Think ! (金沢戦プレビュウ❷)

 

金沢戦。

ホームでの勝利(2 – 1)から教訓を引き出せば、

それほどアジリティ豊かではない金沢ディフェンス陣に対しては、

その裏を狙ったボールと飛び出しで勝負!!、といきたいところ。

沼津戦では。

高橋からの、向かい風を衝いたロングフィードと、

相手#14の(追い風で伸びた) ボール弾道を見誤った後方へのヘディング(ミス)が、林へのプレゼントパスになって、2点奪取。

これらは、強い南風、手間ひまかけられないメンツ、などの状況下で起きた。

だから、金沢戦で、同じ二匹目のどぜうに出会える、とも思われませんが、

ポイントはふたつ。

❶どんなやり方で相手ゴールに迫るにしても(ロングフィード or パス交換)、

相手ディフェンスを前後左右に揺さぶることで、空いたスペースを見い出したい。

攻撃的にやる金沢であるから、そのサイドバックの帰陣が遅れれば、センターバック3人の両脇は空き、守備網は粗くなる。

❷実直にやることは、必ずしも、利益を生まない。

上に書いた、沼津MFの、無理なヘディングがその好事例。

なんとかボールに触れてボールを弾き返したい、という意欲はよいが、

結果、ボールを後方へ逸らし、それが相手フォワードに渡る。

反射的に、しゃにむにボールに行けば良いのではない。

そこは、機に臨んで、

獲るのか捨てるのか、走るのか時間を取るのか、止めるのかやらせておいて次で遮断するのか。

瞬時に、Think!!! せよ。

(時間が取れる) セットプレイのデザインとは違い、

咄嗟の判断を要すから、むづかしいかも知れんが、

相手は経験と技量において、こっちに対し優位にあるといっても、

金沢のサッカーは、それほど、こむづかしいことをやらない。

ドリブル開始、クロス投入、ペナルティエリアへのなだれ込み、オープンスペースへの縦パス、これらをやるべきな者が、素直にマジメにやってくる。

唯一の狡知は、こっちにボールを持たせることぐらいか。

だからこそ、当方は。

でき得るかぎり〈狡猾〉〈冷静〉に、守功を出し入れしよう。

そして、準備したことを、思いっきりやるだけ。

では。

相手の優位は歴然だが (金沢戦プレビュウ❶)

データで、おさらい。

❶金沢 ゲーム出場者平均年齢  ☞  28.56歳         (リーグトップ)

   山雅 同 ☞  25.38歳

3部リーグ参戦2年目の今季。

チームがいまだ 2部の燃えさしをまとっていることもあるが、どうみたって、大卒2~4年目主流の山雅に比べれば、ツエ―ゲンは、

技量の成熟と、落ち着きと、ここぞ!の読みにおいて、こっちより優るだろう。

ボール保持率リーグ2位、ゲーム当り平均ドリブル数 リーグ 5位。

この数値は、ボールを支配したいサッカーを求めている、というよりは、

ボールを扱える高い技量のゆえの、自然の結果と思われる。

もちろん、攻撃的スタッツをみると、ほとんどすべての項目で、うちを凌駕する。

❷金沢 無得点ゲーム率 ☞ 22.2 %
山雅  同   ☞ 29.6 %

金沢 無失点ゲーム率 ☞ 14.8 %
山雅  同   ☞ 37.0 %

金沢は、得点力で山雅にまさり、失点面では、山雅の 2倍強の失点傾向。

……要は。

金沢とは、、攻撃的で、こっちより優位な、手強い相手としか映らない。

けれど。

なぜか、うちとどっこいどっこいの順位に甘んじているには、わけがありそうで、

かならずしも、山雅より〈優勢〉とは限らないあたりが、つけいるポイントか?

では。

行き当たりばったりの悦楽。

古道具屋、古書店、中古家具屋を、たまに観てまわるのが好きでして。

といっても、地方の街には、わずかな軒数ゆえ、

それも、年々減っているから、いつまでそんな楽しみが残るのやら、と思う。

新品を扱う店舗と違い、

中古を商うお店をひやかす愉しみは、なんといっても、

或る時、其処に行ってはじめて、おっ、これは、というブツにお目にかかれること。

こんなの喜ぶの、俺以外にいやしないだろう、という気分でする買い物こそ嬉しけれ、だ。

先日、中古CD屋さんで、

フィル スペクターが制作にかかわった(プロデュース)作品を集めた 2枚組を見つけた。

1958~1963年の、キャリア初期のやつを集める。

ノート(解説)も無し、そっけない装幀の輸入盤。

Be My Baby (ロネッツ)が見当たらないのが、玉にキズだが、

To Know Him Is To Love Him は、収まっているから、十分楽しめる。

で、萬年式ノートを添えておこう。

…… 2021年1月16日、カリフォルニア州の病院で、

第2級殺人罪(禁固19年)で収監されていた、ひとりの受刑者が、

COVID-19の合併症でこの世を去った。

享年 81。

かつて、ポピュラー音楽のプロデューサーとして、ひとつの時代を代表したこの老人の名は、ハーヴェイ フィル スペクター ……。

アルバム『Let It Be』(1970発表) の制作をフィルに頼んでおきながら、

自作『The Long And Winding Road』に施された編曲が気に食わないばかりに、

後年、ビートルズのメンバーに同意させて、

『Let It Be … Naked』(2003年)を発表したのが、ポール マッカートニー とか

 

……このCDでは、ルース ブラウン歌唱の Anyone But You が好きだ。

では。

想来よ,それはない (沼津レビュウ❸おしまい)

センターフォワードの先発が、林 誠道に置き換わって、これで 3ゲーム目。

この流れは、今後も続く潮流、と診る。

となると、(現在)チーム得点王の 田中 想来の出番は、

林のボール収めの秀逸、ゴールゲットからすると、

ゲーム様相にもよるが、交代枠で、終盤の 20分間程度なんだろう。

今季ブレイク宮田村の星が、違うブレイク(休憩)をしていては、シャレにもならないが、

かと言って、僕に適切な助言も乏しいのだけれど、

与えられた時間を、チームに寄与することで (自己の)結果を出してもらいたい。

たとえば、琉球戦のアディショナルタイム。
左サイドからペナルティエリアへ侵入して打ったシュートが大きく枠外へのシーン。

シュートコースの角度と距離の狭隘さからすれば、

あれは、中央に走り込んでいた前田 陸王に預けるべきだった、と思うし、

沼津戦の 86分。

ボールを、ゴールラインに向かって斜めに走り込んだ(おそらく)安永に出したが、ミートしなかった場面。

安永を使おうとしたそのこと自体は否定しないが、けれど、時間帯を考えると、セーフティに締めたいわけだから、

あの瞬間は、もっと我慢してボールを最奥まで持ち込んで、

守備に来ていた相手ディフェンダーに当てて、コーナーキック獲得を狙うべきでしょう。

最後の土壇場で登場するからには、むしろ、

局面を読む沈着と冷静を保ち、決してイチかバチかの、〈どうにでもなれ〉プレイは封印。(シュートを意識することは当然)

ピッチに登場して間もない君の頭脳は、まったく疲れていないのだから、

急がば、回れ。最後の詰めをするために。

それが、今後の、大きな才能開花を連れて来る、と思うんですが。

では。

この悩ましい二律背反よ (沼津戦レビュウ❷)

もしも、#10菊井 悠介が、あの夜ピッチに立っていたならば、

3 – 0、4 – 0、のスコアで勝利していたのかも知れない。

が。

アシスト、クロス、ドリブル、ラストパスなど攻撃的指標において、

山雅内キングのこの男を欠いていなかったならば、どうだった?、などと、

実は、だあれにも判らない、立証できない話なのだ。

 

けれど、彼の不在によって、

とりあえずは、一旦、菊池にあづけよう、

そこで、ワンタッチプレイでクサビのラストパスが入るだろう、

常に菊井の立ち位置を見ておこう、

セットプレイは、彼の領分、

……と言った期待や依頼心は、一切、無用のはずだった。

僕には、

やはり彼を欠いた、

昨季のアウェイ大宮戦(2 – 0 の勝利)が想いだされるのだけれど、

あのゲームも、前方向のたたみかけが、チーム内に共有されていて、

お洒落、気の効いた、そんなプレイが皆無だったように記憶する。

それと、ボール保持のチームに対し、ボール保持で上まわるゲームをやってしまった、この前の、ホーム琉球戦(1 – 1のドロー)。

その存在と不在とが、ジス イズ ザ クエッション……。

ならば、どうするか?、って。

月並みにはなりますが、 

我らが#10が、

チーム攻守のかなりな部分でタクトを振ることで、チームを牽引しつつも、

そこでは、無駄なく、よどみなく、シンプルに相手ゴールを陥れる手法に執着すること。

ここだけの話、僕が主張する、菊井ボランチ的配置論はそういった趣旨でもある。

なにせ、次節は。

ホーム対戦では、勝利はしたものの、こっちのシュートは 5本と寂しいゲームだった、そのツエ―ゲン金沢と、あのスタジアムやるのですから。

では。