500マイルも離れて。

君が乗り遅れても 私は この汽車で行こう

何百マイルも離れたところに 君は 汽笛を聞く

100マイルを ひとつ  ふたつ  みっつ よっつ
そして いつつもたどったところへ

遠く 故郷から離れてしまった  この私

着替えのシャツも持たず  お金もなくて
どうして 家路をたどれよう

500マイルも離れてしまったいまは……

では。

雪の名残りに。

まさに、昨日のこと。

これ、もう物置にしまわないと、と思っていたのは。

一夜明けたら、それを使って、愛車のフロントガラスの雪を払っているとは。

明日のゲームが、もしもホーム戦だったら、今頃は大騒ぎしているんだろうなぁ。

今年は降雪が週末にかかることが多いから、雪の朝はよけい静かでいいや。

と、そうそうに家の中に入るのでありました。

おんなじ白でも、今は、こっちのほうに憧れます、ずっと。

では。

際立つスタイルで勝て (Yscc横浜戦プレビュウ)

懐かしの三ツ沢グランドへは、さて、何年ぶりのことだろうなぁ?

横浜駅からバスに乗り、公園前で降りると、あのダラダラ坂を下ってスタジアムに向かうだろう。

前回の讃岐戦同様に、対戦相手のことは何も知らないけれど、讃岐戦で魅せてくれた、チーム山雅採用の、特徴的なスタイルがそのまま踏襲されるだろう、くらいを予想しながら、横浜に向かおう。

❶終わってみれば、ボール保持が 60%を超えるくらいに、自分たちからアクションを起こし続ける。

❷相手からの粗暴なタックルによる怪我を避けるべく、ボール離れを素早くし、前方へ前方へと、ロングなボールを厭わずに蹴り込む。
前線でボールを収めるか、あるいは、跳ね返しセカンドを確実に拾って、中央から、または、ゴール角度45°あたりから、ペナルティエリアへと侵入。

❸4 – 4 – 2 の強みを活かし、左右サイドが高く上がり、そこを起点にクロス、っていうのを、20回はやらなくちゃあ。

❹システムは、ゲームの中で変えていくんでしょうが、ボランチが、基底に落ちたり、時間帯によっては、高くシャドウの位置にまで顔を出して攻撃参加をする、前節の、米原 秀亮がみせたようなプレイが、今節もあるんだろうか?

❺セットプレイ(特にコーナーキック)は、かなり工夫されている。
横山 歩夢のゴールは、常田 克人が後方へフリックすることが織り込んであったことによる奏功。
外山 凌の逆転ボレー弾は、はじめからファーの彼を狙ったボール。
これだけ工夫するということは、相手による工夫も研究してあるはず、とみます。

❻というのは、Ys横浜にしてみれば、チャンスは、カウンター攻撃とセットプレイのどちらかになろうから、まづい位置でのファールは禁物ということ。

❼競う才能のうち、先発、ベンチ入りは誰々と気にはなりますが、中盤から前のプレイヤーが豊富になったことで、割りを喰っているのが、実は、ディフェンダー陣。
ゆえに、その競争激化を願いつつ、好調なタレント出場を望むだけ。

……、そんなことを考えながらの参戦です。

では。

『ふとした旅人』

原題は『The Accidental Tourist』。

1988年の米国映画。

邦題は『偶然の旅行者』で、見事なほど工夫がないんです、これ。

この作品が、この国であまり注目されない理由のひとつでなないか、と勘繰りたくもなるんですね。

で、勝手にタイトルのように訳出して見た次第。

旅行ガイドブックのライター役で主演した、ウイリアム ハートが、3月13日に亡くなった。(1950~2022年)

誕生日の7日前、との訃報。

享年 71歳だった

凶悪犯に息子を殺害された痛手から立ち直れないでいる主人公、という設定がまづあって、

その日常に、ふとして入り込んで来た、かなり奇妙な行動をとる子持ちの独身女性(ジーナ デイビスが演ずる)に、戸惑いながら惹かれて行く進行。

― となれば、ハートの持つ〈受け〉の演技の巧さが、存分に発揮されること、これはもう観ていて、一番のお楽しみなんです。

冒頭のシーン。

たしか、ベッドに置かれた空の旅行鞄に、パサッと、畳んだボタンダウンシャツが抛られる。

で、それが、ブルックス ブラザーズ。

最初に、主人公の趣味や素養をあらかたを示してしまおう、という脚本だ。

こういうところが、アメリカ映画らしい。

乗ってるクルマや服装でさりげなく、主人公の人となりを描写できるというのは、社会の成熟というものでしょうか?

1980代がだんだんと押し迫っていく憂鬱、そんな感じの映画を想い出しながら、一瞬の安逸に沈みたいものです。

ご冥福をお祈りしながら。

では。

悔しいから,讃岐戦でそっとメモる。

家人からは、
― あなた、ベタほめね、#15 の彼。

とか、まるで、僕一個人の好みであるような、言われ方。

なので、それはないだろう、ということで、今一度、書きとめておく。

菊井 悠介が、他クラブの強化担当の目につかないように、そうっと。

しかし、他から声がかからなかったとしたらなんとも不思議、というか、山雅よく獲りましたよ。

後半から登場、山本龍平の後を襲うように、右サイドに配されるように投入された。

けれど、実際はもっと広く、2列目(シャドウの位置)で、ピッチ幅のほぼいっぱいでプレイしている。
どこにでも顔を出して、攻守の起点となる、という塩梅。

自分でも(シュートを)打てて、他者にも打たせる、という局面で決定的な仕事ができる。

シュートの、その直前に、彼が絡む。

つまり、このミッションこそ、背番号#10、ファンタジスタのものでありましょう。

再三、右サイドからアーリー気味なクロスを入れてくる。

49分、ルカオからの横パスを受けて、ペナルティエリア外縁付近から、自らシュート。(惜しくも枠外)

52分、横山にパスを通して、シュートをお膳立て。

78分、左方向から、佐藤 和弘とのワンツーを演出、ペナルティエリアに突っこんでいく佐藤に、ちょこんと浮かしたパスを供給、シュートチャンスを与える。

79分、中央をドリブルで持ち上がると、ためておいてから、左45度から駆け上がてきた榎本 樹にそれはそれは、優しいパスを出して、シュートを打たす。(そのシュートはキーパー正面を衝く)

93分、コーナーキッカーとして、外山 凌を狙い、ゴールから離れていくボールを蹴り込み、逆転弾となったボレーシュートを導く。

もともと、このコーナーキックは、ぺナへ侵入を試みた稲福 卓あて、菊井が出したスルーパスから獲たもの。

……、とまぁ、めだったところを挙げてみたんだが、こういうプレイを、臆することなく、軽快に活き活きとこなす、そういう身のこなしが印象的なんです。

役割などに指示は当然あるんでしょうが、23歳前後の世代が、遠慮なく自分の強みでチームの一員として躍動する。

そういった姿を魅せた山雅に、このチームの持続的なウオッチャーであれば、新しい息吹を感じたはず。

ここ2年あまりの鬱屈に、なにか、新鮮な光が射しこんでくる、そんな風に。

攻撃の担い手として、小松 蓮、榎本、米原 秀亮、菊井、山本、横山 歩夢、これに、村越 凱旋らが絡んでくる。

と、強い期待感がこみ上げてはくるものの、今季でこのリーグから足を洗わないければ、きっと逸材の多くを失ってしまうだろうな、と手放しでは喜べない、そんな奇妙な心持ちです。

では。