐためにも、戻したいけれど。

ま、あと、2日もすれば、ポラロイドの画像が浮かび上がるように、コーチングスタッフを含めたチーム編成があらわになるのか……。

と思いながら、他チームの出入りを横目でみると、J2、J3はけっこう活発にやっているんですな。
16、17名を満了、放出なんてクラブもいくつか在ったりして。

それに比べれば、現勢力の保持が前提の故か、今季の山雅は大人しく映る。

で、そろそろ気持ちは、ほとんど戦術論に向かいたくなる。

名波氏は、ほんとうは、4 – 2 – 3 – 1 の初期布陣でやりたいんじゃあないのか?、とか。

ワントップが出来るルカオが残り、榎本、小松といった駒も揃うことだし。
欲をいえば、標的となるようなセンターフォワードをあとひとり、なんだが。

それにしても、昨季の、惨憺たる守備。

これを、セットプレイからの失点が多い、と指摘する向きもあるが、失点比率では過去とそんなに変わっていないのであるから、もっと喫緊の課題は、クロスからの失点比率が激増したことへの手当。

要は、捕まえきれずに、サイドをえぐられ放題だった。

ならば、縦の守備レーンをきっちり揃えて侵入を防がないと、改善はむづかしく、それには、5バックへの盲信はそろそろ捨て去るべき。

さらに、J3の場合、それほど強力な2トップとやり合うことはないはずだから、4バックがいいと思うんですがね。

と、その前に、一年間走り切れるフィジカル作り、つまりはキャンプ……。

では。

Don’t Think Twice, It’s Alright (掬水,招待状,15歳)

投稿タイトルの英語は、

くどくど思うな、これでよし、くらいの感じか、日本語では。
1月5日も、そんな日だった、というお話。

まるで、水面に揺れる月を壊さないよう、手で水を掬うようなリリースが続く毎日。

もったいぶっているかのようなのは、契約交渉の難航かもな。
山雅の訴求力が試されているかのように。

最後にどうなるかは、お楽しみ。

としておくが、更新してくれたのは、やっぱり残ってもらいたかった面々なので、すこしづつ安心、というところ。

そうしたら、昨日、新体制発表会への招待状が、連番座席で、2枚届く。

アテにもしていなかったので、当日は、僕も家人も出勤ときたもんだ。

2022年の運が、これで尽きませんように祈っておくのさ。

サッカー皇后杯の、準決勝。

ジェフ千葉 vs  日テレ東京Vメニーナ。

19:00キックオフ、気温1℃の宇都宮でやって、ジェフが、1 – 0 で勝利。

敗戦は残念だけれど、平均年齢15歳の 中高生チームが、ひるむ風情などまったくなく自分たちのサッカーでプロチームと渡りあう。

こういう姿は、なんとも快哉。

あと3年したら、日本の女性サッカーリーグを変える、きっと。

いろいろあるが、楽にいこう、とボブ ディランの同名曲を聴きながら。

恋人と破局した男の、イジイジした未練を込めた歌。

けれど、歌詞がなかなか洒落ていて、結局、ディランとは、ラブソングの名手という萬年式評価を裏付ける。

カヴァーは、ピーターポール&マリーによるものが、皮肉をサラリと歌えているので、もっとも気に入っています。

では。

【コメント】
☞ ルノワール氏より (2022. 1.05 21:00)

不破聖衣来~千葉真子の再来か
萬年様
あけましておめでとう御座います。今年も宜しくお願い致します。
陸上競技についてのみコメントさせていただきます。
陸上界の新生
不破選手注目されるとは流石です!
一市民ランナーとしての私の想いは
私の所属するマラソンクラブ皆の想いは
不破選手には近い将来
千葉真子さんの再来!と呼ばれるようになって欲しいとの想いです

154㎝38㎏の小さな躰に
高性能エンジン搭載
これは千葉真子さんも同じ
千葉さんは1997年世界選手権アテネ大会10000㍍で銅メダ
2003年世界選手権パリ大会
マラソンで銅メダル
を獲得しました。
小柄ランナーほど
体幹、ストライド、腕降り
の精密度が要求されます
これは千葉さんと不破選手は共通しています
拓殖大学の陸上競技部監督はあの小出監督の門下生
千葉さんも小出監督の指導を受けていました。
小柄なランナーほど故障のリスクが高いので
故障に用心して
世界に羽ばたいていただきたいと願っています。

山雅 NOW ❸ 精神論は,もういいよ。

箱根駅伝のことで、娘が、
― 伴走車の中から、コーチ(監督?)がね、〈男をみせろ!〉って叫んでいるのよ。どうかと思うわ。

作戦など事前に授けてあるんだろうから、実走となったら、結局は、叱咤激励がせいぜいなんだろう。

とは思いますが、根性や、頑張り、に訴求することの阿保らしさ、を感じることでは、娘に同感なんであります。(もともと僕は、軟派である)

しかし伴走車とか、ペースメーカーとか、なんだか至れり尽くせりですな。

ラグビーの監督が、ゲーム中は観客席に居る、ってのが理想であって、

いざ実戦では、プレイヤーがみづから創意工夫をして切り抜ける、そんな姿がいいね。

精神論は、時に、もっともらしい衣装をまとって立ち現れるから、要注意。

たかが、参戦リーグが変わったくらいで慌てふためくココロが、
経営理念とか、クラブのビジョンを明らかにせよ、とか、見直せ、とか言い出すのも、それ。

組織存亡の危機でもない限り、そういったものはほぼ不変のはずであって、
この街における〈山雅というもの〉の存在価値、行動原理が、簡単に揺らぐように騒ぐのはいかがなものか?

今は、戦えるトップチーム、そのためのサッカースタイル、チーム戦術といった、個とチームとしての強みの開発と技術論に集中すべきだと思いますよ。

敢えて言うならば……、
ビジョンとは、努力した結果の、可視化できる状態を言うんだろうから、
僕からすれば、20,000人の観客で埋まるアルウィン、の他には考えられない。

キモチが大切でないとは言わないが、それを支える裏付け。

持続的な習慣、基本的で実践的な方法論、そういうものを極めることに尽きます、おそらく。


で、単年度のゴール(目標)が、〈必昇〉ということになりましょう。

それにしても、今度のリーグで、船山 貴之、森下 怜也、星キョーワン、彼らに対戦相手として再会できるとは、なんとまぁ奇遇なことか……。

では。