デヴィッド べノア (1953~ ) のことは、現在は広島市に住んでいる友人W君が、紹介してくれた。
かれこれ、30年くらい前のことだった、と思う。
このピアニストの手による楽曲の中では、日本人の奥さんに捧げられた『Kei’s Song』を推したいが、今回は、この時候ゆえに(敢えて裏切って)、記事タイトルの曲のほうを選んだ。
June、というのは、6月(水無月)のことなのか、はたまた、女性の名前なのか?
前者、としたほうが日本人的な情感にはハマるし、そもそも、曲の起こりについて、余計な詮索をしないで済む。
僕なんかだと、調布から八王子あたりの、ライトに浮かび上がった、夜の中央高速を走っている、そんな親しみを感じてしまう。
いつかふたたび、味の素スタジアムへでも出向くことがあれば、その帰途、アルバムを準備しておいて、車中に流すんだ……。
では。