うかつでした !! (長野戦プレビュウ❶)

なんということか !!

(おそらくは) 地上波局からの時間枠上の要求でしょうが、

ホーム長野戦は、13:00キックオフ、なのだった。

(端から14:00と踏んで) それに気づくのが遅れた僕は、

当日の勤務を短く切り上げたとしても、後半戦あたまからの、アルウィンご参戦なのだ。

願わくば、冒頭から飛ばすであろう山雅が先制している状況で、ゲートをくぐりたいが、果たして?

最初から全開、ってのは、山雅ウオッチャーの確信でして。

前後半開始15分は飛ばす、ってのが、我らがほとんど定石。

〈守功一体型〉は、まづは相手守備の追い込みから入るから、自然とそうなる。

で、ここでチャンスを逃がして無得点だったり、

または、相手にあわせて、ガサツで緩慢なサッカーになると、痛い目に遭うのがならわし (例 : この前の盛岡戦)

つまり、相手の出方にはお構いなしに、とにかく自分流のサッカーで押しまくれ、に尽きます。

ただし。

押しまくる、といってもですよ、

無理な体勢での競合、反射的なボール蹴り出し、不正確なワンタッチパスをやると、それがそのまま、相手へのプレゼントボールになってしまいがち。

たとえ、3部でも、それが命取りにつながるから、要注意。

アウェイの時も指摘しましたが、そうしないためには、ムダに熱くならないことです。

(もちろん、煽るのが仕事のお方もいるのは理解するけれど)

ァン&サポーターや周囲の、泡立つ心情はどうでもよい。

コレオも企画しえないような低い参集力のスタジアムなどに、プレイする者は、忖度など要らぬ。

やたらと突っかけて来る(であろう)相手の場合は、尚更のことで、
(長野は、リーグでもトップクラスで、ファールが多いので)

とにかく怪我だけは、負っちゃあいけません。

積み上げてきたものをひたすら信じ、冷静、沈着、計算づくでやらないと、ゲームをモノにできませんよ。

勝つ決意、なんていう言葉を、敢えて口にする必要もなし。

サッカーは、そもそも全手段(=強みのすべて)を動員し、どこが相手であろうが、勝つためにやるのですから。

では、後半からアルウィンで。

岳都よ。

ある筋から……、

上高地は、老舗山小屋の、嘉門次小屋。

ここで、いままで所有していた、嘉門次が愛用した猟銃一丁、ウエストンから贈られたピッケル等を、

新装なった松本市博物館に、その寄贈を申し出た。

が、しかし、お断りされたので、

大町市山岳博物館に贈った……との話を聞いた。

僕らは、昨年小屋に立ち寄った折に、手に取らせていただいた。

ただ、それだけのこと。

でも、ただそれだけのこととして、書き留めておきたい。

あぁ、そして、しみじみと。

Autumn In New York を聴こう。

あぁ、チェット ベイカー。

では。

松茸なんて,よその世界、

と思って、数十年を生きてきた。

けれど、今年に入り、友人が、マツタケ山の所有者となってしまったのをきっかけに、

(ただ同然で) 収穫のチャンスを手にしたから、

指折り、秋の到来を楽しみにしてきたが、

夏から初秋にかけての少雨による不作、それと、その地で、クマ出没騒動もあったため、
今年は、ついに諦めるにいたった次第。(来年、生きていればの楽しみ)

そうこうしていた、先日。

(松茸狩りを)ご一緒に、とお誘いしていた家人の友人(山菜とキノコ採りの達人)が、それは、立派な雑キノコを分けて下さった。

その晩、さっそく、肉厚のアミタケ(多分ね)を、煮込みうどんで美味しくいただいたんだが、

翌日、ほんのお口汚しにと、藤むらの、れーずんクッキーを(僕ひとりで)持参。

すると、すぐに家人にメールが来て、かなり、お気に召されたご様子。

今度の、亡夫の七回忌には、これをお供えにします、とあった。

れーずんクッキーのファンがふえて、まことに喜ばしい。

もちろん、僕は、お店からマージンなど、もらってはいませんとも。

では。

いろいろ試しているんです (岩手戦レビュウ❸)

初期布陣は、4 – 2 – 1 – 3 。

その後、

交代カードの切り方がチト凝っていて、それを、システム変更をからませながらやった。

❶山口 一真は、稼働時間を延ばすべく、後半アタマから投入。

一真は、攻撃のギアを上げることができるタレント、とつくづく思って観ていた。

ポジションを譲った野澤 零温は、この日、中央寄りの位置取りが多く、もっとサイドへ展開すれば面白かったし、藤谷  壮との連携もイマイチ。

❷67分、藤谷に代えて、滝 裕太を入れると、山口を右へ回し、システムを3バックにすることで、下川を一列下げて、左センターバックへと配転。

しかし、僕は、滝を左、山口を右に置くほうが、彼らがもっと活きる、と思う。

❸76分、村越 凱光に代え、鈴木 国友。
下川に代えて、橋内 優也(センターバックの中央) を入れる。

同時に、3 – 4 – 2 – 1 へ変更して、ボランチを、米原 秀亮と、1列下げた菊井 悠介のセットに変更。

で、住田 将は、今度は、左サイドバックを担う。(住田サイドバックは、2度目の記憶)

この変更について、チノ氏は、村越がピッチから退いたのは疑問で、

かつ、菊井は下げずに、小松 蓮、山口との三角関係で攻撃を創ったほうが良かったよ、との評。

……勝ち点3が獲れなかったのはすべて自分の責任、と霜田さんが言うのは、以上、いろいろと策を駆使したものの、それが実らなかったことを指しているのだろう。

裏返せば、監督のできることの限界、つまり、その先の個々のパフォーマンスはプレイヤ責任が大、とも吐露しているようなもの。

ただし、いくらやってみても。

❶陣形が、特に、タテ方向に間延びすると、今の山雅のやり方では、いかなるシステムや配置でも、その効果が出ない。

中盤における強度が減衰し、セカンドボールを獲れない。

安永 玲央の不在がどうだったんでしょうね?、今のやり方の中で。

❷攻撃の最後の部分に、これで決める!!、といった確固とした〈型〉が、いまだ確立していない。

たとえば、いろんな角度、ボールの質で、異なるエリアに、けっこう良質なクロスは投入される。

けれど。

それに呼応して中央に入るプレイとの間に、

即応や一貫性、習熟度がなく、その時々の、一回限りの、偶然発生のチャンス、とみなしている風が、あからさま。

出たとこ勝負であって、多彩はあるが、仕事としての整然な完遂がない。

米原のアシストキック、あれがクロスとカウントされるのかは不明だが、
クロスを25本入れて、得点につながらない、ってのはないわ。

特に岩手戦では、前線の押し上げがとても遅く、ペナルティエリアへの侵入に力強さを欠いた。

かつて、横浜Fマリノスのピッチ練習(@アルウィン)。

こんなに手の内を明かしていいの?、くらいにクロスからのシュートを繰り返ししていた、その迫力。

残念ですが、我らとは、なにかとスッポンの差。

でも、そこを目指さなくてどうするよ?、下條さん。

手早く前にならば、もっとスピードをあげるべきだし、
時間を使うならば、もっとパス出しと受けに、丁寧と精密がなければ、ミス多発。

たとえ、3部リーグであっても、相手守備網は、そうそう崩せません。

❸再度、指摘します。

村山 智彦は、そのリーチ内であれば、抜群の阻止能力を持つ。(特に1対1)

が、(おそらくは)備えの位置取りの悪さがあって、
リーチ外のボールに、ほとんど動けず、反応できず、
多くは、逆モーションになってしまい、ボールタッチに行けてない。

八戸戦のペナルティキック被弾で、その反応速度の衰えもハッキリしてるわけだから、このあたり、検討課題だと思いますがね。

❹サッカーは、相手の出方によってゲームコントロールしなければならず、

今の山雅において、ピッチ上に、
そのプレイによって、ゲームの流れを切ったり入れたりできる個性は期待できず。

(たとえば、岩手では、センターバックの田代 真一が、要らぬ補水で意識的に時間をすすませるなどの狡猾さで、レフェリーの上をいっていた)

こうなったら、あと8ゲーム。

虚飾のない実直で、押しまくるってことか、山雅。

……以上、すこしばかり(長々と?)サッカーの話でした。

では。

まっとうに精神論 (岩手戦レビュウ❷)

ゲーム後、
― これで今季の昇格は消えました、と家人がつぶやく。

消えたのか、すでに消えているのか、あるいは、そうでないのか。

ま、神のみぞ、知る、でいいのでは?

いずれにしたって、ゲーム毎に勝ち負け数が、ギッタンバッコンでひとつづつ積まれるような戦績なんだから、

それを受け止めた上で、できることを、やるしかない。

(目標の)旗は、いつでも降ろせるからこそ、簡単にはたたむな。
(by 高倉 健)

で、レビュウ❶で皮肉ったが、観ているこっち側でできることは、

アルウィンを勝たせる〈舞台〉にすることだろう。

あのアルビレックス新潟先輩。

トップリーグから降格した初年度2018季、ゲーム平均観客数は、14,913人 (当時の山雅は 13,283人) だったが、

COVID=19の騒ぎと規制が薄まりつつあった昨2022季は、14,954人に、ほぼ回復させた。

昇格競争中、という追い風もあったのだけれど、

雌伏の5年間、クラブとそれを取り巻く人々は、無駄に過ごしていなかったわけだ。

さて、山雅にとって、

そもそも2部リーグへの復帰が、まづは身の丈、と考えるなら、

ファンサポーターの少子高齢化や流行り病があったにせよ、

(その当時の) 観客 10,000人越えを、コンスタントに刻まねばならないから、

当面の目標は、10,000人の大台、でありましょう。(入場料収入確保の面からも)

勝てないから、チームが不甲斐ないから、無理?

クラブがやる気をみせれば、こっちだって応えよう?

ま、言い訳はいくらでもみつかるでしょうね。

けれど、もしも、その言いぐさが、大阪や広島あたりでまかり通っていたら、いまごろ、阪神タイガースやカープはとうに消滅している。

現実論からすれば、

岩手戦は、(点数的な)劣勢下、

あと1点でも多く獲ることについて、チームが鼓舞されなければならなかったはずだ。

なぜなら、リーグ順位では、得失点差が効いてくる場合が、多々あるから。

プレイの拙さをいうなら、あの時、スタジアムをおおった楽観モードを同時に、反省材料にすべきだろう。

で、残り8ゲームを、消化試合にするのか、しないのか。

それは、チームはもちろん、観客にも同じように求められる、決心にもとづいた〈行動〉次第、と言える。

ただ。

精神論嫌いのこの僕が、気になっていることが、ひとつあって。

それは、ゲーム後の挨拶(@北ゴール裏)。

チームの全員が一線に揃うその前に、

キャプテンが進みでて挨拶をリードしてしまう、そんな光景。

へんな空回りで組織に亀裂が入らねばいいが、と、秘かに気にします。

……そういうことで、サッカーの話はその❸で。

では。