こころ踊るサッカーの到来 (長野戦レビュウ❷)

現時点で、石崎さんのいう課題とは、

もしも長野戦だったら、現実のスコアを、10 – 0 でゲームを締めることだろう。

独特の着実な物言いだから、次節岐阜戦を、複数得点したい、とは語っているが。

他方。

長野監督の藤本氏のゲーム後コメントには、

ゲーム開始早々、立て続けの 2失点で、プレイヤーが平常心を失った、とある。

が、それは、ウソではなかろうが、正確ではない。

10分までの 2失点そのものは、サッカーでは心理的にそれほど負担にならない。

残り 80分、挽回の時間が、タップリあるから。

長野プレイヤーのマインドがアップセットしちゃった真の原因は、

対人的な間合いを、(予測を超えて)ことごとく詰められ、

中途半端なパスは寸断され、

守功両面の走り出しとボール獲得において、後手後手になってしまい、

強みであるサイド侵入とクロス投入も、サイドへ追われるか、クロスを阻止されるかで、万事休したから。

要は、

対戦時に、本来、自分たちのやりたい流儀を、

山雅のプレイヤーにまったく受け付けてもらえなかった、ということ。

かといって、

山雅は、特段の長野対策をおこなっているわけでもなく、自分流を貫徹しようとしているに過ぎず、

ゲーム中に、打算、駆け引きがなかったぶんだけ

0 – 5 が、かたや痛快、かたや無残なかっこうで現れたわけだ。

もともと、(僕の場合は) ダービーなどと力む考えもないが、

二戦同一のスタメン(おそらく)が固まり、

登録のメンツに多少の変動を加えつつ、やりくりするにメドが立ちつつ、

こころ揺さぶる、スぺクタブルなサッカーとなって、

リーグ星勘定を、3勝3負け、イーヴンに戻したことを喜ぼう。

では。

【ほんの感想】現地と車中の長野戦レビュウ。

ゲームの入りを間違えなければなんとかなるか……と思っていたら、

開始早々からゴールをたたみかけ、前半で、4得点。

結局は、5 – 0 の勝利。

これだけ攻撃の出来が良すぎると、逆に、

プレイから締まりが失せて、おおざっぱに陥ってしまうことが心配になる萬年でありました。

ほとんど、杞憂でしたけどね。

長野駅へのシャトルバスと、普通電車の車中で、

息子とメールでやりとりした内容をほぼそのまま写して、速報的レビュウとします。

― CBが2点、FWが2点できすぎですね。金子好きだわ~。
小田にも澤崎にも点あげたいね。
澤崎上手いわ、村越へのラストパスも村越の左足へ優しく置いてあげるところがまじセンスありますな。

― おめでとう、あと3点は入っても、かな。

― ですな。ふつうに 8 – 0くらいは有り得たわ。藤本は進退危ういですかね。
速報シュート24本らしいよ、向こう3本。

― 公式だね。シュートモーションで拾うと30本近いかな。
今帰りの普通電車内。ハイライトで澤崎のラストパス確認。たしかに素晴らしい。金子のは小田のゴールでいいかもね。

― 今日は今までよりも際立って攻撃にも数をかけていて楽しかったですよ。小田はゴールつけてあげたかったねぇ。
やはりチームが明確なやり方で試合をしてくれると良いプレーが多くて選手名をすぐ覚えるわ。深澤も良いねぇ。
球際やり切るから見てて面白いね。

― 深澤を底にした中盤が効いて、澤崎や安永が攻撃参加したので、攻撃に反転した際、4トップ気味になって迫力がでた。
中盤でつぶして、サイドに追い出して仕留めるので、長野には手がなくなったかな。

― 長野は緩かったね。これから夕ご飯。お疲れ様です。

では。

All We can Do is Fighting (長野戦プレビュウ)

前節サッポロ戦の、10,000人を超えた観衆は、

数箇月ぶりのアルウィンにこころが昂ぶり、かつ、

なんだか変化しつつある(らしい)チーム山雅に立ち会いたいと望む人々だった。

ゲームゆえに、勝ちを切望はするが、勝ち馬に乗りたいだけの心ではなくて。

もちろん。

勝利を重ねることで、喜びと入場者数が増すことを否定はしないが、

〈どんな時でもここにいる〉ファン&サポーターが、チーム押し上げの最大資源であることを、スタジアムにいて改めて感じていた萬年。

……となれば、対長野戦にも、どんな時もそこにいる人々が参戦するだろうことは間違いない。

たとえ、冷たい雨中、昨季讃岐戦の、南長野における落胆と悲哀の記憶が蘇ろうと、だ。

……勝ち負けは、時の運不運も含めた結果に過ぎず、

大切なのは、戦うことを、90分間、決して放棄しないこと

現況。

チームの取り組みを、線としてみればみるほど、それが、最大の要点と思います。

要は、これを、方法論(いつだれがどこでどうやる)にまで、より確かに、落とし込まねばならない。

先発メンツがほぼ確定し、ボランチ3枚の、守功トライアングルが露わになりつつあるからには、

たまたまいちばん近場のアウェイ、というくらいな乗りにとどめ、

僕は、ひたすら、チームスタイルの進化/深化を楽しむため、南長野に参戦します。

では。

布陣は一段落した? (札幌戦レビュウ❷)

札幌戦DAZNは、飯尾 和也氏が、解説を担当した。

僕は、できるがぎり音量を絞るので、解説をほとんど拾わずに(失礼!) 見逃し観戦したが、

その先発布陣の予想は、正確だった。

3 – 1(深澤) – 4 – 2

4のところは、

左右サイドバックと、インサイドハーフの左が 澤崎、右が 安永、で並ぶ。

彼等は、深澤を底に、逆三角形(▽)を形成するから、スリーボランチとも呼べる。

これは、 澤崎の、先発起用が叶ったために可能な陣形。

ツートップは、左 村越、右 加藤。

いままで試行していた先発ツートップの最適解は、村越、加藤のセットで、ほぼほぼ決まりか。

特に、ロングフィードを加藤が落として、それを拾うについては、村越の予測と位置取りがすぐれる。

札幌戦では、前半26分頃、それが成就して、コーナーキックを獲得できた。

結果、これがゲームの流れを変える起点だった、と思う。

新たなプレイスキッカー(澤崎)を獲て、セットプレイに多様性が増すから、そこは頼もしい。

前半40分前後の、シュートが3本連続した波状攻撃はミゴトでしたから、セットプレイを絡めての、攻撃圧の持続、というのが、今後のテーマのひとつ。

後半、右サイドでは、

高麗からのロングフィードのほとんどを、小田が競り勝ったのは、かなり効いていて、これが、ロングスロウからの得点(by 樋口)への端緒。

左の樋口も、中への切り込みドリブルなど、左サイド攻略のため、打開策をチャレンジしていて、同じサイドの澤崎、宮部と絡んで、それを続けてもらおう。

……こう眺めてくると、(怪我がない限り) 先発布陣は、5節を経過してそこそこ固まり

やはり、澤崎の復帰は、チームに力を与えた。

で。

このゲーム、萬年的なMIPを挙げると、村越 凱光

さて、最後に、

ジャッジについての苦言をひとつ。

全体的に主審による判定が、観ていて判然としないことがしばしば。

ボールがタッチラインを割った際、線審のジャッジをそのまま受け入れてスタートするにせよ、あらためて主審が、スローインの投入側を示すべきではないのか?

当事者は当たり前として、

観客にもわかるように裁定を明示するのが、ジャッジ(団)の責務だと思います。

では。

ひたすらの,その先へ (札幌戦レビュウ❷)

結果は、3 – 0 と、けっこうな点差で終わったけれど、

それで、すべてが良し( All is Well )、ではもちろんなくて 。

もし、今が到達点ならば、これから先のお楽しみがありません。

……予想どおり。

札幌は、山雅対策を施さない自己貫徹流のスタイルで、

山雅のほうは、でき得る限り前方でダッシュ\奪取からのサッカーを踏襲。

こうなると、

スタイルからして、おのずから相手が持つところから始まるので、

本来的に、我慢のサッカーとなる山雅からすれば、自然な流れであった。

それでも、主にサイド侵攻から崩してくる札幌サッカーに主導権が渡った(しかも相手におおくのセットプレイが在った)、

前半の20分までと、後半開始後10分の、計30分の時間帯を、失点なく耐えて乗り切ったことが素晴らしかった。

札幌からすると、その時間のどこかで得点を挙げたかっただろうけれど、

俊敏なプレイヤーを左右に配し、パスと連携で相手守備を崩したいのだが、

ボールを外周でまわし気味で、中へ入れなかったのは、やはり、こっちの守備に穴が開かなかったため。

観ていて、縦にスパンとボールをいれて、それを横にはたいて、前進するプレイヤーが(シュートを)撃てばいいのに、と思っていたが、

山雅が、後ろ向きでボールを受けようとする札幌選手を、丹念に、執拗につぶし続けていたので、なかなかそれをする勇気がなかったのかどうか? (助かりましたがね)

まぁ、ボール保持でやってくるサッカーを封ずる〈方程式〉の解は、多少なりとも得られた。

(ジャッジ基準はどうあれ) ファールを犯さないボール奪取は、すこしづつ板についてきた、と言えます。

安永 玲央のプレイぶりは、あきらかに昨季とは違っていて、

おなじ狩るでも、相手に早くアプローチする分だけ、

じゃぁ、奪ってからどうするの判断と選択が優れている。

と言う意味で、現状、深澤と安永のボランチセットは鉄板。

どうか、酷使に耐えてもらいたいものです。

では。