
5/14の夜、20時30分からわずか数分間。
高度400kmを周回するISS(国際宇宙ステーション)が、かなり明るく光りながら頭の真上を通過するのが観られた。
サッカーフィールドとほぼ同じ面積(108m × 73m)で、富士山を100個分ちょっと重ねた高さを、地球を90分かけて1周している物体。
それが、南西の空に忽然と現れると、一直線に北東へと進み、やがて雲間に消えて行くのが肉眼ではっきりと。
0 – 3 のミゴトな敗戦に接し、山雅のやり方が、ISSの飛行とよく似ているので、こんな話を持ち出した。
3連勝と輝くと、やがて、うっすらと消えゆく有り様、そして、かなり定常的に一本調子の軌道が、それだ。
結論から言うと、この調子でいけば、良くって 5~10位近辺の順位で今季を締めるようになることを、リアルに覚悟した。
〈理由〉
❶5敗のうち4戦で、 3点以上を失点している。
不利を挽回すべく攻めに前傾したところをカウンター一閃で沈むケースが多い。これは、パスワークのクオリティ不足によって、シュートまでやり切れない途上で、ボールを奪取されているから。
これを改善するには、各個の技量レベルを上げることにかなり依存しているから、どうしたって相当の時間を要する、あるいは、一定の限界がある。
❷対戦するチームに個別に適合するようなスタイルは採らず、一定の布陣とスタイルを貫いて戦っている。
これについては是、とすべきだと思う。
それが、今山雅が自己に求める〈格〉というもの。
けれど、❶で指摘した個の成長を、どこまで我慢できるのか?、がこれからのゲームマネジメントのポイント。
もしも、切羽詰まった状況になり、それでも、ゲームをモノにしたければ。
栃木と愛媛のように、相手が厳しく寄せて来た場合にまったく機能しなくなる、距離とリズムとテンポの自在さ。
これに、なんらかのテコ入れをしないとならない。
今回は速く詰められたので、シュートまで行ったのは4回でした、ではお話になりません。
また、コーナーキックからの失点が一向に減らないことに対して、どういう守り方をするのか?
正直、今節は緊張感を含め、無策に等しかった。
マークや態勢が適正なのかが、チームで共有されている感じが皆無。
単に、上背で対抗する、といった簡単な話でもないな、これ。
実は、投稿が冗長なので読む気がしない、と同居の読者から苦言があり、それに報おうと、簡略にして、今回は、以上。
各論は、追々に採り上げようと思うけれど、これでもきっと、及第点はもらえそうにありません。
では。







