第9節、対長野戦。
アウェイ側が、南ゴール裏とメインの一部に限定されていて、あとは、ぐるりとバックスタンドも含め、ホーム席、という席割り。
案の定、アウェイ席は、瞬時に完売したらしい。
そういう萬年も、結局は、ホーム自由席を手当てすることになった。
けれど、最も至近なアウェイチケット争奪戦など、もともと想定のうちだったから、大して気にもしていない。
要は、我がチームの躍動を南長野スタジアムで観られればそれでいい。
大地 真央を気取って、
― そこに愛はあるんか?、
……と、緑のファン&サポーターが、愚痴ることがないように願っている。
考えても御覧なさい。
普段は、せいぜい3,000人を切る入場者の、ゲーム開催なのだ。
そういった環境下では、そう易々と、10,000人超の運営能力が備わるはずもない。
例えば、緩衝帯の設置、あるいは、ホームアウェイ観客の混在をフォーマルに認めるなどした場合の、人的ノウハウ面の運営破綻を危惧していらっしゃるんだろう、きっと。
安全性の確保、とは言っていらっしゃいますがね。
ただ、ご安心召されよ。
そのホーム自由席に関する制限については、極めて温情的な規定となっている。すなわち、
〈ホーム自由席でのアウェイグッズを身に着けての応援、観戦はできません〉
要は、これだけ。
(マナーとして)周囲に喧嘩を売るような不快な真似さえなければ、アウェイゴール裏のクラップへの同調、チームの達成への拍手等は、これを制限していないのです。
しかも、現下、好都合なことに、声援は禁止されているのだから、自然とお行儀よく、バックスタンドの、南寄りのホーム自由席にて陣取って、アウェイチームに心情を全没入し切って観戦すれば良いのです。
かように、実は、アウェイ観客にかなり寛容な条件を設定して下さっているホームクラブには、感謝こそすれ、愚痴ったり文句を言ったらバチがあたります。
普段より割高なチケット代をお取りになるからには、異分子混入の覚悟もしていらっしゃるに違いない。
それはそれとして、実は、現地参戦のファンサポーターが、もっとも切実に心配すべきことは、競技場へのアクセス、つまり、駐車場の確保。
ほとんど千曲市に近い広っ原に作られたスタジアムゆえ、運動公園周辺に手当できる駐車スペースの貧弱といったら、これはもう、泣けてくる。
(もちろん、普段の2,000人台開催時は、これで余裕であって、運動公園内へ駐車も可能)
さてと、夜道を行き来しなけりゃならないとなれば、シャトルバス(全コース有料!)を使うしかないだろうが、
はて?、どのやり方がいちばん負担感と不快感が少ないのか、おそらくは、前哨戦の 5/8を過ぎても、まだ思案していそう。
行きは怖くて帰りはヨイヨイの、近くて遠いアウェイ遠征と、なりそうです。
(もちろん、これ、愚痴ではありませぬ)
では。