勝者はどっちだったのか? (2022.8.7いわき戦レビュウ 序章)

ゲーム開始5分前になってやおら、高校生の女性によるフラ(ダンス) のアトラクションが始まった!、なんとも、奇妙な緊張感の盛り下がり、ではあった。

けれど、ゴール裏(実際は、バックスタンド) の山雅ファン&サポーターにとっては、フラはフラでも、フラストレーションに憑りつかれるような試合展開。

それと、後味。

スコアレスドローであったから、なんとかそんな気持ちを紛らわしたものの、かなり稚拙なゲームコントロールだった。

イエローが、合わせて7枚も呈示されるように、レフェリー(主審) が統制できなかったり、
前半、横山 歩夢の裏への飛び出しが、2度ほどオフサイドとジャッジされるような誤審(by 線審) があったり。

前半終了時、横山自身が、その線審にわざわざ注文をつけに行く。

横山にとっては、あのシーン、ディフェンスラインを確かめてダッシュを始めているという自信からの抗議だろうし、
山雅ゴール裏の真ん前で起こったことゆえ、こちらは、かなりハッキリと識別できた。

だいたい、あの時、線審はディフェンスラインを真横から確認できる位置に追いついていたのか?

横山の飛び出し速度をそのまま、ライン突破の時間的な早さ(フライング)、と捉えてしまったミス。

こういう状況下、ゴール裏からは激しい不満の声がたびたび湧き起こったのも無理はない。

が、現状許容されているルールはルール。

ということで、ハーフタイムには、我等がガンズ君が、手拍子の応援で盛り上げて、というカードを掲げてやってくると、熱いゴール裏をなだめる始末。
(マスコットが、こういう事態収拾をやる、ってのはかなり優秀なんですがね)

さらに。

参戦してみて始まて悟る、ってやつで。

Jヴィレッジスタジアムのバックスタンドにとって、それはそれは苛酷な西日の痛切さ、と潮風の湿気。

とまぁ、こういった逆風と逆光ゆえに、幻惑された感のある観戦記憶。

なので、仕方なく、これから見逃し配信で振り返ってみてから、〈本章〉を投稿します。

乞う ご期待。

で、読者諸氏にはそれまで。

このタイトルの、このゲームの実質的な勝者は、いづれだったのか? を自問いただくことといたしましょう。

では。

チームの変貌について行く。

16歳でユース所属のゴールキーパー (眞中 裕都君)が、トップチームに登録された(2種)。

たしかに、Jリーグ公式で、8/5付の発表の中で掲載されている。

これが、ゴールキーパー4人体制における、メンバー入れ替えの前兆なのかどうか見守りたいところではある。

さてと、今季2種登録は、濱名 真央、田中 想来、に続いて 3人目。

ユース育ちの登用によるチーム構築は、クラブ存続にとって避けて通れない命題であって、そこに手を伸ばしても戦力的にやっていける体制ができつつある、と思っておこう。

横山 歩夢にしてみたって、昨季(無得点)の苦闘があってこその、今季の開花。

こういう流れは、僕たちが思っているよりも、クラブにとってかなり大きい変革なのかも知れない。

では。

大勢に変化もあるまいが (いわきFC戦プレビュウ)

念のため、7/22付投稿を、おさらいする。

が、前回(7/23対戦予定)プレビュウの内容に、そうそう変化もありません。

それもそのはず。
ひと月ちょっとで、両者が、その根本的なサッカースタイルを棄てることなどないのだから。

若干の変化といえば、こっちが、病み上がりだったり、指揮官がやむなくチームから離脱していたり、そんなところか。

とにかく、ふたたび言おう。

ひとつは〈醒めて狩れ〉と。

いわきは、ショートカウンターを身上とする。

ゆえに、高い位置からボールを奪取して、即かつ定常的、機械的に、クロスなどでゴール前に飛び込んでくる。

ゆえに、こちらは、相手のカウンター攻撃をひっくり返して、ロング気味なカウンターを挑む、そんな戦法がしっくり来るだろう。

カウンターの、そのまた上をいくカウンター、というやつで。

特に、ボールの奪い合い、競り合いのところは、極めて、冷静に冷静に。

ムダに熱くなったファールを犯した日には、まるで 5週間前と同じ。

数的な劣勢を強いられるか、あるいは、2枚目のイエローカードを危惧しながらの、中途半端なプレイに終始してしまう。

ふたつめ。

ファール数自体、リーグで断トツに多いのが、いわきFC。(ただし、反則ポイントはトップ)

ゆえに、いただいたセットプレイを、でき得る限り工夫し、デザインして活かす。

優秀なプレイスキッカーを、いくらでも抱えているのが我がチームなんだから、ここは、かなり強調しておきましょう。

ゲームの創り込みの面だと、がむしゃらな、ボールが行ったり来たりで、とにもかくにも身体ごと突っかけてくる相手に対しては、❶連係による球離れの素早さ!、と❷ドリブルが武器!、と診ています。

❶は、基底(ディフェンス陣) と中盤のプレイヤーへの、❷はサイドバックおよび前線のプレイヤーへの注文、ということになる。

いづれにせよ、自分たちの技量を信じて、果敢に立ち向かうことです。

そういったチャレンジャーとしての姿勢を貫くこと。

それと、3部では、今週催行される唯一ふたつのゲームのひとつ(訂正します) として注目される中、ほぼ完璧ないわき封じの好見本を開示すること。

そのくらいは、天上から見護るレジェンドに見せたいよね。

では。

パーフェクト ワールド。

すべての事がふさわしくおこなわれる、完璧な世界。

この世がそんなものでないことは、わかってはいる。

わかっちゃあいるが、高温な季節には決まって、幼い命が炎熱の車中でむざむざと命を落とす。

亡くなった幼子は、かならず天国に行くから、そのことを心配はしない。

けれど、この子から、現世での経験を積む機会を奪った者こそ、自分がこの世に生まれてくるべきではなかった、と思う。

こういう時、『A Perfect World』(1993年、米映画) を、かならず想い出す。

幼い時の体験から、子供に対する暴力や虐待を潔癖なまでに憎む脱獄囚(ケヴィン コスナー)。

8歳の少年を人質にとって逃避行を続けるこの男と、それを追う警察署長 (クリント イーストウッド)。

イーストウッドの撮る(監督) 映画は、どれも〈苦い〉が、本作はまた格別だ。

その意味で、イーストウッドでは、僕がいちばん推したい作品かも知れない。

完璧でない世界、しかも、そこで生きざるを得ないのが人間。

これって、いわば、僕等の究極のテーマなんだろうな。

では。

破壊と再生の。

八朔、8月1日。

僕は、上高地にいた。

ジャガー氏にガイドをお願いして、、梓川に沿って、約6キロメートルの道のりを、河童橋から明神池との往復で楽しんだ。

ジャガー氏いわく、上高地とは、飛騨山脈の深い峡谷で生起している、自然の破壊と再生の歴史。

破壊と再生……、その言葉を反芻しながら、花崗岩が砕けた土砂の道を歩いていた。

では。