準備できたか? アイデアを (讃岐戦プレビュウ)

現地参戦を、今節はパス。

(かつての僕の算術では、讃岐戦以前に、リーグ成績は、おおかたのメドがたっているはずだったために)

水曜日だったか。

たまたま、なにかの下敷きにしようとした、ys横浜戦のマッチデイプログラム。

その表紙をみると、

〈興廃、この一戦に在り〉とある。

この文句、日露戦争(1904~5年)時、バルチック艦隊(ロシア)との日本海海戦にあたり、

作戦担当参謀の秋山 真之(さねゆき、1868~1918) が、指揮下の艦隊に送った打電分から採ったもの。

原文は……、

皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ。

あぁ、ずいぶんと大きく踏み込んでいたんだ、前節は。

ならば、Z旗 (アルファベットの最後の文字だから、もうアトがない、というダジャレ) を用意しなければならなかった。

ここまで宣してしまうから、あとで、収拾に苦しむんだよな。

せいぜい、今季いちばんの決戦、くらいでよかったのに。

 

……、前置きはそれくらいで。

ピカラスタジアム(@丸亀市)でやるについては、

攻撃アイデアとその実践によって、1点でも多く得点する、それしかありません。

汚名、とまではいわないが、あれだけ攻め立てながらも、ゴールとして完遂できなかった攻撃を、どう修正してくるのか?、立て直したのか?

讃岐は、ポゼッションしない。

できるだけ速く敵陣に進入する、カウンター攻撃のチーム。

だから、今節は、前節ys横浜戦のまるで、再テスト、つまりは、追試なのだ。

DAZNを観ていて、(いい意味で) 目を疑う!!、そんな日曜日であれ。

お決まりの、途中投入をともなう 4バック☞3バックへの変換にしたって、それが攻撃性向上を狙ってんだったら、

得点経過もありましょうが、果たして後半60分過ぎまで待つのか、そもそも発動すべき手なのかどうか、の再考を。

まづは、サイドプレイヤーの配置の工夫、特に、左サイド、そこから。

まさか、この際、菊井を無理して出場させる、なんてことは期待しませんけれど。

では。

凍てついた10番街 〈Tenth Avenue Freeze-Out 〉

〈五番街のマリイ〉という、男の身勝手を描いた流行り歌があったけれど、

今回は、毎度のブルースス プリングスティーンの、1976年発表の歌です。

Teardrops on the city ……、で始まる歌詞は、なんとも、ブルースらしい抒情性でありますね。

freeze-out とは、俺には冷たい、という意味を含んでいるから、冬季専門の歌でもないのですが、

こういうノリの好い歌を流せば、アルウィンはもっと吹っ切れる、そんな気がしますが、いかが?

ああだこうだ言わないで、ただ楽しく聴いていたい、そんな曲。

(スプリングスティーンの中では、気分良く聴けるぶんだけ、すこし異端な楽曲にも思えます)

では。

萬年の 怨念。

この前の日曜日、久しぶりに、高遠に在る松茸山のオーナー(松本在住) と会って食事をした。

聞けば、10月下旬頃に、

左足の甲と指のひとつを骨折(骨にひびが入る)した、と言う。

それも、萬年の怨念の所為だ、というから、ずいぶんと穏やかでない。

高遠の親戚筋に挨拶にでかけた際のこと。

ついでに、山にいってみようか?、となった。

クマよけの鈴はふたつ身につけて、用意万端。(ちゃんと準備したんだ)

おかげで、松茸を数本手に入れることができたが、途中、イノシシと遭遇した。

不幸にも目があってしまって、追いかけられるハメに。

途中、切り株につまづいて転倒したものの、なんとか逃げおおせた。

帰路、日帰り温泉に寄って、そこで靴下を脱ぐと、

なんと左足が、ひどく腫れあがっている。

すぐにかかりつけ病院の整形へ行って診てもらったら、左足甲部と指骨骨折の確定診断。

湿布にて保存的治療となったが、しばらくは松葉づえの生活。

骨折して、すぐに頭に浮かんだのは、

― 萬年氏に報せもせず、自分だけ(彼女と)松茸採りに来たが、これはきっと、声をかけてもらえなかった萬年氏の怨念が作用して、イノシシに自分を襲わせたのだ、という想念。

たしかに。

秋口から初冬にかけて、今年は叶わなかった松茸狩りのことが、時々は脳裡を去来したことはあったけれど、

まさか、それが怨念に昇華して他人を傷つけるエネルギーになるとは!!、当のご本人も、まったく知らなかった。

待てよ?、するとですよ。

ひょっとしたら、鹿児島と富山の 2連敗は、この僕の怨念が作用しているかも知れないな。

けれども。

クロス30本を投入するゲームを続けながら、それを、勝ちにつなげられないとは、

山雅には、よっぽど、〈運〉というものがないのだろう。

では。

Jリーグ秋春制●私論。

Jリーグが、今夏(と記憶)、

2026季あたりからやる方向を明らかにして、そちらへと動き出している秋春制。

理由は、アジアチャンピョンズリーグとの日程的な整合性やら、欧州チームとの間での移籍がすんなりできる、等々。

僕のような、主に国内リーグを観戦する者にとっては、どれも、マトモな理由ではない。

プロ選手のおおかたが海外移籍するわけでなし、いまだって、やりくりしてALCに参戦しているのだから。

かように外圧を盾にして導入するというのは面白くない話ではあるけれど、

他方、反対論にしたところで、やりたくない立場からの理由づけに終始していてるばかりで、新味がない。

野々村さんは、丁寧に説明すると言っているが、究極は、力づくでいくだろうから、Jクラブは、やることを前提にした議論に、早く入っていくほうが身のためだろう。

論点を絞れば……、

❶(8月開幕、翌5月閉幕で)
降雪、寒冷を避けるため、12月中旬~2月中旬までの中断期間を設けるとして

この2箇月間、チーム(=プレイヤー)が、ただ遊んで暮らすことがないような環境づくり(屋内練習場とか)、または、温暖地キャンプ実施の資金措置。

❷上記、2箇月と、その前後に、降雪寒冷のためにゲーム不可となった場合、日程未消化のしわ寄せを、どこでどうやって挽回するのか。(仕組みづくり)

ルヴァン杯はもっとゲーム数を減らす、
天皇杯は、この際、アマチュアクラブのための大会にしてしまう、とかまで切り込んでもいい、ホンキなら。

❸(3月卒業の)学卒者が、上手くチームに組み込まれる体制づくり。

……、そんなところ。

開幕後、8~9月は、やっぱり暑さの中でやるんだろうし、

いまだって、11月や、2~4月は、寒さの中で、凍えて観戦している、といってしまえば、それまでの話ではありませんか。

僕みたいな寒がりからしたら、秋春制移行を機に、

シートヒーターやスタジアム全屋根は当たり前になってもらいたいが、

それこそ、長野県様頼みなんで、生きているうちは、当てにできない相談か。

最後に。

どうしても断じて、秋春制反対論を唱える皆様には、奥の手を伝授しよう。

それは、僕がかねてより主張している、

(アジア連盟を脱会し)南米サッカー連盟へ、11番目の参加国として、加盟させてもらうこと

そうすれば、この問題は、即解決です。

ところで、日本代表U22チーム、要は、2024パリ五輪世代が、

先18日に、アルゼンチンU22と、親善試合を行った。(@日本平スタジアム、清水本拠地)

結果は、5 – 2 の勝利。

ハイライト映像だけみても、このゲームは素晴らしい。

全てのゴールが、代表チームならではのシンプルさであることが、個のプレイヤーのクオリティを物語る。

今のA代表が好調なのは、結局、東京五輪世代を中心とした編成へと舵を切ったから (つまり、ヴェテランを切ったから)、と思っていますが、

この動画を観ても、年齢が下がるほどに、ナショナルチームの将来に、期待大。

では。

アルウィンで勘違いはやめれ (ys横浜戦レビュウ❸)

ゲーム後、挨拶に回ったチームが、南ゴール裏でずいぶん長くとどまっていたのを、北から眺めていた。

何やってんだろう?、と思いながら。

月曜、ソネさん(北ゴール裏定住者)に、何があったの?、と訊いたら、

ゴール裏からどんな声がかかったのかは知らないが、

村山と常田(ゲームキャプテン)が居残っていて、あるいは、居残されて、

村山が、ラスト2試合は勝つから、とか発言したもよう……。

ソネさんは、ああいう時、選手に対応させるんじゃあなく、監督が出て来るべき、との意見。

なるほど、そういうことが起きてたのか……。

たしかに、南ゴール裏の諸君には、スタジアム全体の、組織された応援のリードはお任せしている。

けれど、彼らに、アルウィン総体の、意思と感情を代表してもらっているわけじゃあない。

ゆえに、いくら声が大きいからといって、

そこだけに対応してみせる、ってのは勘違いだろう、村山。

だいたいが、ああいったシーンでのやりとりは、

次は頑張ります、と答えさせて、双方でシャンシャン、がお決まり、ではないか?

何か言わせるだけ、言うだけ。

こういったゲームをやっておいて、次の勝利を、軽々に誓えるんだろうか。

北ゴール裏では、それとは違った反応があって、リーダーはチャントで、とにかく励まそう、と必死。

僕は、気分としては、そっちのほうに近い。

で、周囲をみたら、

ひとりで黙し、じっと南を見つめる観戦者がポツンポツンと立っている。

身に染みるゲーム感想や評価は、物言わぬ方々の方にもあるのだから、

もしも、釈明するのならば、それがその場しのぎの陳腐なやつであっても、スタジアム全体に向かってやるべきだ。

……と、どうでもいいことに紙幅を割いてしまいましたが、

僕は、使われない、(あるいは使えない?)プレイヤー、#7、#8、#25 あたりのことのほうを考えているし、

ソネさんが言うように、今季どこまで積み上げできたのか?、そんな総括をそろそろすべきかな?、(続投ならば余計に) とも思っています。

では。