ここから,さらに。(2ゲームを越えて)

〈ウイングバックの充実〉
滋賀戦の敢闘賞は、#15高野に与えられたが、彼は、

たしかに、それに値いするプレーに終始していた。

これに、樋口 大輝の成長が加わり、

さらに。

継投的に出て来るメンツも見劣りしないから、このポジションはかなり強力に。

リーグ戦2ゲームの、平均クロス本数は、20。これはリーグトップの数字だ。

僕からすると、松岡リムや、北爪 健吾を、もっと長い時間観たいので、

特に、サイドの布陣に関しては、そこと絡むインサイドハーフと併せて、

ゲームの、どの時間帯で、プレイヤーの出入りを画すのか、ご一考を願いたいといった勝手な思いはあります。

贅沢といえば、贅沢ですけどね。

〈強欲を活かせ〉
石さん流は、後ろの配置は、フルタイムやりとおす、というもの。

守備面の安定と、攻撃活性化のために交代カードを使いたい狙いもあるのだろうが、

ここへ来て、さらに、柏から、センターバック要員ひとり(野田)を獲得。

これで、(特別指定2名を含み)、スカッドは、計 33人に。

ますます、プレイヤーの選択に興味が増し、チーム内競争の激化は、朗報。

〈ゲームの力こぶとアクセント〉
個およびチームとして、体力、走力が衰えない(ほぼ一定) から、

相手の疲れが増すと相対的に、

前後半とも、30分以降に、山雅の攻撃は、その迫力を増す(この時間帯のシュート数がピーク)傾向。

ここには、ゲーム冒頭の入りが、それほど得意でないという負も併存していて、

ゲームの入りが良いゲームは、結果を残すことが多い。

加え。

ハーフタイムのリフレッシュと喝が効いているのか知らないが、

後半の入り15分間は、比較的快調に飛ばす。

……かような傾向を、無理に変える必要はないと思うが、

ただ。

先制されたりでゲームを難しくしないためには、

ゲーム運びが、常に一辺倒にならない工夫があってもいい。

不測の事態もあろうが、

先発メンバーには、ピッチにとどまる時間をあらかじめ申し渡して、そのプレイを高密度にする、とか。(交代の事前通告)

あと、ひとつ。

前方向に押し込んでいく習性がチームに備わるのは、大いに歓迎なんだが、

攻撃において、ペナルティエリア侵入機会が増えれば増えるほど、相手ディフェンスの密集度が増すわけで、

(攻撃回数 リーグ2位、ぺナ侵入回数 同6位)

すると、スペースが窮屈になったり、シュートコースが狭まったり。

だから、相手守備網を〈疎〉にする、ひと手間を要するのでは?

……これらはすべて、文句ではなく、当方の期待が高まっている証拠です。

では。

敗因など決まってる(滋賀戦レビュウ❷)

萬年による、滋賀戦における敗戦の原因追求は、ひたすら、

無益な、~ダッタラ、~レバ捜しはおこなわず、

これからも使用すべき山雅の武器、強みの発揮に焦点を当てる。

❶ゲームラストの 20分間を、無得点で費消したこと。
田中 ソラのヘデイングゴールが決まり、スコアを 2 – 3 にしたのが、

ゲームの80分。

リザーブメンバーの投入は、その5分前、すなわち 74分になされていて、

最後の追い込みに入ったばかりの時間だった。

ウイングバックは、そっくり刷新(右は北爪、左 リム)され、そこと絡むシャドウは、右 カネショーに、左 村上ハルト。

さらに、ツートップは、田中と田口の、タ/タコンビへと変換。

これは、明らかに、サイドを侵していって、そこから中へ、ゴールに迫るメッセージと戦術だった。

もちろん、時間進行の前提には、

リードした滋賀が、蹴り出しやロングボールによって、山雅による波状攻撃圧に水を差すだろうことの自明があって、

かつ、時間が進むにつれて増す、メンタル的な焦燥が。

高知戦と同様に、

ゲーム終了前20分近くの猛攻撃態勢は、こっちがよほどのリードを保っていない限りは、はじめからプランニングされているはず。

それまでの得失点の有り様がどうあれども、

このメンツで無得点に終わったことを、次への、修正すべき課題と考えます。

そもそも、ラスト20分に挿し込むべき態勢なのかどうか?、も含め。

❷あえて、追記すれば(前記事でも触れた)、

最終ラインを高く保つのであれば、

センターバックと、ゴールキーパーの間の、広いスペースをどうやって治めるのかの、意思統一と、方法論の徹底。

未対戦の残り 18チームが、

縦の裏抜け、あるいは、

こちらの前傾姿勢をひっくり返すために、ポンポンサッカーばかりを駆使するのかは不明ですが、

ゲーム開始のつばぜり合いや、

ゲーム状況では、やはり、仕掛けられる場面が多かろうから、対策をおろそかにはできません。

過去2戦を観る限り、ボールがピッチに落ち着くのには、前半の半分くらいの時間を要していますからね。

もちろん、山雅自身が、その戦法を使う使わないもありますけれど、

とにかく、そこで、後手に回るな。

では。

飽きさせないゲームだった (2026.8.16 滋賀戦レビュウ★印象論)

大芝生から既に出立した息子から、

やはり、大芝生に向かっていた家人(と僕)に電話があって、その第一声が、

― 期待どおりに、やってくれるよねぇ、だったらしい。

2 – 3 の逆転負け。

もちろん。

期待どおり、とは、皮肉なんです。

決して、息詰まるような被弾でもなかった、等々の……。

山雅らしい、というか、やっぱりこれかよ、といった、そんな思いから、直感的に出た言葉に違いない。

たしかに、しっくりくる、馴染み深い感の負け、でありました。
よくやった敗戦が、このところ、なかなか思い浮かばない。

(しかも、4月の大宮戦以降、ホームで勝利なし)

― 今日のゴールキーパー、キャッチングしてたっけ?、と、また、息子。

失点を、心底、責める気にはならないのは、

おそらくは、まだ、第2節消化の時点だからでしょうが、

がら空きのゴールのネットを、やすやすと揺らされる、ってのは、

観ていて、あまり心地よくはない。

ここらは、高く陣形を上げることによって出現する、センターバックとゴールキーパーのところの広大なスペースを、

どうやって管理するのかを、チームの方法論として詰める、ってもんでしょう。

北ゴール裏同志のチノ氏いわく、

― 多岐にわたる修正は、時間を要するように思う。

が、第10節を終わった時点で、勝ち点20 (ゲームあたり平均勝ち点2)を、積みたいね。

たしかに、たしかに。

そういう眼からすると、

満足できる結果ではなかったものの、

良い点といただけない点が、にぎやかに混在するゲーム。

つまり、飽きることはなかった。

しかし、ですよ。

代表取締役CEOが、ゲーム前の挨拶で、力を込めて、

毎試合、〈満足できる〉ゲームをお見せします、と宣しているわけだから、

それを、初っ端から裏切るようなことは、現場としてマヅイでしょう。

それとも、

次節愛媛戦の集客に水を差すことによって、

ポケモンミニトートを、すこしでも獲やすくする(倍率を下げる)、という心配りなんだろうか。

まさか……。

では。…

切り札の予感です。 (滋賀戦プレビュウにかえて)

かつて。

手塚 治虫が、どこかで、

天才スナイパー〈ゴルゴ13〉(by さいとう・たかを) のネーミングは出色。

やられた!!、と思いましたね、と語っていた。

聖書のゴルゴダ(丘)から採ったことに感心するのは、いかにも、古典を愛する手塚らしい。

……冗長な前置きで申し訳ありません。

ここ何試合か、山雅を観てきて、

レイラック戦ばかりではないけれど、

今後、背番号#13 村上 陽斗が、山雅ゴールの切り札になる予感がしている。

単にゴールを重ねる、というよりは、相手ペナルティエリアのあたりで、決定的な仕事をする、といったことによって。

その根拠とは、実に薄弱なんだけれど、

攻撃に転じた際の、

後方からの押し上げスピードと、(ボールを予測した)位置取りの良さが、かなり目立つ。

柔和で、気弱そうな風貌からだと、

山雅の狙撃手、と呼ぶのは、流石に、はばかられますが、

切り札(ジョーカー)として、

2列目あたりからの果敢な飛び出しを、大いに期待。

それと、大卒2年目の彼。

となれば、山雅には、この世代がけっこう多いから、

切磋琢磨して伸びる環境に、一役買ってもらいたいですね。

では。

安堵のホーム開幕戦(vs レイラック滋賀FC)。

第2節にして、既に、ホーム開幕。

これが、秋春制の旨味ですな。

このゲーム、いちばんの見どころは、毎年のならわし、〈花火〉。

今回は。

HTKさんによる催しが、今秋も実行されるニュースと同じタイミングで、

HTKさんと、その親会社 ミネベアミツミさんとの、パートナー契約がリリースされた(と記憶する)ので、

僕にとっては、花火が上がるのと同じくらいに、

県内製造業売上トップの会社の支援を得られることが、実に、嬉しい報せ。

なんなら。

現在、レディースの領域に踏み込んでいる山雅なんだから、

この際、そっちの方面にで、力をお借りしてもいいんじゃあないか?

たとえば、WEリーグ参戦中の某チームは、脇に置いとくとして、

アマチュアの最高峰 なでしこリーグ参入を目標にして、

この際、AC長野さんに声をかけて、

全県一体の、レディース(成人)、ユースを再編成してしまう。

チーム名は、

そうですね、〈みすずユナイテッド〉は? あるいは、しなのユナイテッド、とか。

人間、みづからで限界や境界をつくってはいけません。

 

……妄想はこれくらいで、

ほとんど情報がない相手、レイラック滋賀FC。

同一リーグで戦う限りは、すべては、楽なゲームではない。

けれど、

現在の山雅は、対策的サッカーをせずに、ひたすら自己流を貫徹するべき。

タレントの顔ぶれからすれば、長短のボールを自在に使わないともったいない。

そして、交代カードが切られるたびに、強度が増すイメージで。

ただ、ひとつだけ。

特別リーグのスタッツをみる限り、レイラックは、得点力に悩んでいる。

そのあたりはテコ入れを図って参戦しているはずだが、

得点の、40%強を、セットプレイから獲ている点を、アタマに入れて闘いましょう。

では。