苦きもの、(2022.7.31八戸戦レビュウ)

それは、敗戦。

0 – 1 で、逃げ切られる結果となりました。

リーグ上位の停滞につきあってしまった、手痛いゲーム、というダジャレで失礼します。

このリーグ戦3敗目が、チームにとっての良薬になれば、と願うばかり……。

苦しいやりくりの中、けっこう工夫を凝らしての臨戦でした。

3 – 4 – 1 – 2 の初期布陣。

下川 陽太を、右センターバックに配し、外山 凌とのコンビネーションを期す。

住田 将を左サイドバックへと持っていって、八戸の右サイドからの攻撃を封ずる狙い。
(予想に反し、八戸は、左サイドへのボールフィードにこだわり続けてはいた)
ツートップの下には、佐藤 和弘。

ダブルボランチは、浜崎 琢磨と、安東 輝。

ゴールキーパー神田 渉馬、それに、ツートップの一角にはいった田中 想来は、Jリーグデビュウ。

あえて、難を言うのなら、最終ラインの、宮部 大己、大野 佑哉、下川の並びに上背が無いことぐらいか、と思って観ていました。

コーナーキックからヘディングで決められ失点は、その懸念が的中する格好となってしまう。
八戸は、得点の50%を、セットプレイで稼いでいて、その本領発揮ではあった。

……、とまぁ、こんなことなんですが、ゲーム終了後、チノ氏と北ゴール裏に並んで座ると、しばしの総括をおこないました。

― 若さが出た、というか。
あと1歩、2歩前へ持ち込んでからシュート、で良かったと思いますね。

― おそらく、八戸のシュートは 5本くらい。こっちは、その3倍は打っていますもんね。ポストに嫌われたのもあったし。

― 田中 想来の巻いたシュート(前半)、あれは良かった!!
相手ディフェンスが疲れていたとは言え、横山 歩夢は切れていました。
トップリーグにも、半年もあれば適応してしまうのでは?

攻撃の組み立てには、やはり、ディフェンスから安定的なボールフィードを要するわけで、そこらに時間をかけてしまうから寄せられ押し込まれるシーンが目立ちました。
成熟した守備でしょうかね、足りなかったのは。

……さてと、これからアウェイ3連戦ですか?、とチノ氏に問われ、2連戦では?、とお答えしたんですが、後で確かめると、いわき、鹿児島、北Qと続くアウェイ連戦、で、ホームに帰ってくるのは、まるまるひと月後ではないか。

これから、試練とチャレンジの、苛酷な 8月、なんですね。

最後に。
萬年視点からだと、昨夜、プレイをもっとも安心して観られたのは住田 将であって、やはり、逸材ですわ。

では。

望まない 原点回帰。

今日、職場で立ち話をしていたら、およそサッカーに興味がないと思っていた御方が、

― 今日勝てば、単独トップ。
引き分けでも、勝ち点でトップに並びますよね(何チームかが)、とおっしゃる。

内心、詳しいなぁ、と感心してしまった。

一体、松本の街で、どれくらいのパーセンテージの人々が、そういう動向を知っているのだろう?

で、続いて、

― でも、所詮は、3部リーグですからね。

ご指摘、まったく、そのとおり。

どんな時でも山雅を楽しむ、のは当たり前。

そのためには、3部の戦いに慣れることは、必要。

けれど、決して、このリーグに馴れてしまってはダメ。

常に、雷鳥は頂を目指す、のココロザシ。

願わくば、他の上位チームが停滞している時に、同じようにつき合ってしまうような伝統? を踏襲することがありませんように。

そんな原点回起は、もちろん、望んではおりません。

とここまで、キーを打って来たら、急な夕立が、サーッとやって来た。

少し小降りになるのを見計らって、アルウィンへ向かおう。

そして、悪しき伝統が打破されるのと、背番号#3、とを見届けたい。

では。

今さらながら 原点回起 (八戸戦プレビュウ)

それほど重く考えているわけでもありませんが、じゃあ、原点回起とは何なのか?、ってことです。

山雅の、クラブとしての存在根拠、チームとしての戦い方、そういう面では議論百出になるんだろう。

でも、実際やることは、時代即応をめざして、時々の要所を締めて経営/運営すること以外にない。

でも、議論の多くはたいがいが、精神論に流れていく、というウンザリのご定番が目につく。

けれど、これとて、チーム編成、採用スタイル、といった技術論が根底のお話で、そのまた根底は、〈お金〉、つまりチーム人件費の有効投下といった、経済力が決定因子の世界にぶち当たる。

ファン&サポーターとして、いろいろと注文づけはできるんでしょうが、結局は、〈どんな時でも俺たちはここにいる〉式、無条件のチーム随伴が、原点回起の姿なんだろうな、と思います。

今月冒頭に対戦したばかりとは言え、ヴァンラーレ八戸、というスタイル、プレイヤー、そのほとんどを知らないチーム。

どうみたって我等が、個のクオリティと技量に勝る現実。

その中にあっても、そことの再戦にも、チーム&ファンサポーターが、全力を傾けて勝利をめざす。
これこそが、原点回起、初心に立ち帰るココロ。

試されているシーズンなんですな。

今回のプレビュウは、そんなことを言えれば十分、なんですが、

コロナ禍を通過しつつあるチームが、どこまで、自分流の戦い方をした挙句に、できれば、複数得点を喜びたい。

そんな思いでおります。

では。

ライチョウは アルウィンにもいる。

(画像の版権帰属先:オフィス ウエストウッド)

勤務が終わる際の、ちょっとした休憩タイムで。

隣に座るジャガー氏が使っているバンダナを、ふと見たら、青地に白くライチョウがデザインされている。

訊くと、燕山荘創立100周年記念のもので、彼、登山ガイドの役得? で贈呈されたらしい。

― あそこは、去年、開設して満100年だったんです。

へぇ。1921 (大正10年) のことなのか。

大正の頃から、楽しみとしてのアルプス登山が本格化した、と考えていいのでしょうかね?

一年経ってしまったけれど、バンダナがまだ入手できるようであれば、なんとか、とジャガー氏には頼み込んでおいた。

ちなみに、直近で、スタッフにCOVID-19陽性者が出たため、数日間営業を停止していたのだ、燕山荘。

仕事をする標高差が2,000m、とは言え、どこかのサッカーチームと同じ厄災をこうむっている。

― このバンダナ、アルウィンでワンポイントでまとったら、お洒落に映えますよ。

― そうそう、アルウィンにもライチョウはいるんでしたね。

― はい!
『雷鳥は頂を目指す』が山雅ファン&サポーターにとっての合言葉でありますし。
山雅後援会は今、ライチョウ保護の募金活動してます(宣伝)。

でも、このライチョウ、定期的に、転落はしてますけどね。

……とあくまで謙虚さを失わないところが、僕なのでした。

では。

呆けたアタマで かもめはかもめ。

仕事から帰宅して、ソファにひっくり返ったら、そのまま眠りに落ちたようだった。

まだ明るい部屋の景色。

一瞬、翌朝が来ているのか?、という錯覚と絶望感で、目が醒める。

こういう焦り、僕にかんしては、しばしばなんだが、昨晩知らぬ間に起きたらしい停電のせいで、時計がリセットされてしまい、時刻が、皆目わからない。

それでもって、『かもめはかもめ』の節回しで戯れ唄しながら、再設定。

午睡は午睡、
長寝や、夢や
ましてや、疲れはとれない。

ボケたアタマが外界に馴染み始めたので、ルーチンのメールチェック。

山雅から、いわき戦チケット代金(7/23) 払い戻しについてのメールが入っている。

重要、という表題で。

手続きは、来月25日からひと月間なのか?

まぁ、いいや。

こっちは、追ってメールが来るまでは、放っておけ。

それより、すんなりと想定した通りの代替日(8/7)になった、第18節だよ。

参戦どうしようと、早々に悩み始める夜。

では。