ユニフォームの性格を問う。

松本山雅というクラブの嗜好なのか。

あるいは、アディダス社のデザイン力のせいなのか。

毎季、採用されるユニフォームデザインについては、思うところがある。

生地の細かい柄やデティールに凝ることを全否定はしないが、もっと大胆、かつ、シンプルな柄を採用したら、いいのに。

生地の織柄にこだわるのは、和服を持っている日本文化に負うところが大きい。

けれど、ユニフォームは、チームとして統一され、目に映えて、かつ、プレイヤーの精悍さを強く演出するのが、その主なる機能だ。

とすると、かなり近づかないと判別できなかったり、なになにを象徴しました、などと、能書きを聞かされてはじめて納得するようなのは、どうなんでしょうかねぇ?

僕が具体的に推奨するのは、無柄の緑、緑&白のストライプ(縦横いづれでも可)、肩からタスキ状のライン入り、そして、生地そのものは無地、そんなところだ。

よって、2011年、2019年、2020年製は、高評価。

欧州のクラブをみると、あたかも不変であるかのように見えて、けれど毎年、手は入れる、という志向が目立つ。

ブランディング、なんて言葉を使うならば、ユニフォームに関してもそれを巧妙におこなうことで、〈変わらない〉ことをもっと押し出したらどうか。

毎年、ファン&サポーターにオーセンティックユニフォームを購入させよう、なんて邪心があるとしたら、いただけない。

……で、一昨日、公式ページのトレーニングマッチの画像を見て、僕は、ある意味、タマゲテしまった。

ビビッドな黄色、あのユニフォームの単調で、ストレートなデザイン。

あのインパクトは、買いです。

あれこそ、臆面もない、爽快なアディダスであって、

なんなら、サードユニフォームで運用したらどうか?、とさえ思う。

では。

情けない話と、有頂天と。

僕の居室。

建物の、日の当たらない北東部分にあるから、

古式の、コロナ社製石油ストーブ(電気を使わない) を使っているけれど、

この寒さでは、室温が、なかなか 10℃を超えてこない。

で、その中、読書にも耐えがたくなって、最近はその習慣もやまってしまい、ひたすら毛布にくるまっている。

……と、まことに情けないお話から、始まってしまうのです。

が、そんな中、今朝は早々、嬉しいニュースに出合えて、ずいぶんと力をもらった次第。

イングランドFAカップの4回戦で、ブライトン&ホブ アルビオンFCが、

対リバプールFC (前回覇者) に、2 – 1 で逆転勝利した。

ゲーム後半のアディショナルタイム、セットプレイから。

左方からのクロスに反応した三苫 薫が、右サイドから、ゴールを決めている。

トラップ後にリフティングを入れた、素晴らしいシュート!!

リバプール守備陣、および、観衆のココロを、まさに、手玉に取るようなその様子を、ハイライトでご覧ください。

思うに、某ナショナルチームはもはや、三苫と久保 健英、この二人をサブ扱いで使うなんて贅沢はできなくなりましたね、名波氏よ。

では。

春よ 来い。

暖かくなるのを、恋い焦がれる気分。

― そんな感じですかね。

寒いと言っては愚痴り、はたまた熱いと愚痴る、その浅はかさかな。

2023シーズン、山雅は、奈良に始まり、奈良で終わる……か。

それも、わかりやすくて良いではありませんか。

で、すでに、早春の〈あをによし〉の街に、思いを馳せているわけです。

 みすずかる 信濃を立ちて 
 向かふ 古都
 その青芝に 狩れよ ボールを   (by 萬年)

今からお断りしておけば、

奈良クラブについては情報も無く、この先、取ってこようという気になりそうにもないため、いい加減なプレビュウになることは必至で、まことに申し訳ありません。

では。

嚆矢のプライド持て 山雅。

(註: 5時間をかけて、素人が、四苦八苦。
サポートが無くなったWindows8.1を、やっとWindows10にアップデートした今日です)

嚆矢〉は、こうし、と読みます。

漢字「嚆」は叫ぶ,呼ぶ、の意。

鏑矢(かぶらや)のことです。

ヤジリのうしろに鏑(中空の筒状)を装着した矢。

これを射って放つと、鏑が笛の役目をすることで、矢は、空気中を音を立てて飛んでいく。

古来、この矢を放つことで、合戦の開始を告げたりした。

このことから、事の最初、始まりを、嚆矢、というようになった。

前置き長くて恐縮です。

つまりは、先駆けのこと。

今季、山雅が、それについて、ひとつのレコードを打ち立てようとしている。

これ、5年(2019~2023)をかけて、ようやく達成するであろう記録でして、

Jリーグ60チーム体制になって、山雅がはじめて、59の全チームと対戦するであろう嚆矢のクラブ、となるのです。

ま、やりたくたってできる偉業でもありませんが、できてしまう以上は、プライドを持ち、こころを込めて参戦しようではありませんか、ファン&サポーター諸氏よ。

すべてのクラブから学ぶ、という謙虚さを置き忘れることなく。

では。

案外、いけるかも。

三苫 薫の、ペナルティエリア外縁から放ったシュートが素晴らしい!!、と話していたら、ヴァン氏から、

― ところで、今年の山雅はどうなのよ?、と問われたので、

― 渋めの補強ですが、案外、いけるんじゃあないか、と思います。

でも、なんだ。

今頃だと、毎年同じことを言っているような気がしながら、

ゲーム日程も決まったので、まづは、3月の休みの申請をしている。

奈良と岐阜は拾い、横浜はやむなく捨てようか、などと。

では。