笑い飛ばす 人生。

できることなら常に、憂鬱であることを、自分に許さない心持ちでいたい。

笑いながら、人生の多くの時間を過ごしたいものだ。

かといって、TV番組などで、カメラのこっち側でスタッフがよくやる、甲高いバカ笑い、あれはいただない。

職業的な使命感で、必死に練習した結果がそれかよ、と哀れになる。

 

自分はせいぜい、すこし唇の中央が微かに上がるような、物静かな笑いをモノにできれば、とは思うけれど、

本人はそういうつもりでやっていても、

家人からは、

― また、鼻の先で(人を小馬鹿にして) 笑っている、

と 一刀両断されるのがオチなんである。

 

でも、それにもめげずに、笑える材料は探さなければならぬ。

某ご高齢のご婦人が、戦地ウクライナへ渡航した。
その地で、直接に支援をおこなう目的らしい。

すると、その国の官房長官なにがしが、

彼女については、速やかにそこから退避なさるように、と会見で述べた。

きっと、ご婦人の熱きココロと行動力を強調したいがために、わざわざおこなった広報活動であったと信じている。

しかし……。

わがプライムミニスターが、訪欧の際にも敢えて避けたウクライナに、よくぞ。

と付け加えたならば、事の切実、果敢さがよっぽど強調されたのになぁ、と残念。

同じやるでも、スピーチを効果的におこなう工夫は、大切。

では。

訃報、またひとつ。

ひとつの詩の一節を、想い出している……。

野のなかに小鳥の死骸があるように わたしの頭のなかは死でいっぱいだ

わたしの頭のなかに死があるように 世界中の窓という窓には誰もいない

(『幻を見る人』(1946年 田村 隆一  より)

 

デヴィッド クロスビー(David Crosby)が、1月18日に亡くなった。

1941年生れの、享年 81歳。

彼の、高音のヴォーカルが好きだ。

バーズ(The Byrds)時代の、『ミスター タンブリン マン』(1965年発表)を聴く。

もともとボブ ディランが書いた曲だが、バーズの演奏のほうがポピュラーではあるまいか。

タンブリンマン氏よ、何か一曲演ってくれないか?、で始まる、なんとも他愛のない歌詞。

それを、なんだか突き放したように醒めて歌うところに、60年代を感じてしまう。

というのも、かなり牽強付会な解釈だとは、思いつつ。

(註;マントを羽織って、リズムギターを演奏するのが、クロスビーです)

では。

案外、いけるかも。

三苫 薫の、ペナルティエリア外縁から放ったシュートが素晴らしい!!、と話していたら、ヴァン氏から、

― ところで、今年の山雅はどうなのよ?、と問われたので、

― 渋めの補強ですが、案外、いけるんじゃあないか、と思います。

でも、なんだ。

今頃だと、毎年同じことを言っているような気がしながら、

ゲーム日程も決まったので、まづは、3月の休みの申請をしている。

奈良と岐阜は拾い、横浜はやむなく捨てようか、などと。

では。

【希望順位予想】もやらないが その❷

昨季のリーグ全般を見渡せば……、

❶いわきFCが、とにかくシュート量産を目指す、規律性を徹底したサッカーでリーグを制した。☞このリーグにあっては、示唆に富むサッカー。
だから、それを模倣するチームも現れるかも。

❷降格4チームが、山雅と、後半戦の愛媛をのぞけば、存在感に乏しかった。
☞ チームを一新することの難しさ。
スクラップ&ビルドを敢行したチームが、今季はどう出てくるか。

プラス、個人的に感じたこととして、

このリーグでは、ファン&サポーターの熱量はどうやら、ゲームの帰趨にそれほどは影響しない。(特に、藤枝などを観ていて)

さて、今シーズンの3部リーグは、計20チーム。

正直言って、2部からやって来た、いわて、琉球についてはほとんど情報がないので、まな板の上からは省く。

(琉球が、いまだ山雅キラーでないことを、祈るのみか)

それと、同じ理由で、JFLから昇格のFC大阪、奈良クラブも。

で、リーグ今季の、山雅にとってのキーワードは、なんたって〈西高東低〉

昨年からのベースをできるだけ保持しながら補強を図った、鹿児島、今治が強そう。

これに、もともとテクニカルなサッカーをやる、北九州と愛媛がくせもの。

あとは、やはり昨季ベース温存の、富山が堅調に来るか。

これらが言わば、負けてはいけないライバル。

パルセイロですか?

ひたすらペナルティエリア内の混戦を創り出したい、そのサッカースタイルに対処できれば、負ける気はあまりしない。

一体、誰がチームを引っ張るのか?、というキャプテンシーが僕には不明瞭なチーム。

ゆえに、逆に、どこを締め上げればゲームを牛耳れるかが、よくわかんない、という点では、やりにくいですかね。

では。

【希望順位予想】もやらないで その❶

各チームの全容が、ほぼほぼ確定した今頃は、

そろそろ、シーズン予想が出てくるのが、例年のならわし。

〈予想順位〉というタイトルで。

けれど、マジメに中立的なやつをのぞくと、

体裁はそれなりに見せかけておいて、ご贔屓チームを、上位1、2番目にちゃっかりランクづけしてあるようなのが多い。

こうなると、ある意味、厚顔ですよ。

ならば、すなおに〈希望順位〉とすれば、可愛げもあるのに。

で、萬年式は?

以前は、クラブ資金力、チーム人件費、指揮官在任年数(スタイル浸透度)、出入りの多寡などを指数化して算定してた。

けれど、それも止めて、昨季はたしか、鹿児島を最大ライバルとみなしたくらい。

いわきFCについては、データが皆無で、まったくのノーマーク(=迂闊!) だった。

山雅について?

上述の計算式からすれば、昨季は、そこそこやれたシーズンだった。

リーグ戦最後の詰めになって、ゲーム運びに確実さを欠き、残念でしたけれどね。

だから、僕からみると、名波氏解任は、かなり不自然な事象であって、昇降格の現実に、必要以上に振り回された感が著しい。

まぁ、降格の辛酸を、短期間に二度も味わえば致し方ないかも知れぬが、

上層の者は、同時に、そのもっと先を見通さないと。(責めてはいません)

お隣のアルビレックスを御覧なさい。
結局、5年をかけて、トップリーグへ復帰ですよ。
(もちろん、昇格に5年必要とはいわない)

ただ、今後を戒めるために言わせてもらえば、
ここだけの話。

周りから湧いてくる、とってつけたような精神論を傾聴し過ぎるとロクなことになりません。

では。