不善を.なさないために。

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秋の好天には。

ポール デズモンド (1924~1977) のサックスで、

グリーンスリーブス、など聴いていたい、と思う。

が、しかし、それではあまりに心地好すぎて、なんだかふやけてしまい、

僕のような者は、結局は、

小人閑居して不善を為す(『大学』)おこないに走ることは、目に見えている。

だから、大して変わり映えもしないが、

すこしは、身の裡に、凛とした気概を満たすべく、

ジェームス テイラー(1948~ ) の『That Lonesome Road』(1981年発表)を聴こう。

そこで、チトこの曲について調べようと、ウェブ上、これ面白そうだ、と入ってみたら、

あらま、2016年7月の、自分のブログ記事だったとは!!

こういうの書き棄て、っていうんでしょうね。

7年も経つと、なにかと未熟なことも語っていて赤面ですが、

当時、日本語訳を試みているので、多少改訂して、記載します。

That Lonesome Road (ひとりで辿る道)

その道を ひとりきりで 歩いて行く
肩越しに後ろを振り返ることもなく
樹々の上高く、銀の月が輝く夜に

聴くために立ち止まることができたなら
黙して目を見開くことができたなら
智について、なおも 情に寄り添うことをしていたら
今宵、この道を辿ることはなかったろう

持ちこたえよ、私のこころ

弱い自分がそこにいても 気にかけはしまい
自分を不憫に思ったところで 悩みは 僕から消えはしない

つねに ひとりきりでその道を歩いて行く
肩越しに後ろを振り返ることもなく
樹々の上高く、銀の月が輝く夜も

で、楽曲は、ジェームスが、タバナクル合唱団と共演しているものを。

では。

古風な ラブソングを。

ポール ウイリアムズ (1940~ )に、

オールドファッションド ラブソング(An Old Fashioned Love Song、1971年発表)、という曲がある。

ポール自身の歌唱よりも、むしろ、スリードッグナイトが取り上げて有名にした。

古風な恋歌か……。

僕にとっては、いまのところ、こんなのがそれに当てはまる。

 

『More Than I Can Say』(1960年、クリケッツ名義で発表)。

歌詞は、このタイトルの前に、I Love You と綴られるので、

言葉にできないほど、好きなんだ、となりますかね。

作詞作曲に、バディ ホリイ (1936~1959.2.3)がどのくらいかかわっていたのか、詳細は知りませんが、

彼の事故死まもなくしてリリースされているから、バディの曲のように思ってしまえ。

柳ジョージによる、ソウルフルなカヴァーも、捨てがたいけれど、ここでは、オリジナルヴァージョンで。

では。

今を 楽しむために。(いざ,宮崎へ)

内容と結果、といった、不毛な議論に立ち入ろうとも思わないが、

このところ、

(鹿児島戦をのぞけば) スタッツでは相手を圧倒しまくっているけれど、勝ちをモノにできないゲームが、けっこうあった。

後で振り返った時、琉球戦がポイントのひとつになるとすれば、

あのゲームでは、ひとつの割り切りに徹したことが、大きい。

実はこの傾向、FC大阪戦でもあって、要は、できるだけ手数をかけずに、相手ゴールへ向かう、という決め事の徹底。

この辺は、相手の出て来かたにも左右される事象とは思いますが、

冒頭に戻れば、

ようやく、取り組み内容を結果へと持っていけるようになった、が正確な言い方なのかも知れない。

その意味では、霜田さんは、けっこう正直な人で、

やってる内容を継続して、もっと強いチームになる(決意)、がだんだんと姿を現しつつあるのだろうか。

(チームが強くなる、その根底は、各個の技量があがってきていることに尽きる)

今季ずっと言ってきたけれど、

なけなしの得点力を、守備の破綻を防ぐことでやりくりする数年来のサッカーには、もう飽いているから、

たとえ失点しても、その倍のゴールを獲って勝つ、これでいい。

だから、次節宮崎戦も、そんなサッカーをしよう。

で、自分流に、どこかに微調整を加えて、対宮崎初勝利を。

では。

あるじ,帰還スル。

新型インフルエンザ感染症から、ほぼほぼ軽快。

検査陽性による確定診断から、一週間。

まぁ、人並みだった、ということで。

いましばらく、アタマの中を静かにしておこう。

少し前に亡くなった、ジョージ ウインストン (1949~2023年6月4日) のピアノを聴きながら……。

静かに眠れ、ジョージ。

では。

戻っておいで 俺のもとへ。

職場の某課長が、

帰省した折に持って来た、といって、

『SUPER BEST MARI AMACHI』のタイトルがついたCDを、貸して下さった。

天地真理のベスト版で、16曲が収まっております。

― 9曲目まではわかるんだけれど、それから後の曲はピンとこないよなぁ、と課長。

貸していただければ、とにかく幸い。
だから、僕は、選曲に文句をつけるはずもない。

先頭のやつは『水色の恋』……。

高校生の頃だった。

友人のKと、ポップアート調に人間の死を暗示させる立体作品を一緒にこさえて、それに『水色の恋』と題して出品したのを想い出す。

まったく、暢気で無邪気な時代、でした。

当時、僕はむしろ、8時だよ全員集合で、
たとえ不得意であっても、仲本 工事に文句を言われながらも、器械体操に取り組んでいるキャンディーズのほうに、よっぽどプロフェッショナル精神を感じていて、彼らを好んでましたがね。

さて。

日々が、とめどなく過去に繰り込まれている世界に生きているのだから、

かつての或る時代に向かって、僕は、

戻っておいで、俺のもとへ (☞ Bring it On Home to Me、サムクック作、1962年発表)、とかは、到底言わないし、言いたくもない。

ところが、今の世、浜松あたりには、殊勝なお方もいらしゃって、カヴァーでもオリジナルでも、

’60 を、ガッチリ、カッキリと見事に醸した音楽道をまっしぐら、の仕事をしている。

これはこれで、吹っ切れていて、称賛に値します。

今回は、上に書いた、サムクックのカヴァーを、アカペラで挑戦。

二重唱を、わざとずらしているとこなんかは、憎い憎い。

こういうのが、’60 のソウルフルテイスト。

して、相当に巧いイングリッシュの発音は、つくづくと脱帽もの。

なお、原曲で、

戻ってこいよ、と呼びかけている相手は、かつて自分を棄てて出ていった恋人のことです。

では。