成長のあかしを (鳥取戦プレビュウ ❶)

日曜日、いまのところ、天気予報はまあまあ。

実験的に往路シャトルバスも導入されるようで、僕にとってのホーム開幕戦に、より期待がかかります。

さて、レビュウで、宮崎戦を完璧なゲーム、と評したことを、少々補足すると、

やろうとしている(であろう)内容が、完璧なレヴェルに達している、ということではもちろんなくて、

スタイル構築のプロセスが、個とチームに素直に落とし込まれていて、それに向かってチャレンジしているのが、あからさまにうかがえる、という意味です。

滝、藤谷といった画期的なタレントが加わったものの、昨季とほとんど同じメンツで、これだけの変容を、観る者に訴えているのは、

各個が、それぞれ真摯に新しい山雅の追求に取り組んでいる証拠。

たとえば、センターバックふたりに、ボランチが絡み、相手の守備網にズレを生じさせておいて、空いたスペースで、ワンタッチパスで前進していく、とか、

前線では、サイドを侵しながらも、そこに、ひと手間かけてサイドチェンジや、横パスを挿し込むことで、効果的にペナルティエリアでシュート機を見い出そう、とか。

これらは、いままでになかなかなかったやり方であって、チーム内意思の統一がこのまま深まれば、さらなる強化につながっていくと思います。

チーム一体の部分で、僕が特に強調したいのは、いままでの4ゲーム総じて、後半に入って、内容が改善されていること。

これこそ、やるべきこと(スタンダード) が明確で、そこに対して、ゲーム内修正が効いていることを物語る。

いまの道行が、たしかに成長への変化、と見守るなか、

では、鳥取戦。

ガイナーレ鳥取という、かなり尖がった特性のチームとやりあうので、独特の愉しみが在って、

それは、プレビュウ❷にて。

では。