すこし早いが、富山を喰ふ。

先の土曜日。

富山に単身赴任している息子が、久しぶりにやって来た。

その日の午前中に、魚津に出かけ、道の駅で購ったホタルイカを携えて。

今年は漁が芳しくないようで、高値なのだ、という。

数十秒熱湯にくぐらせてから、(定番は、酢味噌らしいが)

今回は、山葵と醤油 で頂戴する。

雑談は自然と、山雅の話に及び、(息子のほうがファン歴は長い)、この前の沼津戦が持ち出されると、

― ゾーンディフェンスは、果たして、どうなのかなぁ?、と息子。

たとえスペースを埋めても、対人マークが出来なければ悪手、という評価のようだ。

― たしかに、後方から飛び込まれて、或いは、外からシュートを打ち込まれて被ゴールになったからねぇ。

やはり、出て行って向かっていく守備をしないとダメ、ということなのか。

ここらへんの修正を注目することになりますな。

富山戦まで、あと一週間を切って、

験を担ぐ僕でもないから、ホタルイカは、ただただ美味しい旬をいただいたに過ぎないけれど、

どんな形であれ、昨季のアウェイ 3 – 4 のお返しは、したいね。

では。

断然、期日前投票派。

もう何年も前から、選挙の投票は、投票日の前日までに済ましている。

その理由は。

僕の勤務が、日曜日が必ずしも休みでないこと、に加え、

❶それだけのために時間を使うのは嫌で、日常の用足しのついでに投票したい。

❷山雅のゲーム(日曜開催)にかぶることがある。

❸期日前の投票時、いちいちと、うるさい理由も訊かれなくなった。
年を追うごとに、非常にオートマティカリイ、手早く投票できる。

❹指定された投票所(公民館)は、上履きに履き替えなくてはならず面倒だ。

で、先日。

庭先にいたら、ご高齢の婦人が、路傍に軽自動車を停めて、声をかけて来た。

あたしも車で動き回れるのは、これが最後だと思う、

(公示前であったけれど)某候補予定者をよろしく頼みます、ということだった。

政治的な所信を述べたチラシをもらって、名前をみると、

たまたま山雅の某プレイヤーと、一字違いであったから、

ご婦人の熱心さもあって、じゃあ、彼に入れますよ、とお答えした。

義理堅い僕のこと、もちろん昨日、とどこおりなく約束を果たしてあります。

では。

みづからの不案内を晒すの日。

職場の同僚、ABEちゃんと、雑談してたら、

― 女優でいうと、〇〇のような人が好みですかね。

ところが、その名〇〇が、僕のアタマのなかでは皆目、字面にも、画像にも結びつかない。

いま一度訊きなおすと、ヨシタカ ユリコ、だそうだ。

一見、澄ましてとっつきにくい?  が、お茶目なのが、魅力らしい。

― なるほど。僕、TVをほとんど観ないからねぇ、と言い訳をしたが、

まさか、自分が認知できる女優は、せいぜい沢口 靖子あたりまで、とも言えず。

松坂 慶子にしたところで、こっちはこっちで、老け過ぎてしまって、
先日TV画面で、誰かが、一向にわかわずに、
― この役者、誰?、と家人に訊いたばかり……。

で、帰り際、ABEちゃんが、スマフォで、その女優さんの画像を見せてくれた。

― あぁ、この人か、そういやぁ、銀行のCFで見かけた憶えあるよ。

吉高 由里子。

新たに役者さんの名を識ることができたので、ABEちゃんには感謝しないといけない。

では。

見つかった!! 山雅攻略法 ❷

では、山雅攻略法の中身とは。(つまり、山雅の不出来を誘う策)

❶守備面。
山雅の前線と、基底ラインまでの陣形を、出来る限り間延びさせてしまう。
これは、山雅プレイヤー同士の連係(パスのやりとり) を寸断するため。
沼津の場合はこれを、ツートップと、アウトサイドが巧く寄せ、張り出すことで敢行した。

❷特に、サイドと中盤においてのデュエル(競り合い)では、人数をかけ、ファールを侵してでも、山雅に負けない。

❸ ❶および❷を手を抜かず、マメにおこない、山雅プレイヤーのボール保持を妨げ、かつ、パスコースを限定し、消す。

❹攻撃面。
山雅のセンターバック(現レギュラー) のアジリティとスピードが格段に高いわけでもないから、それを凌ぐ速さとサイドを使った揺さぶりで、シュートまで持って行く。

……、そんなところ。

センターバック同士、センターバックとボランチ、センターバックとサイドバック、これらのパス回路を閉ざされてしまうと、なかなか前進できないことが露わになった。

ただし、山雅からすると、

山雅攻略法を克服するには、今季取り組んでいるサッカーを高めるしかなく、新たな要素はそれほど必要でない、というのが僕の診立てなんです。

前稿で述べましたが、あるコンセプトを採用している場合、それをヘタに矯正すると、全体にゆがみが生じることがあり得る。

たとえば、失点すると真っ先に指弾されるセンターバック。

北Q戦、入って来たクロスを、なんと! ゴール前へとヘディングしたのが相手に渡り、1失点目のお膳立てをしてしまった常田 克人。

けれど、同時に、逆転弾のアシストとなった、山本 龍平のワンタッチクロスの起点となる絶妙ロングフィードを蹴ったのも、常田だった!

これなんか、強みにフォーカスすることで仕事をする、の典型。

ただ弱みだけを観ていたんじゃあ、プレイヤーは活きません。

また、上手くなった、と家人が絶賛する、野々村 鷹人。

彼にしたって、その成長の根源は、基底ライン同士、ボランチとのパスワーク、更には、前線へ挿し込むパスにおける熟達でありましょう。

堅守の名による、相手から入るボールの単なる跳ね返しを無くし、いかにして前方へ繋げるか?、を見続けないと。

もちろん、連携云々の元は、個の技量アップ。

レギュラー組を脅かしてピッチに立つ、新たなプレイヤーを待ち望んでいます。

では。

見つかった!! 山雅攻略法❶ (兼8~10節プレビュウ)

vs沼津に敗戦(4/16) したおかげで、

これから対戦する予定のチームに、yamaga攻略の方程式が開示されたことは、たしかなように思われます。

3部リーグの場合、極端に対症的なサッカーをしてくるチームは、5/13の長野以外には (おそらく)考えにくいので、

他のチームが、方程式の解をどれほど熱心に求めるかは、定かでない。

だからむしろ、山雅みづからが、第10節まで行きつく間に、キッチリと修正すべきポイントと考えます。

直近2ゲームで 6失点したことをもって、堅守が崩壊した、などというたわごとが聞こえてきそうですが、

僕の観るかぎり、今季の山雅は、〈堅守〉など標榜してはおらず、ひたすらより相手ゴールに近い位置でボールを手に入れるサッカーを目指しているに過ぎない。

たとえば、アスル戦87分の、被逆転ゴール。

相手ゴールキーパーからのセットプレイ。
ロングボールが入るのを予想して、山雅フィールドプレイヤー全員はペナルティエリア付近にラインを作って待ち構えていたのが、
左サイドに張ったプレイヤーにボールが出て、そのままカットインされてシュートを打たれる。

意表を衝かれた、といえばそれまでですが、守備にこだわるチームにしては、脇が甘い。

強いフィジカルと好連動によって、ボール奪取と保持に執着しているから、結果的に、失点が、リーグ最下位レベルなのだ。

そもそも、守備と攻撃を区分けしてもおらず、換言すれば、攻めるために守備をしている、と言うべきか。

相手ボールホルダーへの圧迫とチャレンジが際立って、そこから即、攻撃スイッチを入れる、という意味で、萬年式に〈守攻一体型/高強度〉サッカーと呼ぶ。

だから、山雅の圧を、どうにかしてかいくぐった相手とのゲームになれば、北Q戦や、アスル戦みたいな乱打戦にもなります。

では、ここで、失点しないために守備だけをいじくればいいかと言うと、さにあらず。

せいぜい、コーナーキックやセットプレイ時のマークを厳密にするくらい、と考えますね。

では。(その❷へと続く)